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シリーズ最大級のボリューム感!『戦国BASARA3 宴』開発者インタビュー

任天堂 Wii

カプコンから11月10日に発売されたWii/PS3ソフト『戦国BASARA3 宴』は、天下分け目の関ヶ原へと繋がる物語を描いた『戦国BASARA3』と世界観を同じくした豪華新作です。タイトルに「宴(うたげ)」とある通り、本作のテーマは「ドラマ&パーリィー」となっています。

今回インサイドでは、『戦国BASARAシリーズ』の1作目から携わり、アニメなどゲーム以外のコンテンツも監修しているディレクターの山本真氏に、本作への意気込みや魅力を語っていただきました。

―――改めて伺いますが、今回の『戦国BASARA3 宴』の見所とは?
山本:本作のテーマにもなっていますが、みんなで盛り上がってほしい「パーティ感」ですね。『戦国BASARA3』からプレイヤー武将も大幅に増えて、とてもワイワイした賑やかな感じになっています。

―――『戦国BASARA3』の16人から、本作はプレイヤー武将が30人にまで増えましたね
山本:バランスを取るとかではなく「とにかく30人使えるようにしたい」という思いがあって、スタッフが頑張りました(笑)。最初から使用できるのは24人の武将ですが、ゲームを色々と進めることで最終的に30人全員を使うことができますよ。松永久秀をはじめとした、本作でストーリーモードが用意されている8人の武将は最初から選択できます。

―――なかでもプレイヤー武将として松永久秀を使用できるのは、長らくファンに待ち望まれていた部分かと思います
山本:ドラマ性をテーマとして重視している部分や、タイトルの「宴」に対しても、松永久秀の物事に動じない風流さというか、独特の価値観はピッタリ合うと思います。松永は本作のストーリーで伊達政宗と真田幸村がようやく宿命の決戦をしているところに入ったり、徳川家康と石田三成との関ヶ原の決戦へも乱入したりします。本当にすごいタイミングなのが、物事の全ては松永の「価値観」で動いているなと思います。これまでも「大人の悪」を描いてきましたが、視点が他のキャラクターとは全然違いますよね。

これまで松永は「物」を欲するという見え方だったと思いますが、本作はより掘り下げて、考えなども読み取れる内容になっています。プレイヤー武将として操作することでも性格的な部分を感じて、アクション面でも彼の気分に浸ってほしいですね。

―――アクションスタイルを通して、キャラクターの個性を感じられると
山本:例えば片倉であれば剣の達人、佐助であれば忍者のような気持ちになってほしいなということで、それぞれ個性付けされた違うスタイルをもっています。ちなみに松永久秀だけ「優雅に歩く」ことができます(笑)。操作自体は簡単ですが、アクションゲームを好きな人やコンボにこだわる人も満足のいく設計になっていますよ。

―――ストーリーモードはどういった方向性で決まったのでしょうか?
山本:『戦国BASARA3』で描ききれなかった部分と、全く新しいものが半分半分くらいです。片倉小十郎であれば、前作では伊達政宗が冷静さを失っていたのを止めていました。そうした行動に至ったのは彼自身にも大きな物語があったはずなので、前作より少し前のドラマを描いています。猿飛佐助であれば、真田軍は前作で西軍と同盟を組みましたが、本来そう簡単な話ではありません。では、何故同盟を組んだのかという謎に迫ります。このあたりは前作の時間軸と重なっている部分もありますね。

逆にこれまでとは全く関係のないもの、例えば最上義光は、まつを誘拐から・・・といったオリジナルのストーリーになっています。他のキャラクターもそれぞれオリジナリティあるものになっているので、ぜひ全てのストーリーをクリアしてみてください。

―――『戦国BASARA3』と『戦国BASARA3 宴』には、引継ぎのほか「データ同期」がありますね
山本:これは前作を遊んでくれた人への感謝から生まれたものですね。今回もまた遊んでいただけるユーザーさんが多いかと思いますので、前作よりもさらにボリュームをもたせなくてはとの思いで、ゲームの内容も大きく変わっています。本作を初めてプレイした人には、データ同期が「前作も遊びたいな」というきっかけになってくれればいいと思っています。どんどん『戦国BASARA』シリーズファンが増えていってほしいですね。

―――TVアニメからゲームをやってみようと思ったファンも多いようですね
山本:TVアニメを見てからゲームを遊んでみたという方がとても多く、とても嬉しく思っています。TVアニメや舞台などに関わらせてもらっていますが、それぞれプロの人が『戦国BASARA』シリーズに真摯に向き合って作ってくれているのを見ると、パワーをもらって頑張ろうと思えます。どのコンテンツもユーザーに好きなように楽しんでもらいながら、大いに盛り上がってほしいですね。

―――今回もコラボレーション企画の多さに圧倒されますが、これは注目してほしいというものはありますか?
山本:全部注目してほしいところですが、テーマ曲を歌ってくれているT.M.Revolutionの西川貴教さんと『戦国BASARA』のCDを作れたのがすごいなと。CDジャケットはアニメを担当してくれた大久保徹さんが描いてくださっていて、素晴らしい出来栄えですよね。

あとは前回すぐ売り切れてしまった駅弁ですが、今回はそれ以上に作っています。このボリュームでこの価格、リーズナブルだと思います。僕も出張の行き帰りに買いたいです(笑)

名古屋のBIKEINA CAFEさんとのコラボカフェやカラオケチェーンのパセラさんとのコラボメニュー、Zoffさんとのコラボ・ダテメガネやANAセールスさんとのツアーに映画「ギャルバサラ」と、コラボ企画はすごいラインナップになっています。大江戸温泉物語さんとも初めてのコラボですね。

―――「戦国BASARA 第1回BSR48選抜総選挙」も、インパクトのある企画ですよね
山本:数えてみたら、意外と48人もキャラクターが登場していたなと(笑)。ドラマCDやイメージ映像、ウェブ上のCM出演権を選抜総選挙で争うといった企画ですが、公約PVやポスターを48人分作ったり、やるからには笑って盛り上がるように頑張っています(笑)。投票券はゲームに同封されていますので、購入した際はぜひ投票してださい。

―――最後に『戦国BASARAシリーズ』ファンに向けてメッセージをお願いします
山本:今年は『戦国BASARA クロニクルヒーローズ』をはじめ「劇場版 戦国BASARA -The Last Party-」や「舞台 戦国BASARA3」など、さまざまな方面で盛り、そこでユーザーの皆さんも愛情をもって応援して頂き、そして一緒に盛り上がってくれて、とても励みにりました。『戦国BASARA3 宴』は、その励みになったパワーを突っ込んで、スタッフ一同が頑張って作り上げました。「宴」というタイトルに負けない華やかさやボリューム、バラエティ感など盛りだくさんな作品になっています。『戦国BASARA』っぽさをよりパワーアップさせていますので、お友達や家族など、色々な人と一緒に遊んでくださると嬉しいです。

―――ありがとうございました

『戦国BASARA3 宴』は好評発売中で、価格はWii版は4,990円(税込)、PS3版は5,800円(税込)です。

(C) CAPCOM CO., LTD. 2011 ALL RIGHTS RESERVED.
《近藤智子》

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