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【E3 2011】龍が如くチームが手がける新作『Binary Domain』は手応えばっちり

ソニー PS3

Binary Domain
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「龍が如く」でおなじみの名越稔洋氏を筆頭に、同シリーズのチームが手がける新作TPS『Binary Domain』。セガブースで体験プレイができたので、インプレッションをお届けします。

本作はキャラクターは外国人という設定ですが、舞台となるのは2080年の東京。技術進歩で驚異となったロボットと、人間の戦いが描かれるという内容です。街中にはどこかで見たような店のロゴが立ち並び、殺伐とした雰囲気と、興味深いミスマッチを醸し出しています。あと70年たっても、こんな感じなんでしょうかね東京って。

ゲームは3名のチームで進行し、デモ版では主人公のダン、重火器を操るマッチョなロイ、スナイパーで紅一点のフェイが登場。ダン以外はAIキャラクターとなります。実は仲間にボイスコマンドが出せるのですが、そのことを知ったのはかなり後。体験中はまったく気がつきませんでした(E3版では実装されていなかったのかもしれません)。

ゲームシステムはカバーアクションや、遮蔽物から身を乗り出しての銃撃など、欧米のFPSやTPSでよく見られるシステムが実装され、この手のゲームが好きならすぐに入っていける感じです。2080年とはいえ、登場武器は実弾武器が中心で、SF的な飛び道具はありません。実在店舗のロゴと相まって、現代といっても通じるほどです。

むしろデモ版のポイントは、敵がロボットというところ。エネミーロボットに弾をたたき込むと、まず外装がはがれ、手足が吹き飛び、最後にぼろぼろになって破壊される。そんな無駄弾を撃たずとも、武器さえ破壊すれば、敵を無力化したも同じ。この徹底的にこだわったロボットの破壊され具合に、今までにない新鮮さを感じました。

ご存じの通り、FPSやTPSで部位破損を実現しようとすると、日本ではレーティングの壁が存在します。ぶっちゃけ、生身の兵士で腕が飛んだり、首がとれたりといったゴア表現は、日本ではNG。その是非はここでは問いませんが、部位破損を封印したことで、シューティングのおもしろさが減少したことは確かです。

この壁を「ロボット」という抜け道で越えようとする姿に、『龍が如く』と同じ「熱い姿勢」を感じるのは、筆者だけではないでしょう。デモ版で途中、胴体を引きずりながらプレイヤーを攻撃してくるエネミーロボットから、ゾンビのアナロジーも感じられたほどです。いや、相手がゾンビでも、やっぱり難しいんですよ部位破損って。

待ち受けるエネミーロボットを駆逐して進んでいくと、ビルの影から巨大ロボットが登場し、プレイヤーを攻撃してきます。この巨大ロボットというモチーフも日本ならでは。まずビルの階上から電源ケーブルを破壊し、ロケットランチャーを打ち込んで装甲を破壊。むき出しとなった内部にライフルを連射していると、デモが終了となりました。いや、純粋におもしろかったです。

ただ、電源ケーブルで動く巨大ロボットなんて、非現実的なわけで、このネタ加減が海外ユーザーにどのように映ったのか、ちょっと気になるところ。日本人なら「ああ、エヴァからの引用ね」とニヤリとするところですが、このへん「現実的じゃない!」と突っ込む海外ユーザーがいても、おかしくない。何かしら電源ケーブルが必要な理由付けがあればいいなあ、なんて思ったりする次第です。

もう一つ、敵がロボットということも関係しているかもしれませんが、画面が綺麗すぎて、全体的につるんとしている印象を受けました。もっとごみごみしていて、土煙などが吹き荒れて、全体的に汚い方が個人的には好みなんですが、どうでしょうか。いやもう、大変なのは百も承知ということで、はい。

公式サイトによると本ゲームのテーマは「命」とのことで、こうした部位破損や、人間対ロボットとの戦いというテーマ設定と、シナリオがどのように絡んでいくのか、注目したいところです。ボイスコマンドでAIキャラクターがさまざまな反応を見せる(らしい)というのも、おもしろいですね。発売日は2012年2月とのことで、まずは東京ゲームショウを期待しております。
《小野憲史》

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