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| 順番にゲストが登場。最初はやっぱりレイトン教授役の大泉洋さん |
最初に登壇したのは日野社長とレイトン教授役の大泉洋さん。レイトン教授シリーズの発表会では定番の組み合わせですが、大泉さんは緊張した様子。いつもは会場を埋め尽くす観衆が本日は報道陣のみ。お客さんはパソコンの向こうというUstreamに戸惑いのようでした。レベルファイブと言えばいつも派手な発表会というイメージですが日野社長は「大々的に発表会をしてもテレビに出るのはほんのちょっと。それなら今回はUstreamを通じて全ての皆さんに全編を届ける試みをすることにしました」と理由を説明しました。
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| あまりの驚き様に日野社長も苦笑 | |
まずは大泉さんに3DSを渡して完成したばかりの『レイトン教授と奇跡の仮面』をプレイしてもらうことに。「うぉー」「飛び出してるー」とまるでCMの嵐のような反応。奥行きのある世界にかなり感心した様子でした。大泉さんにはナゾを解いてもらったのですが、ナゾも3Dになっている本作に対して大泉さんは「奥行きが邪魔だなあ」と以前の「ナゾトキが邪魔」に続いての迷言が飛び出し、「報道陣はなかなか笑ってくれない」(大泉さん)という会場の面々も爆笑でした。
ここでルーク少年役の堀北真希さんも登壇。3DSでの最新作について「奥行きがあることで、よりレイトンの世界に居るような感覚に」とコメント。演技の面では「今回のルークはより愛らしくなっていて、"あくび"の演技もあったりして想像しながら演じました」とのこと。また「ルークらしい、置いて行かれて慌てたり、ちょっと怒ったり、そういうところは大事にしたい」と話していました。
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| 堀北さんも3DSには関心の様子 |
レイトン教授では若い頃のヤングレイトンも登場。この声には大泉さんはかなり苦労したそうですが、映像を見た堀北さんは「声がヤングじゃなかった・・・」とつぶやくと大ショック。「17歳のレイトンがどんな喋り方なのか、雰囲気なのか役作りを頑張ったのですが、真希ちゃんにああいわれて残念な結果に」と落ち込んでいました。
■渡部篤郎と相武紗季という異色コンビ
続いて登壇したのはデスコール役の渡部篤郎さんとレミ役の相武紗季さん。二人も3DSに興味深々の様子。「最初にレイトンを見せてもらった時はゲームの映像を超えたような綺麗さがあったけど、今回は更に印象的なものに」(渡部さん)、「奥行きも何段階もあって臨場感がある」(相武さん)と感想を話していました。
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| ウサギのかわいさに二人とも夢中 |
ここで「きょくげいウサギモード」が紹介されました。日野社長は「3DSというハードで可愛らしい動物が動くと本当にいいんです。ちょっとNintendogsに対抗しているというのもあります」と説明。可愛らしいウサギに芸を仕込んだり触れ合ったりするモードだそうです。ウサギの可愛さには二人も魅了されてしまったようで、相武さんの目つきがマジになってました。
■市村さんと吉瀬さん
続いてはブロネフ役の市村正親さんとシャロア役の吉瀬美智子さんが登場。
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| 自分たちのシーンを見入って |
まだ謎の多いブロネフ役の市村さんは「さあレイトンの仕事だとスタジオに行ったら1日で終わって。台本はあんなに厚いのに僕の場所はほんのちょっとで・・・」とちょっとがっかりした様子。ただし日野社長からは「レイトンの最大の謎に絡んでいるキャラなので次回作はもっと活躍が」との言葉でした。
一方の吉瀬さんは「声優のお仕事は初めてで、口に合わせて喋るのが大変でした」との感想。また、シャロワ夫人も若かりし頃にレイトンたちと大学に通うシーンが登場するそうで、「若い頃と年を取ったキャラを演じ分けるのを苦労しました」とのこと。かなり無理をして可愛らしい声で喋ったそうです。会場では映像が流されましたが、見事に演じられていました。
ここでレイトンの親友のランド役を演じた山本裕典さんがビデオレターで登場。「ストーリーがいつも面白く、一つの映画を観終わったような感覚になれる」とシリーズへの想いを語りました。最新作については「3Dの映像を使ったナゾトキも沢山あるので楽しみ」とのことでした。
日野社長からは山本さんもオススメという「遺跡モード」と「ねじまきロボット」という要素が紹介。本作では本編に付随したモードが多数収録されているようで、これらもその一つ。遺跡モードではRPGのようなゲームが遊べるそうです。また「ねじ巻きロボット」はロボットをゴールに導くというパズルです。謎解きの合間に遊ぶと気分転換にも良さそうです。
■最後のゲストはユーミン
最後のゲストとして登場したのは主題歌「Mysterious Flower」を歌うユーミンこと松任谷由実さん。数々の名曲を手掛け、これまでのタイアップ曲も非常に有名なものばかりという超大物です。日野社長も「お話をしてOKをいただいたときは感動した」と語っていました。曲も、有り物ではなくゲームのために書かれた完全オリジナルになります。
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| ユーミン登場に日野社長も恐縮の様子 |
松任谷さんは「私の場合は殆どの場合、曲を先に書いていくんです。最初にMysterious Flowerという見出しが浮かんだので、そこから作っていきました。食虫植物や、取り込まれる、中毒性、そういうイメージで書きだしていって、メロディは中南米のちょっと怖いようなサウンドを使いました。レイトン教授というゲームも色々な解釈が出来るゲームなので、曲も謎というところに焦点を置いたものにしました」と話していました。
実は日野社長はもっと悲しげな曲をリクエストしたそうですが「Mysterious Flower」は明るいイメージもある曲に仕上がりました。しかしラストシーンには見事にはまったそうです。これについて松任谷さんは「自分はただノー天気な明るい歌も作らないし、ただ暗い曲も作らない。人の気持ちはもっと複雑だと思うんです。そういう微妙なところを追求したいと考えていて、遊ぶ人がその時の気持ちを投影できる、歌も謎解きのような曲にしました」とのこと。
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| ユーミンも本編に登場 | PVにも出演 |
「Mysterious Flower」は4月6日に発売される松任谷さんの新アルバム「Road Show」にも収録されます。このPVにはレイトン教授や、キャラクターになった松任谷さんも登場するそうです。見事に特徴を捉えています。また、本編にも登場します。ここでキャラクターを手掛けたレベルファイブの長野拓造氏が登壇。実は長野氏は多摩美大で学部も同じ松任谷さんの後輩なんだそうです。制作途中で「目を離すと似ますよ」というアドバイスを本人から貰ったという長野氏。後輩ということで打ち解けたのか「上手く作ってもらってファンタジーの世界で生きようという決意が固くなりました。長野、センスいいじゃないですか」と呼び捨てになってました。
最後に松任谷さんは「ゲームも映画もアウトプット先は関係ないと思っていて、日野さんから並々ならぬレイトンへの愛情を感じました。そういう現場は熱くて刺激になりました」とコメント。「レイトン教授と私ががっぷりコラボレーションしてできたMysterious Flower、ゲームの中身と共にご期待ください」と挨拶して去っていきました。
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特番は約1時間半という時間でしたが、豪華キャストが勢ぞろいでUstreamも盛り上がりを見せたようです。シリーズ第5作となる『レイトン教授と奇跡の仮面』はいよいよ26日に発売。ぜひ3DSの本体と同時にお買い求めください。
なお、本日の模様はUstreamで録画されたものが視聴できます。ぜひチェックしてみてください。
http://www.ustream.tv/channel/layton-kiseki
