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「今度はライバルだ」山ちゃんが『戦場のヴァルキュリア3』に登場 ― プレス発表会レポート(前編)

セガは11月9日、プレイステーション・ポータブルソフト『戦場のヴァルキュリア3』のプレス発表会を秋葉原UDXにて開催しました。

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『戦場のヴァルキュリア3』プレス発表会レポート
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セガは11月9日、プレイステーション・ポータブルソフト『戦場のヴァルキュリア3』のプレス発表会を秋葉原UDXにて開催しました。



『戦場のヴァルキュリア』は、戦争という極限状態での人間ドラマを描いた大作アクティブ・シミュレーションRPGシリーズ。1作目はPS3ソフト、2作目はPSPソフトとして発売され、人気を博しています。



発表会ではいくつかの新情報が公開されましたが、そのひとつがダハウ役の声優です。ダハウは主人公たちのライバルとなる帝国軍特殊部隊カラミティ・レーヴェンの指揮官で、ストーリー上、重要な役どころだといます。今回初めて、このダハウの声を山寺宏一氏が担当することが明らかにされました。

プロデューサー本山真二氏(セガ)


この発表に先立ち、会場となった秋葉原UDXシアターには本作のプロデューサー本山真二氏が登場。「昨夜できたばかりで、スタッフのなかにも観ている人はほとんどいない」というオープニング・ムービーを披露しました。このムービーはアニメ製作会社プロダクションIGによるもので、本山プロデューサーは「敵に立ち向かっていく強さを表現できた」と話していました。

主題歌を歌うMay`n(めいん)さん


続いて、このムービー中に流れる楽曲を歌手のMay`n(めいん)さんが提供することが明らかにされ、May`nさんご本人が登壇しました。May`nさんは愛知県出身の21歳。アニメ「マクロスF」では歌姫シェリル・ノームの歌を担当したほか、今秋公開の映画「インシテミル 7日間のデス・ゲーム」では主題歌を担当しています。



そんなMay`nさんは今回楽曲を提供するにあたり、本山プロデューサーと何度も打ち合わせをし世界観を理解したうえで歌詞を書いたといい、「“運命の振り子が名もなき僕らを動かし続ける”という部分に未来へと立ち向かう主人公たちの想いを込めました」と語りました。

右・遠藤綾さん 左・浅野真澄さん


代わって本作の声優陣が紹介されます。まず、『戦場のヴァルキュリア3』で主人公と共に戦うリエラ演じる遠藤綾さんと、同じくイムカを演じる浅野真澄さんが登壇。その直後にダハウ役の山寺宏一氏が登場しました。

「OVAの次はハリウッドへ」と語る山寺宏一氏


山寺氏は開口一番「ダッハー!」と、ダハウ版「オッハー」で挨拶。「(主人公クルトを演じる)中村悠一君が来ると思ってた人がいるのでは・・・」と、場内の笑いを誘っていました。



そんな山寺氏も『戦場のヴァルキュリア3』の世界観について「非常に深い作品だと感じました。本作はヨーロッパの架空の国が舞台ですが、民族に対する迫害は今日の新聞にも載っているような問題ですから」と真面目なコメント。ダハウというキャラクターについて「余裕のあるキャラクターで、落ち着きのない自分が演じるのは大変でした(笑)敵すらも優秀なものは認める度量の大きさがあるんです」というと、本山プロデューサーが「取引きをしてでも目的を成し遂げようとする信念をもったキャラクターを、かっこよく演じていただけた」と語りました。

OPムービーを観た感想として「公式サイトで観られるものとはまた違うので、早く物語の続きを知りたいです」と遠藤さん。重い宿命を背負ったリエラを演じるにあたり、「戦いの場面で、声をはっきりと入れるかどうか自分のなかで悩みました」といいます。

一方の浅野さんは「May`nさんの曲を映像と一緒に聴けて、切なさが伝わってきました」と話し、自身が演じるイムカについて「私は長い物には巻かれてしまいますが、イムカは突いたら割れてしまうガラスのような性格。復讐すべき相手が仲間であるところに、葛藤します」と語り、「私とイムカとの唯一の共通点は、キノコが苦手なところ」と話しました。

レポートは後編に続きます!

『戦場のヴァルキュリア3』は2011年1月27日発売決定。価格はUMD版が6,279円(税込)、ダウンロード版が5,600円(税込)となっています。

(C)SEGA
《D》
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