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【E3 2010】『VANQUISH(ヴァンキッシュ)』コンセプトは「シューター時々キャシャーン」 ― 三上真司が語る

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【E3 2010】『VANQUISH(ヴァンキッシュ)』コンセプトは「シューター時々キャシャーン」 ― 三上真司が語る
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  • VANQUISH(ヴァンキッシュ)
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三上真司氏
シューターたまにキャシャーン=『VANQUISH(ヴァンキッシュ)』、なんだそうです。

『バイオハザード』シリーズの初代ディレクターとして有名な三上真司氏の最新作『VANQUISH(ヴァンキッシュ)』。セガとプラチナゲームズが共同開発中のサードパーソンシューティングで、当初から欧米市場を意識して制作されています。

主人公は新型バトルスーツARSに身を包んだ男性サム。太陽光発電コロニーを占拠したテロ集団「ロシアの星」のマイクロウェーブ攻撃でサンフランシスコが壊滅。アメリカの無条件降伏を要求する中、コロニーに潜入し、恩師カンディード博士を救出するという設定です。

E3セガブースで行われた、三上氏を囲んでの合同インタビューでは、おなじみの三上節が炸裂。中でもARSのフォルムについて「あれはキャシャーンだったんです。だから銃ではなくて、敵を殴って壊したかったんです。でも、それだと海外では厳しいですよね」などとコメントし、取材陣の笑いを誘いました。

もともとのコンセプトも「シューター時々キャシャーン」だったのが、次第にシューターの要素が強くなり、結果的に「シューターたまにキャシャーン」になったとか。また三上氏の前作『GOD HAND』が格闘メインのアクションゲームだったため、今回はシューターメインの内容になった経緯もありました。

なお平成生まれの読者のために、あえてキャシャーンすなわち昭和48年放映のアニメ「新造人間キャシャーン」のことだと補足しておきます。タイトルの『VANQUISH(ヴァンキッシュ)』とは「征服者」の意味で、アンドロ軍団の鉄の悪魔を叩いて砕く・・・。ちなみにARSの白地に黒のラインや、ヘルメットが大きすぎないというデザインも、キャシャーンに影響を受けたとのことでした。
 
最近は『Gears of War』や『Call of Duty』といった海外ゲームに傾倒しているという三上氏。本作でも、そういった大作に負けない物を作りたいと抱負が語られました。めざすはPS3最高のグラフィックと爽快感。ただし残念ながら本作はシングルプレイのみとなっています。マルチプレイのノウハウがなかったため、中途半端な内容にするくらいなら、思い切って削られたそうです。



ゲームプレイはブーストを使った高速移動と、ステップから始まるスローモーションの戦闘が中心になっています。マップはオープンフィーウドで、敵の弾が四方八方から飛び交う中を、ブーストでカバーからカバーへと高速に移動。要所でスローモーションを駆使して、敵を撃破していくというイメージです。

なお、スローモーションはジャンプ中にも使用でき、スタイリッシュなアクションが楽しめますが、そのぶんエネルギーを消費します。エネルギーがゼロになるとオーバーヒートとなり、しばらくブーストもスローモーションも使えなくなるので、注意が必要です。

難易度は「イージーオートマ」「イージー」「ノーマル」「ハード」「ゴッドハード」の5段階で、ノーマルもゲーマー向けに難易度が高めとのこと。逆に「イージーオートマ」では照準がある程度オートになっており、ヘッドショットを連続して決められ、かなり気持ちが良いのだとか。総プレイ時間はノーマルだと7時間で、イージーオートマだと半分でクリアできるそうです。

「おまけのおまけ」で昨今のゲームには珍しく、スコアが導入されています。ヘッドショットを狙ったり、ボスキャラで部位破壊を決めたりすると、高得点が稼げる仕組み。ゲーマー向けにハイスコアを競って欲しいとのことです。

ストーリーは「基本的にはスカッと派でいきたいのですが、シナリオの終わり方はあんまり・・・言えません」とのこと。途中でちょっと重たいシーンがあるものの、全体的にはハリウッドのアクション映画的なんだとか。ロシアのテロリストに脅迫されるアメリカを舞台に、日本人が作ったストーリーで、どのような展開になるかも注目です。

また、マルチプレイを削った分シングルプレイのおもしろさやゲームバランスなどには非常に力を入れたとのこと。「人以外のものを撃ってこれだけの快感が味わえるゲームはそれほどないと思います」とアピールしていました。10月発売を予定しています。

(C)SEGA
《小野憲史》

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