今回のインタビューには、株式会社ポケモン代表取締役社長の石原恒和氏と、ゲームフリークのディレクター森本茂樹氏と岩田社長の3人の構成。
『ポケットモンスター 金・銀』から10年、ニンテンドーDSで蘇る本作ですが、まず『ポケットモンスター 赤・緑』の話からインタビューは始まり、ゲームボーイ末期に発売されたこともあって発売当時はあまり目立った売り上げじゃなかったと石原氏。
しかし、その流れを変えたのが「ミュウ」。ゲームには名前だけ出てきて通常のプレイでは手に入らないミュウは、デバック用のプログラムを抜いた300バイト程度の空き容量にこっそり入れたとか。それがバグで一般のユーザーに見つかり話題に。コロコロコミックでプレゼントなどの展開で一気にポケモンブームがやってきたと語っています。
そしてその続編として作られたのが『ポケットモンスター 金・銀』。たった4人のプログラマーで制作してたとか。当初の発売予定から大幅に完成が遅れ、何度も発売を延期しようやく完成したソフトです。
その間に「青」や「ピカチュウ」、「ポケットピカチュウ」『ポケモンスタジアム』などが世に出ました。『ポケモンスタジアム』で動かす戦闘プログラムを1週間で移植したと岩田社長。当時はHAL研究所の社長でしたが、どちらかと言うとプログラマーとしての仕事の方が強かったそうです。ここで岩田社長がポケモンに絡みがあったのはちょっと意外な印象を受けますね。
そしてゲームボーイアドバンスで『ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン』が発売され、ワイヤレスアダプタで通信ケーブル不要で通信が出来るようになり、「かがくのちからって すげえ」と思った石原氏。
そしていよいよ『ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー』の話に入ります。発売を前に是非一度チェックしてみてください。
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