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【E3 2009】開幕前日!嵐の前の静けさの会場を視察

海外イベント取材といえば、たいてい編集部単位でホテルに泊まるモンですが、インサイドのE3取材スタッフは銘々が勝手に好きなホテルに泊まる独立愚連隊方式。出国も帰国もお好み次第という、究極の現地集合・現地解散方式です。というわけで筆者の場合は、ここ数年定宿になっている、チャイナタウンの入り口にあるホテルに決めています。ロスについてチェックインも終わったので、プレスパスの登録のため、偵察がてら会場のコンベンションセンターまで行ってみました。

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海外イベント取材といえば、たいてい編集部単位でホテルに泊まるモンですが、インサイドのE3取材スタッフは銘々が勝手に好きなホテルに泊まる独立愚連隊方式。出国も帰国もお好み次第という、究極の現地集合・現地解散方式です。というわけで筆者の場合は、ここ数年定宿になっている、チャイナタウンの入り口にあるホテルに決めています。ロスについてチェックインも終わったので、プレスパスの登録のため、偵察がてら会場のコンベンションセンターまで行ってみました。



会場までは市内の地下鉄トラムを乗り継いでいきます。ユニオン駅でレッドラインに乗り、7th Streetでブルーライン乗り換えて、一つ目のPico駅で降ります。所要時間は約15分。ホテルから会場までは約30分といったところ。



駅を降りて踏切を渡ると、目の前に会場が見えてきました。写真で見えるのは、メイン会場のサウスホールとウエストホールを繋ぐ回廊部分。大きな広告は2K Gamesの『Mafia II』です。同社の目玉といわれているのが、日本でも人気の出たFPS『Bioshock 2』ですが、ここに『Mafia II』を持ってくるところに、意気込みが感じられます。



サウスホールの広告は、EAの新作音楽ゲーム『Brutal Legends』。まだまだ北米市場ではハードロック系の音楽ゲームが人気のようです。メインエントランスのウエストホールを飾るのは、ソニー・コンピュータエンタテインメント。「Playstation」というプラットフォームを前面に押し出した展開です。そういやSCEさんのE3での全面広告って、いつも特定のタイトルに注力せず、プラットフォームを押し出す印象がありますね。



会場の通りを隔てた反対側には、EAの新作『シムズ3』のでっかい広告が。ちょうどE3会期中に発売されるタイトルで、ヒット間違いなしの堅いタイトルです。ちなみにこの広告、廃屋になっている建物の上にかぶせてあるだけで、いかにもアメリカン。確かに広告を出すには絶好の建物なんですが・・・いったい出稿額はいくらなんでしょうかね?



ウエストホールの入り口には、VOGSTERの『CRIME CRAFT』。E3は例年、主催団体のESA加盟メーカーが中心となってブース出展していましたが、今年からその規制が緩まり、さまざまな中小パブリッシャーが、ここぞとばかりに出展しています。こうした中から、どんなサプライズが飛び出すか楽しみです。一方ドアには『Fallout』で日本でもおなじみになった、ベセスダの新作『WET』『ROUGUE WARRIOR』の広告が貼られていました。



中に入ると、まだまだブースを設営中といったところ。エキスポ展示は翌々日の午後からなので、急ピッチで設営が進んでいるという感じです。ちなみに入り口からウエストホールに向かうロビーには、例年ルーカスアーツが巨大なモニターを設営して、スターウォーズ系ゲームのトレーラーを流していたものですが、どうも今年はなさそうで、ちょっと寂しい感じですね。



ウエストホール入り口で右手に曲がるとプレスルームです。例年プレスルームは2階の左手にありましたが、今年は場所が変わって、スペースもずいぶん広くなりました。それはそれで嬉しいんですが、例年は各メーカーがクロースドなブース出展を行っていた場所なので、ちょっと複雑な感じ。フロアプランを見ても、ケンティアホールでの出展がないなど、最盛期の2/3といった感じでしょうか?



無事にプレスパスをもらって会場を出ようとすると、来年度の告知が。来年もE3は開催されるようですが、日程は決まっていないようです。となると、場所がどこになるのか、またまた危惧されるところ。とりあえず今年の成果を見てから・・・ということなんでしょうね。



会場を出て左手に進むと、ホテルの壁面に巨大な『FF13』の広告が貼られていました。先日日本でも発売された体験版のプレイアブル出展が見込まれますが、何か新しいトレーラーなどの発表もあるのでしょうか? というわけで、いよいよ明日から各プラットフォームホルダーのプレス説明会、そして明後日からE3開幕です。
《小野憲史》
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