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【女の子もゲームしよう】第23回 Wiiリモコンがセキュリティ解除装置に

任天堂 Wii

ここのところアクティブなゲームが続きましたが、今度は心穏やかに『アナザーコード: R 記憶の扉』をご紹介したいと思います。ゲームで泣いたのはいつぶりでしょう、親子の絆、アシュレイの成長、そして真実。ラストでは思わず目頭が熱くなってしまいました。

2005年にニンテンドーDSで発売された『アナザーコード 2つの記憶』ではまもなく14歳になる女の子、アシュレイが孤島「ブラッド・エドワード島」で死んだと思っていた科学者の父と再会しました。父と無事に再会を果たしたアシュレイは、謎の死を遂げた同じく科学者である母サヨコの死についての真相も知ることができました。

これからはずっと一緒に居ると誓った父でしたが研究所に戻ってしまい、複雑な心境の16歳のアシュレイ。そんなある日、半年も会っていない父から届いた「DAS」という機械とファミリーキャンプの招待状。気が向かないアシュレイでしたが、キャンプ場がある「ジュリエット・レイク」でアシュレイの冒険と成長は始まっていきます。今度は、お母さんを求めて…

■片手で簡単にプレイできます。
操作は移動も行動もWiiリモコンで手軽に。行きたい方向へポイントを押せば、自然が美しいジュリエット・レイクを横スクロールでタッタッと歩くことができます。背景に流れるBGMも穏やかながら神秘的で、足音が刻む音とリンクして、よりゲームに入り込むことができます。気になったところはWiiリモコンを向けて調べてみましょう。その時は何もなくても、後で謎を解く重要な手がかりになることも。

■実際の会話と同じような感覚に。
この作品をプレイしてみて一番に感じたのは、キャラクターで終わらずその先に「人」を表しているようなリアリティがあるということ。会話の場面になると、目の動きから心情を感じ取れたり、困惑したような口元、神経質そうに腕を組む動作など、キャラクターの特徴、性格、心情がごく自然に表現されています。いやいやだけど、同意するという複雑な状況もキャラクターの動作と表情から読み取れることができます。アシュレイと父のギクシャクした親子の距離感も今作品の見所です。

操作することができるアシュレイが会話中では、疑問を感じるとポップアップのように「○○って?」と項目が表示され、アシュレイは頭を少しかしげ、疑うように上目でジッと相手をみます。その疑問の浮かぶ場所は私達がプレイしていて疑問を感じる時と近しい位置にあり、よりこのアナザーコードの世界に吸い込まれていきました。そのアシュレイと私の疑問は会話の最後で選択肢になり、相手に聞くことでストーリーを深く知る機会になったり、重要なキーになっていきます。

■ニンテンドーDSiとWiiリモコンがゲーム中に登場?
シリーズ共通して登場する「DAS」という小型の機械。前作はニンテンドーDSにそっくりだし、今作ではあのニンテンドーDSiにソックリ。ゲーム内ではメッセージを受信したり、写真を撮れたり、パソコンに近いような様々な機能がついています。その中のひとつ「データベース」という項目をチェックすると、実際のWiiがウィーン、カリカリ…と読み込み音がするんです。狙ってそうしているかはわからないのですが、データベースにアクセスしてる!という感じがして、とても印象に残っています。

そして「RAS」というWiiリモコンに似ている機械。セキュリティカードで開けるのが一般的なドアも、セキュリティ装置にRASを向けてみると…

1 A + 2 B −

後はWiiリモコンを見ればもうお分かりですね。

■どんどんリンクする、触れる推理小説。
シリーズの大きな特徴でもある「自分が謎を解いている感触」を象徴するRASでの操作。その他にもWiiリモコンは本をめくるための手だったり、水質検査のための試験管だったり、どの操作もよく凝っています。謎解きの場面でも自分のWiiリモコンでの動作が謎解きに影響を与えていきます。始めは簡単でも、徐々に手ごわくなっていくので解けた瞬間はスカッとします!

■ぜひ、プチ体験してみて!着信メロディをゲットしよう。
公式ページではゲーム内でも登場する音楽プレーヤーを起動させるために電池を探すという、アナザーコードの世界のプチ体験ができます。見事に電池を探し出し音楽プレーヤーを起動させると、作中で使われている曲を着信メロディとしてダウンロードできるようになります。この旋律、とても美しくて大のお気に入り。私の携帯電話のメール着信音にしています。

前作をプレイしていなくても、流れがわかるような丁寧な作りになっていますので、アナザーコードデビューにもオススメです。繋がりや共通点がある『アナザーコード 2つの記憶』や『ウィッシュルーム 天使の記憶』をクリア後にプレイしてみるのも面白いかもしれませんね。

■著者紹介

石橋 加奈子
1986年12月11日生まれ。A型。何事にも興味を持ち、吸収するのスタンスで2007年からジャンルを問わずフリーライターとして活動。ゲームに関してはハマりやすく飽きっぽいが、周りの英才教育のおかげでアーマードコアや、ギルティギアなどにも手を出して楽しんでいる。他の趣味はジャズ、写真、インターネット。
ブログ/心具港:http://ameblo.jp/think-port/
《きゃんこ》

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