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韓国が不正コピーの取締を不当なものと反発−「任天堂がもたらしたのは小学生のゲーム中毒だけ」

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任天堂が、韓国や中国など6ヶ国を著作権侵害の激しい国として指定、スペシャル301条(知的財産権に対する対外制裁に関する条項)のもと、米通商代表部に協力を要請したのは記憶に新しいところですが、これに反発する動きもあるようです。

朝鮮日報は「韓国を「漁場」としか見ていない任天堂」と題した記事において、任天堂の措置は不当なものであり、韓国ゲーム界の発展に寄与していないとする見解を明らかにしました。

朝鮮日報は、韓国の著作権侵害に関しては「残念ながらこれは、事実に反するものではありません。」と認めると同時に、今回の協力要請が「韓国への奇襲攻撃」であり、「任天堂の今回の措置は、韓国を無視した不当な仕打ちだという指摘が出ています。」と現地情報を紹介。

「任天堂が韓国にもたらしたものといえば、「小学生のゲーム中毒」だけです。」と任天堂の韓国進出を総括。ゲーム中毒が増えることが任天堂の利益となるため、違法コピーの問題に「見て見ぬふり」をしてきたのはゲーム機を売り込むためであるという声も出ているとしています。

韓国では、韓国製ニンテンドーDSゲームが少ない事に関して「任天堂に積極的な姿勢が欠けていたことも一因だという見方があります。」と任天堂の姿勢を疑問視する意見もあるとし、韓国のゲームショー「Gスター」に出展していないことから、任天堂は、お金を稼ぐ場所としてしか韓国市場を見ていないと締めくくっています。

韓国任天堂(Nintendo of Korea)の甲田峰雄社長は「韓国の市場にはオンラインゲームに興味がない人、かつてオンラインゲームをしていたが今は遊んでいない多くの人がおり、そこに成長の可能性があると信じています」と、現地の特性を認識した上での展開を行っていく姿勢を表明。

今回の要請では、任天堂は韓国に対して「著作権侵害が増加し続けているが継続した取締が続いていることを評価する」……としていますが、これは6ヶ国の中でもかなりポジティブな評価となっています。

任天堂が韓国展開を行う上で最大の障害が違法コピーと言われてきましたが、これを取り締まる措置が現地で支持されない可能性もあるということで、任天堂の今後の対応が注目されます。
《水口真》

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