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脳トレ系ゲームの医学的効果に疑問の声−「楽しむなら良いが幻想を追うなら再考の必要」

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脳トレ系ゲームの効果に疑問の声です。

BBCが報じるところによりますと、消費者団体「Which?」は脳トレ系ゲームの効果に関して三人の専門家に調査を依頼。ニンテンドーDSiやPCなどいくつかのプラットフォームにおいて調査を行いました。

『脳を鍛える大人のDSトレーニング』を使った時の脳の血流を調査したところ、友人に話しかけたりインターネットでネットサーフした時も同様の効果が見られたとのこと。
また、記憶力を改善するというPCソフト『Mindfit』の効果は『テトリス』など「標準的なコンピューターゲーム」と同じだったとのことです。

「Which?」のMartyn Hocking氏は「これらのゲームで楽しむならばよいが、“心をシャープにするという効果が科学的に証明されている”という幻想を追うなら再考の必要がある」とコメントしています。

任天堂のスポークスマンは、ゲームの効果が科学的に証明されたとは主張していないとコメント。また、『Mindfit』を販売するMindWeaversのBruce Robinson氏は、自社製品の有効性に関し、脳トレ系ソフトは新たなフィールドであり、British Medical Journalはこれらのゲームに効果がないとは言い切れないという結果を出しているとしています。

「Which?」のレポートでは、効果が薄いとする調査結果と同時に、『脳を鍛える大人のDSトレーニング』への肯定的な感想も掲載。メンバーであるKerry Redden氏は「ゲームは簡単に遊べるしとても楽しかった。暗算力が改善されたし、返品しようとは思わない。脳年齢を26歳以下にしたい」とコメントしており、「Which?」の争点は医学的な効果の立証にある模様です。
《水口真》

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