セガレーシングスタジオは2005年に、元コードマスターズのGuy Wilday氏らを中心に新しいレースゲームを開発するために設立された会社で、約60名のスタッフが在籍しました。従業員が英国のその他のセガのスタジオ(The Creative AssemblyやSports Interactive)に移籍するチャンスがあったかどうかは不明です。
英国はコードマスターズ(『コリン・マクレー ラリー』『TOCA Race Driver』)やクライテリオン(『バーンアウト』)、Black Rock(『MotoGP』)、ソニーリバプール(『Wipeout』『F1』)、などレースゲームを得意とするゲームメーカーが多数存在します。
また、セガもこの内容を確認したということです。
セガでは欧米の各開発スタジオについて利益が出ているかどうか見直しを図っていて、セガレーシングスタジオは当初の「5ヵ年計画」を達成できていないことなどから閉鎖対象となったようです。本件以外にもセガサミーグループはセガコリアやサミーヨーロッパの閉鎖、みなとみらい21への投資中止などリストラを進めているようです。
関連リンク
編集部おすすめの記事
ゲームビジネス アクセスランキング
-
「キミの心の応援団長」バーチャルYouTuber富士葵が込める想いとはーーキーマンインタビュー
-
【CEDEC 2014】知っておきたいゲーム音楽著作権、JASRACが教える有効な利用法
-
【CEDEC 2009】猿楽庁の橋本長官がゲームのチューニングを語る・・・「ゲームチューニングってなんだろう?」
-
ポケモンはここで作られる!ゲームフリーク訪問記(前編)
-
任天堂がマイクロソフトにレア社を売却した経緯とは・・・3億7500万ドル巨額買収の裏側
-
【レポート】進化を続けるLive2Dの現状と未来…「2Dと3Dのいいとこ取りを目指す」
-
なぜ「アイカツ」のライブ映像は、ユーザーを魅了するのか…製作の裏側をサムライピクチャーズ谷口氏が語る