人生にゲームをプラスするメディア

トム・クランシーに関する全ての権利をユービーアイソフトが獲得

ビーアイソフトは、作家のトム・クランシー氏との間で、ゲームや関連する書籍や商品などで使用する「トム・クランシー」ブランドに関して、その全ての権利を獲得する契約を締結したと発表しました。

ゲームビジネス その他
ビーアイソフトは、作家のトム・クランシー氏との間で、ゲームや関連する書籍や商品などで使用する「トム・クランシー」ブランドに関して、その全ての権利を獲得する契約を締結したと発表しました。

獲得金額は開示されてませんが、これにより同社は将来のロイヤリティの支払いなしに「トム・クランシー」ゲームの製作やその他の様々な事業を展開出来る事になります。

トム・クランシー氏の著作を基にした『レインボウシックス』や、シナリオを書き下ろした『スプリンターセル』など様々なゲームがこれまでに成功を収めていますが、ユービーアイソフトでは今回の契約により、年間で約500万ユーロ(約7億5000万円)程度のプラスに働くとしています。

ユービーアイソフトのYves Guillemot CEOは次のように述べています。

「過去10年間に渡って私たちのコラボレーションは『スプリンターセル』、『ゴーストリーコン』、『レインボウシックス』などクリエイティブ性で業界の高い水準を築くと共に、非常に大きな成功を収めてきました。今回、トム・クランシーの名前をゲームや関連するプロジェクトで使用する全ての権利を獲得できたのは大きな出来事と言えるでしょう」

「私たちの業界の将来は、ユーザーを魅了する素晴らしいブランドを生み出し、成長させ、幅広いメディアで展開する能力にかかっています。トム・クランシーのブランドは世界中で非常に刺激的なゲームや映画そして書籍を提供するものと認識されています。『EndWar』に基づく本も最近の成功の例で、NY Timesのトップ10フィクション作品にも4週間に渡ってリストされています。過去10年間で構築した強力なフランチャイズを、私たちは世界のエンターテイメント業界に通用する一段上のブランドに成長させていきます」
《土本学》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. 【CEDEC2012】みんな大好き「プリキュアダンス」の変遷 ― その技術に迫る

    【CEDEC2012】みんな大好き「プリキュアダンス」の変遷 ― その技術に迫る

  2. ゲーム開発は大変だけど楽しい!アークシステムワークス『GUILTY GEAR』開発チームが学生に語る

    ゲーム開発は大変だけど楽しい!アークシステムワークス『GUILTY GEAR』開発チームが学生に語る

アクセスランキングをもっと見る