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Harmonixがアクティビジョンを提訴、そして取り下げ―『ギターヒーロー』のロイヤリティを巡って

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Varietyによれば、『ギターヒーロー』とその続編『2』を開発した米国のゲームデベロッパーのHarmonix Music Systemsが、『2』と『3』の発売元となっている大手パブリッシャー、アクティビジョンに対して1450万ドルのロイヤリティが未払いであると提訴しましたが、直ぐに取り下げたそうです。

Harmonixは『ギターヒーロー』と『2』を開発し、1作目はRedOctaneという会社から発売されましたが、RedOctaneはアクティビジョンに買収され、2作目はアクティビジョンからの発売となりました。その後Harmonixは米メディア複合体バイアコム傘下で音楽チャンネルで知られるMTV Networksに買収され、似たような音楽ソフト『ロックバンド』を開発、MTVから発売されました。そしてアクティビジョンは開発元をネバーソフトに変えて『ギターヒーロー3』を開発、昨年発売しました。

Harmonixは、元々RedOctaneとの間で結んだ契約には2種類のロイヤリティレートが存在し、もしHarmonixが関わらない形での続編や派生作品が販売される際は高いレートを適用すると書かれていたがアクティビジョンはこれを遵守しなかったと主張しています。ただ、取り下げの理由については明らかにしていません。

アクティビジョンでは続編として伝説のロックバンド・エアロスミスをフィーチャーした『ロックバンド エアロスミス』も2008年中に発売するとしていて、人気フランチャイズとなっただけにロイヤリティ問題は頭の痛い問題となりそうです。

最新作である『3』は国内ではPS3とPS2で発売中です。

また、Seattle Post Intelligencerによれば、『ギターヒーロー』を巡ってアクティビジョンは、著名な楽器メーカー・ギブソンからも特許を侵害しているとして販売を中止するかライセンスを取得するように訴訟を受けたということです。
《土本学》

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