韓国でWCGが誕生し、その中の種目として『カウンターストライク』が競技され、世界のプレイヤーが韓国で華麗な技とチームワークを決めました。これをきっかけに韓国ではFPSブームが起こり、さまざまなオンラインFPSゲームが開発され、サービスを開始しています。『WarRock』もその人気FPSのひとつです。日本でも多くのFPSプレイヤーを獲得し、日本のFPSブームの先駆けとも言えるゲームです。
5人対5人のチーム戦とあって、やはりプレイヤー全員はステージに上がれません。そこで、選手たちはテーブル席で対戦し、ステージ上のスクリーンに画面を映し出すというスタイルで決勝戦が行われました。解説は日本で『WarRock』を運営しているゲームポータルLievoの河野プロデューサーでした。
競技は小規模戦闘のミッションモード。攻撃側が指定の場所に時限爆弾を設置して爆発させるか、相手を全滅すれば勝利。守備側は爆弾設置前に相手を全滅させるか爆弾を解除すれば勝利。決勝戦には東京ゲームショウ大会で優勝したTeam：Japanと、同3位だったTeamHです。
ゲームは9ラウンド戦×3本先取。1回戦の9ラウンド戦で先に5ラウンド勝った場合を1本とし、先に3本取ったチームを優勝とするルールでした。
Team：Japanの先攻で始まった1回戦。マップはCadoro(カドーロ)。まずは前回優勝のJAPANが2ラウンド先取します。Hも負けじと次の1ラウンドを取りましたが、残念ながら勢いは続きません。その後3ラウンド連続でJAPANが勝って1本を取りました。2回戦のマップはMarien（マリエン)です。まずはHが2ラウンド先取して好調なスタート。Hはこのマップが得意のようです。JAPANも2ラウンド取りますが反撃はそこまで。2回戦はHが1本を取ってスコアは1本対1本となりました。
3回戦は攻守交代して再びCadoro(カドーロ)。こちらはJAPANが得意としているようで、5対1で圧勝です。あと1本で勝利を確定したいJAPAN。しかし立ち上がりが弱い。次の4回戦はHが得意とするマップ、Marien（マリエン)でした。まずはHが2ラウンド先取します。しかしJAPANが底力を発揮。3ラウンドを連続で奪います。Hはなんとか1ラウンドを返しますが、JAPANは2ラウンド連続ゲットで勝利しました。3本対1本で優勝はTeam：Japanでした。
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■『ショットオンライン』
もっとも波乱を楽しませてくれた競技が、正確な物理シミュレーションに基づいたオンライン対戦ゴルフゲーム『ショットオンライン』でした。MMORPGの要素もあり、コミュニティでラウンド仲間を作ったり、キャラクターをレベルアップさせたりする要素もあります。この種目のみが昨年から引き続き行われます。しかも昨年は日本代表が世界決勝が優勝しました。さすがはゴルフ人口の多い日本。バブル期に計画されたゴルフコースの総面積は国土の1割に達する勢いでした。日本人はゴルフが大好きです。それだけに期待のかかる試合です。
予選大会の波乱のひとつめは前回優勝者のゆっきーP選手が1回戦で敗退したことです。ゆっきーP選手を破った相手はnajya選手。najya選手は決勝戦まで順調に勝ち進み、焼うるめ選手と対戦します。
ステージ上で開催された決勝戦。9ホールのストロークマッチで開催されました。najya選手は確実にPARショットで4ホールまで進みます。一方、焼うるめ選手はイーグルで差を付けたと思ったら、空中コースの難しさ、浮遊する島の横にボールを当ててしまいOB。トリプルボギーを出してしまいます。そして4ホール。なんとここでPCトラブルが発生し、勝負は中断。スコアはnajya選手がプラマイゼロ。焼うるめ選手が痛恨のトリプルボギーで+1。
気持ちを切り替えて6ホールの後半戦。両者共にPARで進みますが、今度はnajya選手が木にボールを当ててしまいOB。対する焼うるめ選手はイーグル2連続でホールアウト。後半スコアはnajya選手が-3。焼うるめ選手が-5。トータルスコアで焼うるめ選手が-4、najya選手が-3。焼うるめ選手の逆転勝利となりました。
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■『ルニア戦記』、『SiLKROAD Online』
