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ニンテンドーゲームキューブ誕生6周年

6年前の9月14日、ニンテンドーゲームキューブが日本で発売になりました。2001年9月14日にリリースされたのは任天堂から『ルイージマンション』と『ウェーブレース ブルーストーム』、セガから『スーパーモンキーボール』の計3タイトル。任天堂からの発表によれば発売から3日間の売上台数は30万台だったそうです。

任天堂 ゲームキューブ
6年前の9月14日、ニンテンドーゲームキューブが日本で発売になりました。2001年9月14日にリリースされたのは任天堂から『ルイージマンション』と『ウェーブレース ブルーストーム』、セガから『スーパーモンキーボール』の計3タイトル。任天堂からの発表によれば発売から3日間の売上台数は30万台だったそうです。

折りしも9月11日には米国で同時多発テロが発生し、動乱の時代に突入しようという時期でした。セガが他社ハードとして始めてゲームキューブにリリースしたり、発売前日の9月13日にはカプコンが発表会を開催し、『バイオハザード』をゲームキューブに独占供給する方針を発表したり、発売直後にはシアトルマリナーズが地区優勝を決めたりと明るい話題もありましたが、当面のソフト不足は如何ともし難いものがありました。

ハードとしてはIBMのCPU「Gekko」とATIのグラフィックボード「Flipper」というWiiに繋がるパートナーが揃いました。開発が困難と言われたNINTENDO 64の反省を生かして、スペック性能よりも実行性能を重視した設計がなされました。親しみやすいハードということで、当時流行したキューブ型の本体に、コントローラーも良く使うAボタンのサイズを大きくしたりと工夫が見られました。

2001年末に発売された『どうぶつの森+』や『大乱闘スマッシュブラザーズDX』が大ヒットし勢いがついたものの、年始からはソフト不足が続き、夏と冬に満を持して発売された『スーパーマリオサンシャイン』や『ゼルダの伝説 風のタクト』もいずれもミリオンセラーには至らず、PS2が大きく先行していたこともあって大勢が決した感がありました。

しかしながらゲームキューブも多くの挑戦を生んだハードでした。任天堂はゲームボーイアドバンスとの連携を積極的に進め、「コネクティビティ」として『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル』(長らく対立してきた任天堂と旧スクウェアの手打ちも実現しました)や『パックマンvs.』などのタイトルが実現したほか、従来のコントローラー以外のインターフェイスの模索としてタルコンガや、対応マイクなどが登場しました。Wiiは基本的にハードのアーキテクチャを踏襲していることもあって、次に繋がるハードであったと言えると思います。

2000年8月23日に幕張メッセでコードネーム「ドルフィン」の正式名称が「ニンテンドーゲームキューブ」と発表された時がこのサイトの1つの始まり(旧Nintendo INSIDE/GAMECUBE INSIDE)でもあり、個人的にも非常に思い入れのあるハードです。もうソフトは発売されませんが、Wiiでもディスクは再生可能ですから、まだまだ行き続けるハードだと思います!

掲示板にはゲームキューブのスレッドもありますので、是非皆さんの思い出を聞かせてください!

2001年9月の過去ログ
ゲームキューブで評価の高いゲーム(ユーザーレビュー)
《土本学》
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