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SNKプレイモア、『KOFMIA』と『KOF98UM』のファンイベント開催

ソニー PS3

SNKプレイモアは7月1日、東京原宿のKDDIデザイニングスタジオにて、『KOFマキシマムインパクト レギュレーション“A”』(以下、KOFMIA)と『ザ・キング・オブ・ファイターズ '98アルティメットマッチ』(以下、KOFUM)を使ったファンイベントを開催しました。『KOFMIA』は3D対戦格闘ゲームとして人気の『KOFマキシマムインパクト』の続編。プレイステーション2版は7月26日発売予定で、アーケード版は7月中旬ごろの稼動を予定しています。そして、もうひとつの『KOFUM』は、現在プレイステーション2用に開発中。こちらの発売時期は未定となっています。





イベント当日はとても天気のよい日曜日とあって、多くのファンが詰め掛けました。イベントが始まると、『KOFMI』プロデューサー・FALCOON氏が登壇し、現在の開発状況について説明をしました。FALCOON氏によると、本作はすでに3回のロケテスト(完成前のゲームをゲームセンターでテスト稼動すること)を行なっており、いずれも大盛況だったようです。特に秋葉原で実施したロケテストでは、3日間だけで約1500人ものユーザーがプレイしていました。FALCOON氏がロケテストの会場を見学したときに楽しそうにプレイしているユーザーを見て「このゲームはイケる!」と確信したそうです。





『KOFMIA』のセールスポイントについてFALCOON氏は、「アーケード版とプレイステーション2版がほぼ同時期にリリースできるのが一番の売り。自宅でじっくりと練習してから、ゲームセンターに遊びに行ける。まったく同じではないが、プレイ感覚はかなり近いです」と語っていました。そして、「対戦格闘ゲームは練習をすればするほど上達するので、ゲームセンターで連勝したければ自宅で練習するといいでしょう」と、攻略のコツをレクチャーしました。

続いて『KOFMIA』で新たに登場する4人のキャラクターの説明が行なわれました。そのなかでも“アッシュ”は、FALCOON氏がかねてから出したかったキャラクターのひとり。そして、“笑龍(シャオロン)”については、「華麗な暗殺者といったイメージを元に開発されています。操作は少々複雑で、上級者向けに設定されています」と語りました。開発者の中でも「大丈夫かな?」といった意見が出ているそうで、うまく使いこなせれば他のプレイヤーから注目されるキャラクターだそうです。続いて“ブルー・マリー”は、投げ技系を充実させたキャラクター。これはKOFシリーズでは初めての試みで、スタッフ一同、ユーザーがどのように使ってくれるかを楽しみにしているそうです。
4人目に紹介されたのは、'93年に発売された『ファイターズヒストリー』の登場人物である“溝口誠”。これは『KOFMIA』のサプライズとして召集されたキャラクターです。FALCOON氏はキャラクターの権利を持っているデータイーストに何度も足を運び、ようやく出場させられるようになったと苦労話を披露しました。この溝口誠は、従来のコンセプトどおりに打撃系キャラクターに仕上がっているようです。





■前作からの変更点は?

新キャラクターの説明の後、イベントは前作『KOFMI2』からの変更点について説明されました。『KOFMIA』は単なる続編と見られがちですが、実は1500項目以上の変更点があるそうです。見てすぐにわかるキャラクターモデリングやモーションの変更などから、よくプレイしてみないとわからない細部に至るまで、多くの変更が加えられて開発されています。FALCOON氏は、「『MI2』と異なり、始めはアーケードでお披露目してからプレイステーション2版が発売となります。そのため、100円のプレイ料金を支払ってくれたお客さんが、どれだけ楽しんでもらえるかを大切にしました」と語りました。

■アーケード版とPS2版の違いは?

アーケード版とPS2版でもっとも大きな違いは、充実されたプラクティスモードです。“家で練習ができる”というコンセプトが特徴のひとつなので、ありとあらゆるシチュエーションの練習ができるようになっています。もうひとつの違いは、“ジュークボックスモード”の実装。このモードはFALCOON氏自身も気に入っているようで、「ほんと、すごいんですよ! だって2000種類くらいのボイスが入っていますからね」と熱く語っていました。収録される音声はゲーム中のボイスだけでなく、NGになった未公開ボイスまでも収録されています。ファン必聴なのは、実際には使われていない技の声。FALCOON氏は、「実際には入っていない技の掛け声も入っているので、聴きながらニヤニヤしてくれたらうれしいです」と続けました。

また、この充実されたボイス集を実装した理由についても語ってくれました。ひと昔前はゲームサントラCDのなかにボイス集が収録されていましたが、最近では政治的な理由で収録が難しくなっているようです。ならばゲームのなかに収録してしまえ! と発想の転換を行ない、ゲームソフトのなかに収録することにしたそうです。

また、このジュークボックスにはもうひとつの意味が込められています。FALCOON氏は、「『KOFMIA』にはストーリーモードが入っていません。これは、開発時間の大半をゲームバランス調整に費やしたからです。ですが、これを理由にしていたらファンのみなさんに申し訳ない。なにか楽しませなければ……」と考えたそうです。いろいろと議論を重ねた結果、最終的にジュークボックスを充実させることに至ったそうです。






《佐藤隆博》

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