川島教授は任天堂のニンテンドーDS向け『脳を鍛える大人のDSトレーニング』などを監修し、ロイヤリティとして約4億4000万円を受け取ったそうです。基礎研究に基づいて産学連携を行い、その成果であるロイヤリティ収入を新たな研究に再投資するという産学連携の成功事例だと言えそうです。
知財創造経費は半分を自分の収入とすることができる制度だそうですが、川島教授は全額を研究室の収入として、研究等や設備の拡充に充て、今回以外にも年度末には超高磁場の磁気共鳴画像装置を備えた研究施設が完成する予定だそうです。
川島教授は「税金を使わず、自助努力で自分たちの研究に再投資する仕組みは世界でも初めてだろう」と話したそうです。
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