ファミコンから数えて5代目となる任天堂の据え置き型ゲーム機であるWiiは、ゲームキューブと基本設計を共有し、心臓に当たるCPUやGPUはゲームキューブと同じくIBMやATI(AMD)との共同開発を行いました。最大の特徴はダイレクトポインティングデバイスを内臓し拡張性に優れた新型のコントローラー「Wiiリモコン」で、プレイヤーの動きを反映する始めてのコントローラーとなっています。
任天堂はWiiで、ニンテンドーDSから引き続いて「ゲーム市場の拡大」をメインテーマに掲げWiiを設計しました。従来のゲームユーザーに対してはWiiリモコンによる新しいゲームの形を提示し、過去にゲームを遊びながら現在は離れてしまった休眠ユーザーには「バーチャルコンソール」による過去の名作を配信、ゲーム未経験者にはリモコンによる直感的で簡単な操作、ゲームに興味を持たない人に対しても「Wiiチャンネル」によるニュースや天気予報の配信で、Wiiに触れて貰う機会を作ろうとしています。年齢、性別、経験の有無、そして興味の有無さえも超えようとする姿勢が伺えます。
本体同時発売ソフトには既にシリーズ過去最高との呼び名も高い『ゼルダの伝説トワイライトプリンセス』や、誰でもプレイできるスポーツゲームを5種類収録した『WiiSports』、数秒で出来るゲームを多数収録した『おどるメイドインワリオ』、サードパーティからは日本を舞台にしたFPS『レッドスティール』や、リモコンを使って部屋を探索する『Elebits』、オンラインで人気のゴルフゲームを移植した『スイングゴルフ パンヤ』など16タイトルが揃いました。
昨年末に発売されたマイクロソフトのXbox360、11月11日に発売されたソニー・コンピューター・エンタテイメントのプレイステーション3、そしてWiiと、ソフト開発を追求したXbox360、考えられる限りの機能と性能を詰め込んだPS3、新しい遊びを提案するWiiと、全く方向性の異なるゲーム機が登場したことになります。これから長く私達を楽しませてくれそうです。
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