人生にゲームをプラスするメディア

【東京ゲームショウ2005】オーストラリアのゲーム産業について

ゲームビジネス その他

東京ゲームショウの初日、ミドルウェアコーナーの奥に用意された一室にて「Developer's Workshop」が開催されました。ここではその1つとして行われたクィーンズランド州政府東京事務所・オーストラリア大使館北東アジア投資促進局の主催による「オーストラリアのゲーム産業について」の内容を紹介します。

オーストラリア大使館の投資促進局の村上氏と、オーストラリアで活躍しているパンデミックスタジオのマット・ディトン氏の進行で進みました。

オーストラリアの中でもクィーンズランドがゲーム産業が発展していて、20の会社が約400人のスタッフを抱えています。これはオーストラリア全体の40%を占めています。その要因として、政府からの支援が手厚い事、通信コストが英国など諸外国と比較して安価なことが理由として挙げられるようです。

オーストラリアは生活がし易い場所でもあります。生活の質(Quarity of Life)は米国や英国に次いで上位といわれます。特にクロームスタジオがあるブリスバンは、緑豊かで、様々なビーチに容易にアクセスできる、非常に環境の良い街だそうです。

クィーンズランドにある主なデベロッパーには、クロームスタジオ、THQスタジオOZ、Wildfire Studios、Auran、Createve Assembly、Halfrick Studiosなどがあり、海外のゲーム産業でも、THQやEBGamesなど多くの会社がオーストラリアでの本社をここクィーンズランドに置いているそうです。

ゲームの開発をオーストラリアに置くという点では、オーストラリアの開発者達がその置かれた地理的要因から、米国の文化にもアジアの文化にも適応している点も見逃せません。オーストラリアで開発されたゲームは米国で完全に受け入れられていて、クロームスタジオの『Destroy All Humans!』や『Ty the Tasmanian Tiger』はその好例です。

物価も安く、ロサンゼルスに開発チームを置いた場合と比較すると、コストは85%程度になるようです。コストが安く、生活も豊かな、オーストラリアを真剣に考慮を、というところでカンファレンスは終了しました。日本のメーカーでも開発拠点としてオーストラリアを考えるメーカーも今後出てくるかもしれませんね。
《》

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. 【NDC2017】第4次産業革命時代におけるゲーム開発-人工知能の時代に開発者はどう生き残っていくか

    【NDC2017】第4次産業革命時代におけるゲーム開発-人工知能の時代に開発者はどう生き残っていくか

  2. 美少女とVRリズムアクションを楽しめる『エアトーン』がハウステンボスに登場、4月28日より

    美少女とVRリズムアクションを楽しめる『エアトーン』がハウステンボスに登場、4月28日より

  3. 【NDC2017】ゲーム業界には挑戦が必要だ―ネクソン代表取締役社長オーウェン・マホニー ウェルカムスピーチ

    【NDC2017】ゲーム業界には挑戦が必要だ―ネクソン代表取締役社長オーウェン・マホニー ウェルカムスピーチ

  4. コーエーテクモ、業績予想を下方修正―『仁王』好調も『無双☆スターズ』想定下回る

  5. Cygames、ウメハラ氏ら所属のプロチーム「Cygames Beast」を発足

  6. アジアオリンピック評議会が「e-Sports」を競技種目に―2018年「アジア競技大会」から本格デモ導入

  7. マシュのトレーニングをサポート!「FGO VR feat.マシュ・キリエライト」体験レポ

  8. 「日本と海外におけるゲーマーにとってのリージョン制限」・・・イバイ・アメストイ「ゲームウォーズ 海外VS日本」第22回

  9. 安価で手軽なスマホVRゴーグル「400-MEDIVR1_2」発売

  10. グラビアVRの圧倒的没入感を支える技術とは、「トキメキメテオ」の撮影を手がける株式会社シータに訊いた

アクセスランキングをもっと見る