小倉百人一首プロジェクトは京都商工会議所の120周年記念事業として進められているもので、時雨殿は昨秋に保津川沿いに着工し、今年10月にオープン予定の鉄筋コンクリート2階建ての建物になります。建設費の8億円は山内氏が負担しました。
1階の展示室350平方メートルの中心には45インチの大型液晶70台を縦横70メートルにわたって敷き詰めて、CGを駆使した京都市中心部の現在と平安時代の様子が映し出されて、京都の空を歩くような感覚が楽しめるそうです。
入場者には専用端末が貸し出され、無線通信で画面上で歌人ゆかりの地の表示します。画像による歌人とかるたとりの対戦やクイズなどができるゲーム台も設置されるとのこと。任天堂の宮本茂情報開発本部長は「これまでに経験したことがない百人一首の世界を作り出したい」と話しています。
何だか面白そうではある。専用端末はDSをベースにしたものなのだろうか。