その報告書を提出したのは神奈川県川崎市麻生区のテラメント(株)で、ソニー、アステラス製薬、三菱重工業、トヨタ自動車、フジテレビジョン、日本電信電話(NTT)、の6社の株式のそれぞれ51%を取得したとしています。
大量保有報告書は事前に所定の手続きを行っていれば、ノーチェックでウェブのedinetなどを通じて開示される仕組みで、金融庁では「全体で約20兆円という異例な取引規模となっていて、事実関係を調査中。虚偽記載と認められれば厳正に対処する」としました。
そして本日、「虚偽と認められるため、訂正報告書の提出を命じる行政処分を下した」との発表がありました。
今回は虚偽ということで一件落着ですが、ノーチェックで開示されていたという事実は大量保有報告書の信憑性を大きく揺るがすものと思われます。株式市場に波乱が続く展開でもあり、今後の対応に注目が集まります。
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