人生にゲームをプラスするメディア

Googleがアプリ内購入システムを改善へ、「プレイ料金無料」を謳い誤解を招く広告を排除

欧州委員会からの要請を受けたGoogleが、Android端末向けゲームなどにおけるアプリ内購入システムを更に保護し、事故的な要因での購入や誤解を招くような宣伝文句を防いでいく姿勢を明らかにしました。

ゲームビジネス その他
Googleがアプリ内購入システムを改善へ、「プレイ料金無料」を謳い誤解を招く広告を排除
  • Googleがアプリ内購入システムを改善へ、「プレイ料金無料」を謳い誤解を招く広告を排除
欧州委員会からの要請を受けたGoogleが、Android端末向けゲームなどにおけるアプリ内購入システムを更に保護し、事故的な要因での購入や誤解を招くような宣伝文句を防いでいく姿勢を明らかにしました。

欧州委員会と各加盟国は、スマホ向けアプリなどの購入システムを取り巻く問題を懸念し、消費者を保護する為にGoogleやAppleに向けて解決策を提示していました。具体的な提案内容は以下のようになります。
    ・「無料」を謳うゲーム広告を使って、実際のプレイ費用を顧客に誤解させてはいけない
    ・子どものユーザーに向けて、ゲーム内アイテムを購入してもらう為に両親を説得するよう奨励してはいけない
    ・消費者は購入の為の支払い契約について適切に通知されるべきであり、明確な同意を得ること無く支払わせてはいけない
    ・販売者は消費者からの質問や苦情を受け付ける為、メールアドレスを公開する

これらの内容は欧州インタラクティブ・ソフトウェア連盟から2013年12月に提案されたもので、Googleはこれらの内容を順守する為に2014年9月までに改善を図っていくとのことです。また、欧州連合の発表によれば、同じく要請を受けたAppleは現状具体的な解決に取り組んでいないとのことですが、今後Consumer Protection Cooperationと協力して対策を講じていくとのことです。

記事提供元: Game*Spark
《Game*Spark》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. 【CEDEC 2016】技術から語る『龍が如く』の10年──特殊エフェクトや物理エンジンの取り組み

    【CEDEC 2016】技術から語る『龍が如く』の10年──特殊エフェクトや物理エンジンの取り組み

  2. ポケモンUSAの社長が交代

    ポケモンUSAの社長が交代

  3. シンガポールが新しいゲームレーティング制度を導入

    シンガポールが新しいゲームレーティング制度を導入

  4. 海外パブリッシャー向けの営業とは・・・IGDA日本グローカリゼーション部会 特別セミナー

  5. なぜ「アイカツ」のライブ映像は、ユーザーを魅了するのか…製作の裏側をサムライピクチャーズ谷口氏が語る

  6. 「日本と海外におけるゲーマーにとってのリージョン制限」・・・イバイ・アメストイ「ゲームウォーズ 海外VS日本」第22回

  7. Cygames、コンシューマー向けアクション『Project GAMM』を発表!元マーベラスの高木Pが指揮を執る完全新作ゲーム

  8. ポケモンはここで作られる!ゲームフリーク訪問記(前編)

  9. 【CEDEC 2017】AIは『人狼』をプレイできるのか!?カオスな人間vs AI戦も展開されたセッションレポ

  10. 『モンハン』シリーズに「チャチャブー」は戻ってきますか?―Redditインタビューに辻本P「現状予定はない」

アクセスランキングをもっと見る