2013年もあとわずか。今年も素晴らしいゲームが数多く発売され、今後も年末商戦に向け注目タイトルが怒濤の勢いでリリースされていきます。そのなかでも筆者が今年1月の台湾ゲームショウで触れて以来、強烈な印象を忘れられずにいるのが本作です。
ゲームショウの試遊バージョンはこれまでの大規模イベントに出展されてきたビルドと大差はない模様。しかし、セッションではさらにバージョンアップされたビルドのデモプレイが実施されました。
内容としては、ブラッシュアップといった印象でしたが、全体的にさらにユーザーライクな作りになっているほか、細部のグラフィックスや演出も徹底的にこだわっているとのことです。
あらゆる地面をつまめば紙のようにたわみ、本体を揺らせば壁は揺らぐ、見えるオブジェクトに触れれば全てが反応するという、ゲームの設定通り完全に第三者(本作では「かみさま」)の視点からゲームに介入することができます。
基本的には決められた通りに本体機能を生かしたギミックを駆使し先へと進んでいくだけですが、ハードゲーマーも十分に楽しめるよう、かなり難易度の高いオプションも容易されているとのことで、「決して子ども向けに作った作品ではない」と話していました。
そして、気になる新情報ですが、ゲーム内で撮影した画像を「Tearaway.me」という新たなサイトに投稿することで、PDFファイルなどで、現実世界にペーパークラフトとして再現することができるというものです。もちろんFacebookやTwitter、PinterestといったSNSへも投稿可能なので、楽しみは広がるばかり。
主人公である「イオタ」と「アトイ」も被写体になり、道中でポイントを集めると様々なアイテムを購入し、見た目を大きく変えることも可能だとのこと。実際にカスタマイズ画面もデモプレイ中にみることができましたが、かなり自由度の高い仕様になっていました。アイテムのサイズ変更などはタッチ操作でまさにスマホをいじるような感覚で操作していたので、直感的にカスタマイズすることができそうです。
なお、セッションでは「Tearaway.me」のサイトイメージも公開されましたが、現在のところSCEからの正式アナウンスは海外でも行われておらず、もちろんサイト自体も公開されていない模様。続報に期待したいところです。
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