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【カジュアルコネクトアジア2013】カジノソーシャルゲームのSGNが語る「ヒットビジネスからの脱却」

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【カジュアルコネクトアジア2013】カジノソーシャルゲームのSGNが語る「ヒットビジネスからの脱却」
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「ゲーム産業はまるで野球のようだ」カジノソーシャルゲームを開発するSocial Gaming Network(SGN)のCTOを務めるAber Whitcomb氏は語り、いかにして「常にヒットを打ち続けないといけないビジネスから抜け出すか」について述べました。

Social Gaming Networkは設立後、僅か1年のデベロッパー。しかし、『Bingo BlingoRainbow Rush』『Panda Jam』というゲームをリリースし、どれも成功を納めてきました。Whitcomb氏が取り組んできたのは、リスクを減らし、いかに長期的に持続可能なビジネスにするか。幾つかのレイヤーと課題に分けて紹介されました。

まずは基本的なところから。ソーシャルゲームを手掛ける以上は「データを常に把握し、ターゲットとなるユーザーの動向に目を光らせる」これは基本中の基本だと言います。データについては基本的なKPIは当然のことながら、ARPUDAU(DAU辺りのARPU)やLTV(生涯価値)や継続率も重要です。これらは根本的なリスクを把握することに繋がります。今何が起きているか知ることで、突然ビジネスが崩壊するような事態は免れるかもしれません。

マーケティングもデータを知ることに重きをおいているようです「ギャンブルゲームは大手が次々に参入を決めていて、彼らは高いCPI(Cost per Install / インストール単価)で広告を売ってきます。真正面からではとても戦えません」。Whitcomb氏は最も効率的なプロモーションはクロスプロモーションネットワーク(アプリ間のユーザー交換)で、これは自分のユーザーも融通することによって無料で利用でき、かつ質の高いユーザーを獲得できるとのこと。その他のマーケティング手段でも、様々な指標をトラックするのは当然ですが、「単に数字だけにとらわれるのではなく、その背景を理解する努力が必要」としました。

開発においては「クロスプラットフォームは前提」と言います。『Bingo Blingo』ではウェブ、フェイスブック、iOS、Android(Google Play、Amazon Appstore)という幅広いプラットフォームに展開。多くのユーザーにリーチできるだけでなく、ユーザーのライフスタイルに応じて遊べるようになるため、エンゲージメントやマネタイズにも有利だとのこと。開発は各プラットフォームのネイティブ言語ではなく、Adobe AIR、Cocos2d、Unityなどの環境を利用して1つのコードで対応するべきだとしました。ちなみにユーザーはフェイスブックとモバイルが半々くらいで、収益性はiOSが良いものの、Amazonも侮れない、そうです。

最後にWhitcomb氏は「私たちはイノベーティブなゲームを作るべきです。しかし、リスクビジネスに陥ってはなりません。データの活用やマーケティングへの精通、そして開発戦略によってヒットビジネスからの脱却は可能なはずです」と締めくくりました。場を提供することで息の長いセールスを可能とするカジノゲームは良いサンプルとなりそうです。
《土本学》

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