人生にゲームをプラスするメディア

コーエーテクモ、2012年3月期の連結業績は売上増・収益増で好調推移

コーエーテクモホールディングスは、2012年3月期(2011年4月1日~2012年3月31日)の連結業績を公表しました。

ゲームビジネス 市場
コーエーテクモホールディングスは、2012年3月期(2011年4月1日~2012年3月31日)の連結業績を公表しました。

それによると売上高355億2500万円(前年比10.7%増)、営業利益57億5800万円(前年比74.2%増)、経常利益74億7200万円(前年比56.1%増)、当期純利益は46億4000万円(前年比69.3%増)となり、前期より増収増益となりました。

今期同社では、経営方針「成長性と収益性の実現」を掲げ、ゲームソフト事業ではナンバリングタイトルの充実を図りつつ、新ハード対応やコラボレーションタイトルの開発を推進したとのこと。国内外で出荷累計63万本を達成した『NINJA GAIDEN3』(PS3、Xbox360用)を始め、国内においても『無双OROCHI 2』(PS3、Xbox360用)、『戦国無双3 Empires」(PS3用』、『Winning Post7 2012』(PS3、PSP、Win用)といった主力タイトルが順調に推移しました。一方、オンライン・モバイル事業では、スマートフォンを始めさまざまなプラットフォームへ、グローバルにコンテンツを展開。同時に、コストダウンの取り組みを徹底したことにより、収益力を強化させたことで、大幅な増収増益を達成したとしています。

2013年3月期の連結業績予想については、売上高390億円(前年同期比9.8%増)、営業利益70億円(同21.6%増)、経常利益83億円(同11.1%増)、当期純利益50億円(同7.7%増)を予定しているとのことです。

なお、3月期末の配当について、2011年5月9日時点では20円の予想となっていましたが、対前期比で大幅な増収増益となったため、1株当たりの期末配当を27円に修正するとのことです。
《冨岡晶》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. ポケモンはここで作られる!ゲームフリーク訪問記(前編)

    ポケモンはここで作られる!ゲームフリーク訪問記(前編)

  2. 任天堂が65歳定年制を導入

    任天堂が65歳定年制を導入

  3. 『テトリス』や『ドンキーコング』の作曲家が逝去、ゲーム音楽業界に大きな貢献残す

    『テトリス』や『ドンキーコング』の作曲家が逝去、ゲーム音楽業界に大きな貢献残す

アクセスランキングをもっと見る