【そそれぽ】第38回:もうマンネリなんて言わせない!『真・三國無双 VS』をプレイしたよ!

【そそれぽ】第38回:もうマンネリなんて言わせない!『真・三國無双 VS』をプレイしたよ!

2012年5月3日(木) 10時00分
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インサイドをご覧の皆さま、こんにちは。そそそこと津久井箇人です。皆さんのゲームライフを充実させるゲームプレイレポート、第38回を迎えました【そそれぽ】のお時間です。

ゴールデンウィーク、満喫していますか?夏みたいな日が続いたり、天気も不安定ですが、せっかくの休みということで思いっきり羽根を伸ばしてください。その分、我々は頑張っております!(笑)

というわけで、今回プレイするのはコーエーテクモゲームスのニンテンドー3DSソフト『真・三國無双 VS』です。

任天堂のホームページに掲載されている「社長が訊く(ニンテンドー3DSソフトメーカークリエーター篇 真・三國無双 VS)」で、岩田社長に「ジャンル」と表現された『無双』シリーズ。「シリーズ出し過ぎじゃね?」と世間から言われて久しく、もちろん筆者もそう思った一人だったりするワケですが。

しかし、これだけ『無双』が発売されているのにも関わらず、なぜこんなにずっと高い人気があるのか疑問な人もいらっしゃることでしょう。そして、筆者も気付かされたのです。最近の『無双』シリーズが、タイトルによって全く違うゲームだということに・・・!他の『無双』とどこが違うのか、そんなところに注目しながら早速プレイしていきましょう。


■拠点を制するものがゲームを制す
本作のどのモードでも共通しているのが、拠点を制圧すれば優位に立てるということ。さまざまな特殊効果発動の条件のキーにもなっている拠点を制圧していくことで、プレイヤーはどんどん有利になります。最終的に本陣を制圧すれば勝利です。逆に言うと、本陣さえ制圧すれば勝利なので、捨て身の大逆転なんかも不可能ではありません。


■敵武将にロックオン
敵武将が近くにいる場合は、十字キー上で敵武将をロックオンすることができます。ロックオンした武将には遠距離攻撃も可能。また、敵武将がひしめいている場合にも確実に狙った相手に「無双ラッシュ」などを大技を繰り出すことができます。バトルロイヤル的な状況もある本作ならではのシステムと言えます。


■さすがの3D感
既に『無双』シリーズを3DSで投入済みということもあって、3D感はさすが。また、画面は据え置き機には劣るものの、十分美しく見易いです。画面に同時に表示される敵の数もなかなかで、『無双』感もかなりあります。


■ついついエディットしちゃうマイ武将
さまざまなモードで使用するオリジナル武将の「マイ武将」。ゲーム開始時に設定しますが、ゲーム中はいつでも変更可能なのでご安心を。『戦国無双 Chronicle』の主人公よりもかなり踏み込んだカスタマイズができるようになっています。

エディットでは顔や髪型のパターンも多く、色もかなり自由に設定可能。5箇所のパーツに分かれた防具をそれぞれ変えることで見た目も変化、ゲームを進行することでどんどん新しいものが手に入ります。

ステージクリアなどさまざまな条件で解放されていくエディットパーツ収集もなかなか楽しく、新しい防具が手に入る度に、ついこまごまエディットしてしまいます。「防具」に防御力の概念は無さそうなので、好きな見た目に遠慮無くカスタマイズしてしまいましょう。


■潔く育成の概念なし
本作にはレベルの概念はあれど、「マイ武将」のエディットなどに関係してくるだけで強さには影響が(たぶん)ありません。育成・成長要素がない潔い仕様です。レベルアップによるゴリ押しが通じないので、武将ごとのモーションや技、スキルの違い、武将が自分にとって使い易いかどうか、武将ごとの個性が他のシリーズよりもかなり重要になります。


■ストーリーモード
シングルプレイの中心となるモードでは、各軍の名だたる知将と共に三国志の戦をたっぷりと振り返る「IF」のストーリーが展開。「マイ武将」=主人公=プレイヤーは、さまざまな戦に身を投じていきます。

各ステージには「戦功目標」があり、条件を満たすことでより多く「武勲」(お金の概念)がもらえたり、「武勲交換所」の交換品(マイ武将の防具など)が増えたりします。

本作を購入する際、『VS』というタイトルで尻込みしてしまっている人。「ストーリーモード」は、かなり充実している上、やり込み・収集要素も非常にイイ感じなので、どうぞご安心ください。『VS』だけが本作じゃないのですよ!


■VSモード
COM相手も良いのですが、なんと言っても対人戦。身近に本作をプレイしている人がいなくとも、Wi-Fiを通じたネット対戦もランクマッチ(同じぐらいの強さの人同士が当たるシステム)があるので、ハンデなどを気にせずに挑むことができます。シングルプレイで鍛えた腕を全力で発揮しましょう。

オンライン対戦は何かと気を遣ってしまい抵抗があるという方も多いと思うのですが(筆者も実はけっこう・・・)、本作は敵も味方もイイ具合にCOM武将が混じってくれるので、ドサクサに紛れられます(笑)。また、こまけぇことは気にしていられないスピード感もドサクサ感に拍車をかけるので、かなり気楽にネット対戦を楽しむことができました。ただ、対戦の度にマッチングし直す仕様は若干面倒くさく感じました。

もちろん、オフラインの対人戦は盛り上がること間違いなし。COM戦でストーリーだけでは味わいにくい「VSモード」ならではの雰囲気に慣れるのもヨシです。


■下画面、じっくり確認していられないのに・・・
個人差があると思うのですが、本作はペンに持ち替えるヒマがない激しいゲームの性質上、おそらくタッチ操作は指で行うと思います。その際、プレイヤー武将切り替えとなるアイコンタッチぐらいなら問題ないのですが、マップ上にアイコンドラッグすることで指示した場所へ味方武将を向かわせる操作に、ハッキリとした手応えがイマイチなくて少し分かりづらいです。

ちゃんと指示が出せていれば、マップ上に移動ルートが表示されるので確認はできるのですが、上画面は激しい戦闘や移動を常に行っているため、下画面をじっくり見ることはなかなかしづらいです。戦闘中にマップをじっくりと確認する「間」は惜しいので、感覚的にわかりやすい手応えとなる画面表示や効果音をもっとハッキリとしてほしかったです。


■敵が突然湧き出てくる
敵拠点からはザコ敵が湧き出てくるのですが、普通の『無双』シリーズが「門」的なところから出てくるのに比べて、本作ではふわ~っとフェードインして浮かび上がってきます。仕様上やむなしの演出とも思えますが、非常に「ゲーム的」な落とし所で、もう少し自然なザコの登場を期待したかったです。


■武将は減ってます
従来のシリーズに登場しているけれど、本作には登場しないという武将もかなり多いようで、好きな武将が出ない人にはちょっと残念。(そもそも、これまでのシリーズに武将の数が多過ぎるという説も・・・)ただし、その分武将ごとの個性はシリーズでも最高に研ぎ澄まされています。

創意工夫でさまざまな「マイ武将」を作り上げられるのも本作の魅力なので、既存の武将にお気に入りがいない方は、ぜひそういったアプローチにも挑戦してみてください。


■総評:これは『無双』アクションを戦闘に取り入れた戦略ゲーム
味方武将に指示を出し、互いに「拠点」を奪い合うという概念はどこかタワーディフェンス的。プレイヤーではない2人の武将に的確な指示を出すことで敵の進軍を阻止したりと、特にストーリーモードでは『無双』をプレイしながらリアルタイムシミュレーションをプレイしている感覚を覚えました。

「部屋」と「通路」の組み合わせ、拠点制圧というわかりやすい目的が携帯ゲーム機にマッチしていて、戦闘がとにかくスピーディーに展開します。逆に、スムーズな戦闘を展開できていない場合は、味方武将への指示出しと切り替えが上手く出来ていない証拠。自分がどこを攻めるか、味方をどこに向かわせるか、どの瞬間にプレイヤー武将を切り替えるか・・・成熟した『無双』のシステムを、戦略ゲームにまるっと取り込んだような印象です。ただ倒しまくれば勝てる『無双』とはかなり違います。

間口の広い『無双』シリーズですが、本作は『無双』に慣れていないとやや難しく感じるかもしれません。ただし、チュートリアルにあたる「練兵モード」がしっかりと作り込まれているので、初心者の方はコレをじっくりプレイしてから他のモードにチャレンジしましょう。また、以前【そそれぽ】でも取り上げた無料体験版は、本編に引き継げる要素もあるので、まず体験版でプレイに慣れてから製品版に挑戦するもの良さそうです。

何かしら『無双』シリーズをプレイしている人にこそ、あえてオススメしたいです。ただ敵を倒せば良いというだけでなく、頭をしっかりと使いながらプレイすることが必要とされるので、『無双』のアクション性に慣れていると思って油断していると筆者のように痛い目を見ます(笑)。

3DSで展開している『無双』シリーズは、タッチ操作を使った違う場所にいる武将への操作切り替えが独特。スピーディーでスムーズな立ち回りをキメて、華麗に戦場を制してみてください!


【そそれぽ】第38回、いかがでしたでしょうか?ゴールデンウィークはまだまだ続くよ!次回もどうぞお楽しみに!


『真・三國無双 VS』は、好評発売中で価格は6,090円(税込)です。

(C)コーエーテクモゲームス All rights reserved.


■筆者プロフィール
津久井箇人 (つくいかずひと) a.k.a. そそそ
愛内里菜らに楽曲提供をし、VOCALOID音楽のクリエイターとしても有名な作・編曲家。ゲームを紹介するブログ記事が評価され、2011年からINSIDEでライター活動を開始。レトロゲームから最新ゲーム、戦略SLGから格ゲーまで、幅広いジャンルのゲームをプレイする。
Twitter:@sososo291
ブログ:sososo activity

(Article written by 津久井箇人 a.k.a. そそそ)
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パッケージ画像
機種 3DS
ジャンル ACT
発売元 コーエーテクモゲームス
開発元 コーエーテクモゲームス
発売日 2012年04月26日
プレイ人数 1〜4人プレイ対応
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