TOP >> ゲームビジネス >> その他 2012年2月1日(水) 18時36分
ソニー、平井一夫氏が社長兼CEOに就任する新体制を発表

ソニー、平井一夫氏が社長兼CEOに就任する新体制を発表

ソニーは社長兼CEOに平井一夫氏をあてる新体制を発表しました。7年間経営を担ってきたハワード・ストリンガー体制に終止符が打たれることになります。

平井氏は1960年生まれ。米国経験が長く、大学卒業後はCBS・ソニーに入社。新規事業として立ち上がった「プレイステーション」の北米展開に携わり、後にソニー・コンピューターエンタテインメント・アメリカ副社長、社長兼COOなどを歴任しました。2007年からは事業を立ち上げた久夛良木健氏に変わりソニー・コンピューターエンタテインメントの代表に。2009年からはソニー本体でもテレビやデジタルカメラなどコンスーマープロダクツ&サービスグループを統括してきました。

人事は本日付の取締役会で決議され、4月1日付で平井氏が社長兼CEOとなります。ストリンガー氏は6月の定時株主総会まで代表執行役会長に留まり、その後は小林陽太郎氏を引き継いで取締役会議長となる予定。

ハワード・ストリンガー氏は次のようにコメントしています。

「2009年2月に次世代のリーダーたちをマネジメントチームに指名した頃より、取締役会と私の後任についての議論を始めました。複数のリーダーたちの中でも平井は、特にプレイステーションビジネスとネットワークエンタテインメントビジネス領域で大きな実績をあげ、これからのソニーの経営をリードしていくのに相応しい人物であるということを実証してきました。平井はグローバルな視座を持つ経営者であり、テクノロジーやクラウド、コンテンツやデジタルの領域にも精通しています。平井の意志の強さと統率力は、これからのソニーおよびソニーのお客様に大いに資するものであると考えています。平井を中心とする経営体制が着実に軌道にのり、成功するよう、しっかりとサポートしていきます。平井はソニーを率いて行くことのできる人物であり、またこの交代には今が適切なタイミングであると考え、社長兼CEOとして取締役会に彼を推薦しました。」

平井一夫氏は次のようにコメントしています。

「現在も課題はまだ数多くありますが、過去7年間、ハワードの強いリーダーシップで陣頭指揮をとってこなければ、ソニーはもっと困難な状況に置かれていたのではないかと思います。この新たな責務を拝命するにあたり、ハワード及び取締役会からの信頼に感謝すると同時に、ソニーグループの全てのメンバーとこれまで以上に密に手を携え、お客様、株主の皆様、ビジネスパートナーの皆様、そして従業員のために、強いソニーを創り上げていかなくてはならないと決意を新たにしています。まず着手すべき重点課題として、エレクトロニクスビジネスを支えるデジタルイメージング、ゲーム、そしてスマートモバイルの各領域の強化、テレビビジネスの立て直し、そしてイノベーションの加速と新規事業の創出を掲げ、これを実行してまいります。ソニーの多様なエレクトロニクス商品と、豊富なエンタテインメント資産、そして成長するネットワークサービスを徹底的に活用し、世界中のお客様に新しく楽しい体験をお届けするための土台づくりは既にしっかりと行ってきています。これからは新経営陣一丸となって、その体験をいち早くお客様にお届けできるよう、まい進いたします。」

小林陽太郎氏は次のようにコメントしています。

「ソニーの取締役会は、世の中がアナログ時代からデジタル時代に変化する中、ソニーの重要な変革をリードしてきたストリンガー氏の尽力に感謝しています。ストリンガー氏は、デジタル時代には、ハードウエア、コンテンツ、ネットワークを融合することで、初めてお客様に魅力的な体験を提供できるということを実証してくれました。われわれ取締役は、ストリンガー氏の提案を支持し、平井氏が今後のソニーをリードするために最適の人物であると判断しました。平井氏は人を力づけ、チームを育て、厳しい決断をし、目の前の課題やその克服方法を明快に分析し、深い洞察を行うことのできる希有な能力の持ち主です。同時に私たちは、ストリンガー氏が取締役会の意向を受け入れ、6月以降、取締役会議長として彼の指導力と経験を引き続き発揮してくれることを喜ばしく思っています。」



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(Article written by 土本学 / Mr.Cube)
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