人生にゲームをプラスするメディア

「いま超大作を作るのは間違っている」 ― Biowareが厳しい現状認識

ゲームビジネス 開発

「超大作を作るのは間違いだ」というほどにゲーム業界は厳しいようです。

BiowareのバイスプレジデントであるGreg Zeschuk氏は海外メディアに対し、厳しい現状認識を語っています。

Biowareは『Mass Effect』『Dragon Age: Origins』といった大作ゲームで知られているソフトハウス。しかしZeschuk氏は「たったいまAAAクラスの超大作を作ろうというのは、開発者たちにとって間違ったゴールです」とコメントしています。

「私の世代において(AAAクラスの超大作を作る機会)は追い求めるものの一つでしたが、現在その可能性はより狭くなっています」

「10年前にEAの一部になることを打診されたらNOと答えただろうが、今なら情勢に合っている」

デベロッパーにとって独立を守ることは大きなテーマのはずですが、ここまでいわせるのですから、現状はかなり厳しいということなのでしょう。

また『Star Wars: The Old Republic』の遅れに関して「我々は他の人のように土壇場での問題を抱えている。しかし我々には家族が居る。仕事と人生のバランス、従業員間の公正さ、オフィスで働ける時間などに関するガイドラインがある。“土壇場を共にし、共感できること”ことがベストだ。皆とその決定を信じられ、土壇場をどう終わらせるかの決定ができるような。我々は数年間ここでつまづいている。限度を設けなければならなかったということだ」とコメントしています。

大きなチームで超大作を開発するということには色々と限界が訪れているということのようでしょうか。超大作を作るBiowareからなされたということで貴重な発言といえるでしょう。
《水口真》

編集部おすすめの記事

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. 【特集】『オーバーウォッチ』日本語版はこうして生まれた…スクウェア・エニックス 西尾勇輝氏に聞く「ゲームローカライズ」とは

    【特集】『オーバーウォッチ』日本語版はこうして生まれた…スクウェア・エニックス 西尾勇輝氏に聞く「ゲームローカライズ」とは

  2. 【レポート】VRロボゲー『アーガイルシフト』のロマンと没入感が凄い!男の子の夢、これで叶います

    【レポート】VRロボゲー『アーガイルシフト』のロマンと没入感が凄い!男の子の夢、これで叶います

  3. 【レポート】VRの“もどかしさ”や“行動制限による違和感”を逆手に取ったPSVR『星の欠片の物語、ひとかけら版』のデザインとは

    【レポート】VRの“もどかしさ”や“行動制限による違和感”を逆手に取ったPSVR『星の欠片の物語、ひとかけら版』のデザインとは

  4. 【インタビュー】『シャドウバース』メインプランナーが今考えているコト―「バハムート降臨」からゲームデザイン論まで

  5. 【TGS2016】角川ゲームス、『スターリーガールズ』を台湾・香港・マカオでもリリースすることを発表!

  6. 【海外の声】「PS VR」を遂に購入したゲーマーの反応は?

  7. Cygames、ウメハラ氏ら所属のプロチーム「Cygames Beast」を発足

  8. 【TGS2016】「日本ゲーム大賞 2016」各部門受賞作品リスト!年間作品部門大賞は『Splatoon』

  9. これがリアル「遊戯王」か!「HoloLens」で“リアルにモンスターを召喚”するデモ動画公開

  10. コナミ、新社長に上月拓也氏・・・上月景正氏は会長に専念

アクセスランキングをもっと見る