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【朝刊チェック】あの商品は今「ニンテンドーゲームキューブ」データ連動などWiiの先鞭に(5/26)

本日の朝刊チェックです。

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本日の朝刊チェックです。

今日は「東名高速道路全通記念日」です。1969年の今日、最後まで工事が行われていた大井松田〜御殿場の間が開通し、全長346キロに及ぶ東名高速道路が全通しました。

日経産業新聞9面「あの商品は今、ニンテンドーゲームキューブ」

任天堂のゲームキューブについて触れている記事がありました。

任天堂が2001年9月に売り出した据置型ゲーム機「ニンテンドーゲームキューブ」は、当時では画期的な機能を搭載していました。携帯機で爆発的な人気を誇っていた「ゲームボーイアドバンス」と連動し、データを共有したりテレビ画面とGBA画面の両方を行き来したりして遊ぶことが出来ました。なのに国内での国内累計販売台数は400万程度にとどまりました。

任天堂を世界的な企業に育てた山内溥氏は「ゲームはソフトが主で、ハードは従」が持論。前世代の「ニンテンドウ64」から「ハードハード偏重」と酷評されました。その反省を生かしたゲームキューブは任天堂で初めて記憶媒体に光ディスクを採用。データロード時間を短縮し、ゲーム開発者から「ソフトが効率的に作れる」と一定の評価を受けましたが、販売には結びつきませんでした。DVD再生が出来るソニー・コンピュータエンタテイメントの「プレイステーション2」の影に隠れた格好になり、それが最後まで響きました。

そして今、任天堂はソフトだけではなく、画像やクーポンの配信まで「ニンテンドーDS」とWiiの様々なデータを連動させています。先鞭をつけた商品としてゲームキューブを評価する声もあります。Wiiの成功で忘れ去られた存在になってしまいましたが、「反面教師」として重要な役割を果たしたともいえるでしょう。

日経産業新聞16面「JTBパブリッシング、旅行ガイド2種DSi向け配信」
JTBパブリッシングは、ニンテンドーDSi向けに旅行ガイドソフト『ポケットるるぶ東京』『ポケットるるぶ京都』を27日から配信開始します。観光施設や飲食店の情報の他に、「おすすめツアー」などを紹介します。まず東京と京都を配信し、順次その他の主要観光地へと品揃えを増やす予定です。

日経産業新聞4面「松竹とGDH映画・ゲームで共同販促」
松竹とGDHは人気アクション映画とオンラインゲームで共同販促を展開します。映画の主人公の得意技や衣装をゲームの中で使えるようにします。映画のDVD発売情報をゲーム利用者向けへのメールマガジンなどで紹介し、DVDにはゲームの紹介映像を収録します。販促キャンペーンは松竹の人気アクション映画シリーズ「雷神 RAIJIN」とGDHのオンラインゲーム『RAN ONLINE』を対象に実施します。

日経産業新聞4面「自分の街育成、携帯向けゲーム」
ウェブサイト運営のウノウは、自分だけの街を育成できる啓太電話向けゲームの提供を始めました。育成する街には掲示板を設置し、掲示板への書き込み数に応じて街が発展する仕組みです。ゲーム内の通貨を使った買い物なども楽しめます。『まちつく!』はウノウの携帯サイトで提供します。
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