人生にゲームをプラスするメディア

ビデオゲームの父をディカプリオが演じる!ノーラン・ブッシュネルの「Atari」が映画化決定

Viacom傘下のParamount Picturesは、ビデオゲームの父とも言われるアタリ創業者で『ポン』などを制作した、ノーラン・ブッシュネル氏の半生を描いた映画「Atari」を制作することを発表しました。演じるのはなんとレオナルド・ディカプリオで、自身でプロデュースも務めることになります。

ゲームビジネス その他
Viacom傘下のParamount Picturesは、ビデオゲームの父とも言われるアタリ創業者で『ポン』などを制作した、ノーラン・ブッシュネル氏の半生を描いた映画「Atari」を制作することを発表しました。演じるのはなんとレオナルド・ディカプリオで、自身でプロデュースも務めることになります。

1943年に米国ユタ州で生まれたブッシュネル氏は29歳のとき、アタリを創業。卓球のように弾を打ち合う『ポン』はゲーム史上初の大ヒット作になりました。その後、家庭用ゲーム機「Atari 2600」を開発、ヒット商品にはなったものの、後のアタリショックと呼ばれる出来事もありました。アタリには後にアップルを創業するスティーブ・ジョブス氏も在籍したことがあります。

アタリは資金不足からワーナーコミュニケーションズ(当時)に2800万ドルで売却され、意見の対立からブッシュネル氏はアタリを離れることになります。しかし、その後もピザ屋「チャックEチーズ ピザ・シアター」、遊べるレストラン「uWink」、コンピューター関連企業など多数のベンチャー企業を設立、1985年には破産も経験しますが、現在も様々な事業に多忙な人生を歩んでいます。

社名の「アタリ」は碁の用語から取られるなど、東洋文化にも深い造詣があり、何度も来日しています(DIEC 2005での講演)。

初期のビデオゲームで産業としての確立を支えたノーラン・ブッシュネル氏の半生がどのように映画化されるのか興味深いところですね。

Brian Hecker氏とCraig Sherman氏が描いた「Atari」を基に映画が製作されることになります。
《土本学》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. 【CEDEC 2010】ゲームに込めた情熱・技術を海の向こうまで正確に伝えるために GDD/TDDを書こう

    【CEDEC 2010】ゲームに込めた情熱・技術を海の向こうまで正確に伝えるために GDD/TDDを書こう

  2. なぜ「アイカツ」のライブ映像は、ユーザーを魅了するのか…製作の裏側をサムライピクチャーズ谷口氏が語る

    なぜ「アイカツ」のライブ映像は、ユーザーを魅了するのか…製作の裏側をサムライピクチャーズ谷口氏が語る

  3. 「Alienbrain」と画像管理ツールの融合でゲーム開発が「見えるようになる」

    「Alienbrain」と画像管理ツールの融合でゲーム開発が「見えるようになる」

  4. 株式会社そらゆめが倒産―『ひぐらしうみねこカードバトル』の開発、クラウドファンディングサイトを運営

  5. ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社が米国任天堂らを提訴

  6. 発覚!元任天堂広報H氏2度目の転職

  7. 川島隆太教授、『脳トレ』のロイヤリティは受け取らず

  8. 任天堂、ロゴを変更?

  9. 【CEDEC 2014】知っておきたいゲーム音楽著作権、JASRACが教える有効な利用法

  10. 『Beat Saber』オンラインマルチプレイモードに『風ノ旅ビト』のようなゆるい繋がりを感じた

アクセスランキングをもっと見る