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任天堂の“あのキャラ”があんなことに……『ゼル伝』コログ、『トモコレ』Mii、そして『FE』最新作でも驚きの変貌か!?

「Nintendo Direct 2025.9.12」では、情報以外の点でも驚かされました。任天堂キャラが見せた、意外過ぎる一面とは?

ゲーム 特集
任天堂の“あのキャラ”があんなことに……『ゼル伝』コログ、『トモコレ』Mii、そして『FE』最新作でも驚きの変貌か!?
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■『FE』完全新作で、『風花雪月』のソティスがまさかの姿に!?

「Nintendo Direct 2025.9.12」のラストを飾った発表は、シミュレーションRPGの草分け的存在として知られている『ファイアーエムブレム』シリーズの完全新作『ファイアーエムブレム 万紫千紅』でした。

本シリーズは近年だけでも、成長した生徒たちがそれぞれの立場と責任を背負いながら、三国間の戦いに身を投じた『ファイアーエムブレム 風花雪月』や、歴代キャラクターの力を借りて激戦に立ち向かう『ファイアーエムブレム エンゲージ』などが展開し、いずれも好評を博しました。

この『ファイアーエムブレム』シリーズの歴史に新たな一歩を刻む『ファイアーエムブレム 万紫千紅』では、巨大な闘技場「ダグシオン大剣闘祭」を舞台に、登場人物たちの信念と力がぶつかり合う物語が展開していきます。

ゲームシステムの詳細などはまだ明かされていませんが、父親を助けるために立ち上がる少年「カイ」や、大勢の兵士たちを率いる高貴な女性「セオドラ」など、大剣闘祭の出場を目指す戦士たちが一部取り上げられました。

作品の発表や新キャラクターにも多くの視線が集まりましたが、シリーズファンがもっとも刮目したのは、紹介映像の終わり際。「久しいのう、おぬし」という呼びかけから始まり、長い階段とその先に置かれた玉座らしきものが浮かび上がります。

その座に腰を据えるのは、物腰の落ち着いた妙齢の女性。声からも威厳が感じられますが、彼女の表情はどこか怪訝そうにも思えます。

この怪訝さは、次に紡いだ言葉である程度理解できました。「もしや、わしのことを忘れたのか?」と、まるで目の前にいる人物が自分のことを忘れているのでは、といった疑問を呈するような台詞が続きます。

映像は彼女の疑問で締めくくられ、彼女の真意や事情などは不明のまま。しかし、ロケーションや彼女から受ける印象を元に、シリーズファンの多くが『ファイアーエムブレム 風花雪月』に登場した「ソティス」を連想しました。

『ファイアーエムブレム 風花雪月』のソティス

ネタバレになるため詳細な説明は避けますが、『ファイアーエムブレム 風花雪月』のソティスは主人公と深い結びつきがあり、一心同体とも言える存在。同作品のソティスは幼い少女の姿だったため、映像の女性とは年齢が大きく離れていますが、身に着けている衣装やロケーションなど共通点も多く見受けられます。

見た目の年齢が大きく変わっているのは、『ファイアーエムブレム 風花雪月』の時代から長い時間が経っているため、と考えれば納得がいきます。また、時代を遡って全盛期当時のソティス、という解釈も可能でしょう。

いずれの理由にせよ、映像の人物がもしソティスであれば、妙齢の彼女と出会うという予想外の展開が『ファイアーエムブレム 万紫千紅』で実現することでしょう。少女の姿だったソティスが、まさかこんな姿を見せてくれるとは……と断言するのはまだ早いのですが、そんな可能性が持ち上がっただけでも驚きです。


コログの思わぬ出世ぶりや、Miiの生白菜の丸かじり、妙齢な姿になったソティス(かもしれない女性)と、任天堂キャラクターたちが意外な姿を見せてくれた「Nintendo Direct 2025.9.12」。色々な意味で、吃驚させられる情報公開となりました。


《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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