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8人のキャラを入れ替えながら戦い故郷の町を復興させる、大忙しのシリーズ最新作『オクトパストラベラー0』先行プレイレポ!

復讐と復興の物語。

ゲーム PS5
8人のキャラを入れ替えながら戦い故郷の町を復興させる、大忙しのシリーズ最新作『オクトパストラベラー0』先行プレイレポ!
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スクウェア・エニックスのオフィスにてオクトパストラベラー0を先んじて試遊させていただきました。

大陸をまたにかける8人の冒険者の物語『オクトパストラベラー』シリーズの最新作である本作。ブレイクやフィールドコマンドといったフィーチャーはそのままに、8人同時戦闘タウンビルドという新しい要素が加わって、よりいっそう面白い体験に仕上がっていました。

ゾロゾロと連れて全力戦闘!前衛・後衛を戦略的に入れ替える新バトルシステム

今回の体験会では、Lv30程度の中盤のセーブデータを遊ばせていただきました。

すでに仲間キャラクターは8人揃っており、砂漠の町サンシェイドという地域からスタートします。

まずは周囲を散策。HD-2Dの見事なビジュアルを堪能しつつ、ウロウロします。8人ともゾロゾロと着いてくるのが面白いですね。

町民に話しかけると、フィールドコマンドが提示されます。「聞き出す」でさらに情報を手に入れたり「雇う」で力を借りたり、便利なアクションが行えます。

今作では主人公キャラクターは一人なので、彼が複数のフィールドコマンドを使用できるというわけです。

フィールドコマンドの成否は画面左上の富・権力・名声というパラメータを参照しており、様々なイベントをクリアしていくことで上がっていきます。

本作は初代『オクトパストラベラー』の前日譚ということもあり、登場するキャラクターが一部共通しています。メニュー画面を開くと……トレサがいる!(『オクトパストラベラー2』は別の大陸の物語なので、2のキャラクターは出てきません)。

さて、ストーリーを進めましょう。

ウィッシュベールの街を復興させるため、大商人ルドの力を借りようという主人公一行。仲間キャラのフェンがそこらにいた少年にルドの居場所を聞き出しますが、なんとそいつがルドでした……。

早速相手を怒らせてしまったものの、交易路を邪魔するリザードマンたちを倒せば考えてやらんこともないと条件を突きつけてきます。

そうとあれば、リザードマンの群れを倒してやりましょう。

街の外に出て砂漠を往くと、魔物とエンカウントしました。

本作も基本的に相手の弱点を見破ってブレイク状態にするゲームシステムは変わりません。

大きく変わったのはバトルに参加する人数です。なんと8人ものキャラクターを駆使して敵と戦っていきます

とはいえ、実際に攻撃するのは前衛の4人のみ。ターンが来るごとに(PSコントローラー基準で)R2ボタンを押すことで、何度でも真後ろの味方と交代することができます。後衛にいるあいだは徐々にHPとSPを回復できるので、ヤバくなったら逃がしておくのが手です。

「支援者」というコマンドを使うと、町で雇った町民が攻撃に参加してくれます。ターンを消費せず、特定の属性攻撃を撃ってくれるので、ぜひとも声をかけておきたいですね。

そして「覚えた技」というコマンドも重要です。

こちらはセレクトアビリティという概念で、各地で手に入れられるアイテム「極意」を使用し、自由にキャラクターのスキルを付け替えることができます(タウンビルドで「訓練所」を建てることで、仲間の一部のスキルが極意化できます)。

さらに「必殺技」という大技まで存在します。ド派手なエフェクトとともに敵に大ダメージを与えてやりましょう。

他にもアイテムやブーストなど、元々シリーズにあったコマンドも当然存在しており、1ターン中にやれることがてんこ盛りです。

バトルシステムやキャラの特性を把握しつつ、ダンジョンを進み、いよいよリザードマンとの戦闘です。

なかなか歯応えのある戦闘で、気を抜くと味方が倒れてしまいます。パーティが8人もいるからか、敵の火力も従来のシリーズより苛烈な印象を受けました。

なんとかリザードマンの第一陣を退けると、大商人ルドが加勢に来てくれました。彼が金貨をばらまいてリザードマンを惹き付けてくれるあいだに、我々は親玉と戦います。

さすがにボスともあって、シールドポイントは高く、タメ攻撃や仲間を呼ぶ行動なども行ってきます。こちらも仲間を入れ替えながら、バフをかけたり回復をしたりしつつ、応戦していきます。

そうしてようやく撃破。接戦を制したことで、ルドが我々を認めてくれました。これでウィッシュベールの復興が進むことになります。

このあとイベントを進めると、ヘルミニアのイベントシーンを見ることができました。ヘルミニアのボイスは昨年八月に逝去された田中敦子さんが担当しています。艶のある悪女を情感たっぷりに演じられていました。

思うがままに町を建て直そう 新要素「タウンビルド」

大陸地図からウィッシュベールを選択し、いよいよタウンビルドを始めます(なお、ウィッシュベールには大陸地図上でR1ボタンを押すことでどこからでも選択することができます)。

ハンマーのアイコンに触れると、建築モードに移行しました。建築可能なエリアにグリッドが表示され、建物、大木、ベンチなど、あらゆるものを建てることができます。

これ自体はよくあるビルド要素であり、他のゲームでも見かけるものではありますが、HD-2Dのグラフィックのなかで自由に建築をするのはなかなかユニークで、新鮮な驚きがありました。

ベンチなどの一部のアイテムは回転させることもでき、絵作りへの執念やこだわりを感じました。

民家などの居住可能な建物を建てると、なかに人を住まわせることができます。住民によってアビリティが存在し、ゲームに良い影響を与えてくれるので、いろいろと試してみましょう。

他にも、訓練所を建てることで技を極意化して仲間のセレクトアビリティを好きに付け替えたり、拠点を建てることで編成を変えたり、料理を作ったりできるようになります。

ちなみに、ある装飾品を設置すると、一切の経験値が入らなくなります!縛りプレイ用のアイテムまで用意されているわけですね。

先ほど加入してくれたルドは、商店の店主をやってくれます。情報さえ仕入れれば大陸中の町からアイテムを取り寄せてくれるので、いちいち買いに行く必要がなくなりました。

さまざまな町で手に入る「交易品目録」という情報を手に入れることで、臨時で入荷するアイテムの品揃えもどんどん増えていきます。ここでしか手に入らないアイテムもあるので、こちらもチェック必須です。

他にも施設自体はアップグレードすることも可能です。

『オクトラ』の楽しさはそのままに、新たな要素によってさらにやりこみが増えた『オクトパストラベラー0』。徹夜必死のRPGになることは間違いないでしょう!

『オクトパストラベラー0』は2025年12月4日、PC(Steam/Microsoft Store)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/ニンテンドースイッチ/ニンテンドースイッチ2にて発売予定(Steam版は12月5日発売予定)です。


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