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「不参加表明しないと自動的に集団訴訟に入れられます」ゲムスパ編集部にも届いたValve集団訴訟の案内…インディー開発者から不安の声

国内開発者の不安の声も訊きました。

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「不参加表明しないと自動的に集団訴訟に入れられます」ゲムスパ編集部にも届いたValve集団訴訟の案内…インディー開発者から不安の声
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Game*Spark編集部に、「Valveを独占禁止法で集団訴訟する」という案内が届きました。実はこの数週間で国内のインディー開発者にも同様の案内がメールもしくは国際郵便で届いており、不安が広がっています。

不参加表明しないと集団訴訟に自動的に参加!?

案内は、2017年1月28日から2024年11月25日までの間に、Steam上でゲームを販売し、Valveに手数料を支払った個人・団体を対象に送付されています。Game*Sparkも2023年に『Wizardy外伝 五つの試練』を配信したため、この対象となっています。

訴訟の内容は、ValveがデジタルPCゲーム配信市場における競争を抑制し、すべてあるいはほぼすべてのユーザーから通常よりも高い手数料を取っていたことから、反トラスト法(独占禁止法)や消費者保護法に違反すると主張するものです。Valveはこれを全面的に否定しています。

この通知の肝は、9月2日までにオプトアウト(不参加表明)しないと、自動的に集団訴訟に原告として参加させられてしまうという点です。何もしなかった場合、この裁判の判決が適用され、同様の問題でValveを訴えることはできなくなります。不参加の場合、今後も別の機会に同じ問題での訴訟を起こすことができます。

Game*Sparkが開発者のひとりに取材したところ、ひとまずは「何もせず様子を見る」という対応を取るとのこと。突如として届いたこの通知には、詐欺の可能性も捨てきれないため、個人情報の窃取に不安を感じているといいます。また、訴訟に加わることで不利益が生じないかにも懸念があると述べています。

公式のFAQページには、勝訴あるいは和解した場合は金銭を受け取る可能性が出てくるかもしれないとのこと。敗訴した場合は何も受け取れないとしていますが、金銭を支払わなければならないというようなことは明記されていません。今後の状況が気になるところです。

《みお》
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