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平成を駆け抜けた『ペルソナ』シリーズは、令和の今もアツい!相次ぐ新作に止まらぬ活躍、まさかの新展開も示唆

1996年から今日まで、30年近く走り続けてきた『ペルソナ』シリーズ。その活躍は過去のものだけでなく、今現在も続いています。

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平成を駆け抜けた『ペルソナ』シリーズは、令和の今もアツい!相次ぐ新作に止まらぬ活躍、まさかの新展開も示唆
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いかなるジャンルにも独自の面白さがあり、それを愛し支えるユーザーがいます。一方で、ジャンルの人気は時代に合わせて移ろう場合もあり、リリースの傾向にも影響を及ぼすほどです。

昭和から平成初期にかけ、コマンド選択型RPGの人気は凄まじく、黄金期と呼ぶ人も多くいました。このジャンルは今も活躍を続けているものの、昨今はアクションRPGに人気が集まりやすく、RPGだったシリーズ作がアクションRPGに切り替わっていった例などもあります。

そんな移り変わりの激しい時代の中、ナンバリングではコマンド選択型RPGを貫き、今も高い人気を集めるRPG作品があります。そのひとつが、アトラスの代表作ともいえる『ペルソナ』シリーズです。

1作目の『女神異聞録ペルソナ』が登場した1996年から始まった『ペルソナ』シリーズは、据え置き機に携帯機、さらにはPCへの進出も果たし、TVアニメや劇場版など多方面にわたって活躍します。

常に新たな展開でプレイヤーを驚かせ、しかし軸となるナンバリングのジャンルを変えない『ペルソナ』シリーズの勢いは、令和に突入してもなお衰え知らずです。盛り上がり続ける『ペルソナ』シリーズは、現在どのような躍進を遂げているのか。人気シリーズの今に迫ります。

■派生作相次ぐ『ペルソナ5』!アクションにタクティクス、そしてスマホにも

『ペルソナ』シリーズのナンバリング最新作は、現時点では『ペルソナ5』がその座を占めています。 発売は2016年なので約9年前の作品となりますが、オリジナル版では描かれなかった3学期や新キャラクターを追加した『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』が2019年にリリースされており、こちらも話題となりました。

さらに2022年には、リマスター化した『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』がニンテンドースイッチやPS5などの現行機に向けて登場。新要素の実装やアクセスしやすい環境作りなど、『ペルソナ5』だけに限っても多彩な展開を遂げました。

そして『ペルソナ5』を起点に、様々な派生作が生み出されています。2020年にリリースされた『ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ』は、本シリーズ初のアクションRPG。ジョーカーをはじめ心の怪盗団のメンバーたちを直接操作し、アクションバトルを楽しめるゲーム性は新鮮で刺激的でした。

また2023年には、こちらもシリーズ初のシミュレーションRPGとなる『ペルソナ5 タクティカ』を発売。コマンド選択型RPGとは異なる戦略性や、敵を取り囲むことで発動する「TRIBANGLE!」といった独自性で、シリーズの新たな境地を切り開きます。

さらに2025年には、アトラスが監修協力した『ペルソナ5: The Phantom X』の国内向け制式サービスが開始されるなど、今も『ペルソナ5』関連の熱い展開が続いています。

オリジナル版に『ザ・ロイヤル』、また『ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ』や『ペルソナ5 タクティカ』、『ペルソナ5: The Phantom X』といった派生作も飛び出し、『ペルソナ5』の人気と活気は留まるところを知りません。



《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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