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全年齢向け『Horizon』はどんな表現に?子どもから大人まで安心して遊べる『LEGO ホライゾン アドベンチャー』開発者独占インタビュー

ゲーム内に登場するものはすべて現実でも制作可能。レゴ職人も開発に参加!

ゲーム PS5
全年齢向け『Horizon』はどんな表現に?子どもから大人まで安心して遊べる『LEGO ホライゾン アドベンチャー』開発者独占インタビュー
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あのシリアスで壮大でリアルな『Horizon』シリーズは、PlayStationの比較的新しい人気IPです。そんな同作が、まさかレゴになるなんて……!初発表時には「えっ!?」と驚いた方も多いのではないでしょうか。

本記事では、『LEGO ホライゾン アドベンチャー』の開発に携わったGuerrilla Gamesのアートディレクターであるロイ・ポストマ(以下、ポストマ)氏と、Studio Goboのリードデザイナーであるトノ・ゴンザレス(以下、ゴンザレス)氏にお話を伺いました。

――本作品の成り立ちを教えてください。『Horizon』シリーズを“レゴ化”しようとしたきっかけは何だったのでしょうか。

ポストマかなり前からレゴとGuerrilla Gamesはよく集まって、何かコラボレーションができないかと相談しあっていました。https://www.youtube.com/watch?v=Z19s3KldJdE

話し合いの中でまずトールネックのレゴセットを実現した後、ゲームも作ってみないかという提案をいただいたんです。Guerrillaのメンバーは皆レゴブロックで遊んで育ってきましたし、レゴのゲームシリーズも若いプレイヤーに向けた作品として良いと感じていたので、非常に魅力的な提案でした。

原作の『Horizon Zero Dawn』は少し高めの年齢層がターゲットですが、我々のメンバーに子どもを持っている人もおり、自分たちが作り出した世界が子どもたちと共有できたらすごく良いなと思ったんです。そのアプローチとして、レゴのゲームにするというのは理想的なコンビネーションでしたね。

――基本的にはGuerrilla GamesとStudio Goboの2社が開発したと思うのですが、レゴ側とはどのように協力しましたか。

ポストマまず、アート面です。レゴがどのようにできているかはもちろん我々も馴染みがありましたが、実際にアイテムや建物を作る際、レゴ側から非常に厚いサポートを得られました。組み立ての方法をはじめとしたフィードバックをたくさんいただいたので、本作の世界で見えるものはすべて実際のレゴブロックでも作れるようになっています。

ゴンザレスデザインの面では開発の初期段階からレゴ側が色々と教えてくれて、コンセプトからゲームをどう作っていくかまでいろいろなアイデアをいただき、ゲームの世界設定としても、全体のトーンや明るい雰囲気の物語、レゴ作品らしいジョークなどもアドバイスをもらいました。

開発チームには「マスタービルダー」と呼ばれるさまざまなプロジェクトに関わってきた職人をお招きしました。そうした方と一緒にゲームを作るのはとても楽しい体験でした。

――同時期に、同じ作品を原作とした『Horizon Zero Dawn Remastered』が発売されます。例えば、リマスターを遊んだ後にこの『LEGO ホライゾン アドベンチャー』を遊ぶという流れでも楽しめるのでしょうか。

ポストマ本作はもちろん『Horizon Zero Dawn』に基づいてはいるのですが、いろいろな点に手を加えてストーリーをより幅広い年齢層向けにしています。まったく同じストーリーではないので、楽しんでいただけると思います。

――本作はPS5とPCに加え、ニンテンドースイッチでも発売されますよね。最初からマルチプラットフォームで発売する狙いは何なのでしょうか。

ポストマ本作は最初から若いプレイヤーがターゲットだったので、ニンテンドースイッチのプレイ層と合致するだろうという狙いがありました。PCに関しては、これまで数々の作品で経験を積んできたので、同時に作れるだろうということで発売します。

――原作から可愛くコミカルになったことで、対象年齢の幅が広がっていると思います。ゲームプレイにおいて、原作らしさを守った部分と全年齢向けに意識してアレンジした部分はありますか。

ゴンザレス『Horizon』の大きな特徴である「機械と戦う」という部分は絶対に守りたいと思いました。ただ、最初からスイッチ版や画面分割でない同画面でのマルチプレイも想定していたので、よりメカニクスをシンプルにして、お子さんでも遊べるように仕上げました。

本のゲームより簡単にはなっているのですが、いろんなツールや武器を駆使してクリエイティブな戦い方ができるという部分は守っていて、それにカオスでドタバタな雰囲気でコミカルなゲームにしていくことに重点を置きました。

――ストーリーやキャラクターの表現ではいかがでしょう。

ゴンザレスストーリーは原作のあらすじをキープしています。アーロイが旅路で仲間を見つけていくという点はどの年齢でも共感できる部分だと思うので、そこは守っています。ただ、実際のキャラクター像はアレンジしています。性格自体は元のままなのですが、より大げさに、よりコミカルになっています。

――『Horizon』シリーズでは初めてマルチプレイが搭載されていますよね。原作にはなかったマルチプレイを作るにあたり、どういったことを意識したのでしょう。

ポストマ先ほどもお話に上がりましたが、本作のマルチプレイは画面分割ではなく同じ画面に2人のキャラクターが表示される形式です。そのため、各キャラが小さくなりすぎないように視認性には気を遣いました。

ゲームプレイについてはいろんなツールを用いて一緒に機械獣を倒すというのが楽しさのひとつであり、1人が引き付けてもう1人が集中攻撃するということもできますし、逆にハチャメチャな世界でそれぞれ勝手に動いていてもカオスで楽しいです(笑)。どんなプレイスタイルでも皆が楽しめるということは意識しましたね。

――最後に、『Horizon』シリーズファンと、本作から遊んでみるユーザーに対してそれぞれコメントをお願いします。

ゴンザレスファンの方には、今まで戦ってきた機械獣がどのようにレゴ化しているのか、『Horizon Zero Dawn』のストーリーがどのように原作らしさを保ちながらコミカルにアレンジされているのかを見ていただきたいです。

そしてどのプレイヤーにもオススメできるポイントとして、いろいろな問題に対していろいろ試せるゲームになっているので、クリエイティブに遊んでみてください。

――ありがとうございました!


『LEGO ホライゾン アドベンチャー』は、PC(Steam)/PS5/ニンテンドースイッチ向けに11月14日発売です。


《みお》
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