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『FANTASIAN Neo Dimension』は「探索したい」「雑魚戦の回数を抑えたい」のいいところ取り! ボス戦の手ごわさで、RPGの基本と柔軟な姿勢の必要性を改めて実感【TGS2024】

『FANTASIAN Neo Dimension』の試遊プレイで、RPGの基本とバトルの醍醐味を実感!

ゲーム 特集
『FANTASIAN Neo Dimension』は「探索したい」「雑魚戦の回数を抑えたい」のいいところ取り! ボス戦の手ごわさで、RPGの基本と柔軟な姿勢の必要性を改めて実感【TGS2024】
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坂口博信氏×植松伸夫氏という、RPGファンの心を掴むタッグで製作されている『FANTASIAN Neo Dimension』。発売日が2024年12月5日(Steam版は翌6日)に決定し、多くの人がプレイ意欲を高めています。

この『FANTASIAN Neo Dimension』の魅力を先行体験できる機会が、「東京ゲームショウ2024」に訪れました。時間制限の範囲内ですが、本作の魅力を味わうべく早速試遊したので、そのプレイ体験を今回お届けします。

■ジオラマ感のあるフィールドと、テンポよく探索できる「ディメンションシステム」

手作りのジオラマとCGが融合したフィールドも、本作が持つ特徴のひとつ。今回の試遊プレイは、フィールドから直接始まったので、その魅力を早くも味わうことができました。

マップ画面が斜め上からの俯瞰視点というのもあり、ジオラマ感は満点。プレイヤーが画面上のキャラクターを動かすと、まるで小さな世界に入り込んだような手ごたえを感じられます。

本作のゲーム性は、コマンド選択型のRPGで、エンカウントはランダム性。敵との遭遇を警戒しつつ、フィールド探索に乗り出します。フィールド上には宝箱があるので、一通り調べたい気分に駆られますが、敵との遭遇も控えたいところ。エンカウント率も低めではないので、探索するかテンポよく先に進むか、悩むところでしょう。

しかし本作には、「ディメンションシステム」という独特のシステムが存在します。このシステムを起動している間、敵と遭遇してもすぐ戦闘にはならず、出会った敵を「一時的に保存」することができます。

そのため、起動中なら敵とエンカウントしても、その表示は出るものの移動は遮られず、探索を続行できます。保存できる敵は30体までなので、それを超えると強制的に戦闘となりますが、「探索に集中しながら雑魚はまとめて戦う」というスタイルで遊べるのは、なかなか魅力的です。

今回は試遊時間が決まっているため、「ディメンションシステム」で雑魚戦の回数を抑えつつ、最低限の戦闘回数でボスまで進みました。これは特殊な事情ですが、探索が終わった場所で先に進みたい場合、こうしたプレイのやり方も十分アリでは、と思える体験でした。



《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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