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『ゼル伝』『聖剣』『ガンブレ』の完全新作が! 7・8・9月の期待作が熱すぎる─ハチャメチャな『ウマ娘』、名作ADVの復活も

2024年も下半期に突入しましたが、この7・8・9月の3か月だけでも、魅力的なゲームが多数登場します。今後の話題作を見逃さぬよう、あらかじめチェックをどうぞ。

ゲーム 特集
『ゼル伝』『聖剣』『ガンブレ』の完全新作が! 7・8・9月の期待作が熱すぎる─ハチャメチャな『ウマ娘』、名作ADVの復活も
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■『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ ~追憶の流氷・涙のニポポ人形~』:9月12日発売(スイッチ/PC)

堀井雄二氏の代表作といえば『ドラゴンクエスト』シリーズが有名ですが、『軽井沢誘拐案内』や『ポートピア連続殺人事件』といった作品も手がけています。特に『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ』は、東京で起きた殺人事件をきっかけに、北海道に広がるミステリアスな物語が当時のゲームファンを魅了しました。

元々はPC向けの作品でしたが、後発のファミコン版はブラッシュアップされ、荒井清和氏によるキャラクターデザインで雰囲気も一変。遊びやすさとアクセスの良さが相まって、ファミコンを代表する名作AVDとして今も語り継がれています。

この名作がリメイクされ、今年の9月12日に『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ ~追憶の流氷・涙のニポポ人形~』となって帰ってきます。オリジナル版はパスワード方式でしたが、リメイク版では任意のタイミングでセーブが可能に。また、オートセーブ機能も搭載されています。

人物相関図や捜査マップといった便利機能も追加されるほか、本編で起きた事件のその後を描く、2024年を舞台にした完全新作ストーリーも収録予定。こちらの新ストーリーは堀井氏が監修しており、プレイ済みのユーザーも見逃せない一幕になりそうです。

なお、スイッチのパッケージ版を購入すると、ファミコン版『オホーツクに消ゆ』が限定特典としてついてきます。この特典はカートリッジ内に同梱される形なので、パッケージ版を購入し、新旧の『オホーツクに消ゆ』をまとめて手に入れましょう。

■『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』:9月26日発売(スイッチ)

1986年に登場した1作目以降、時代に合わせて様々なプラットフォームに展開し、世代を超えて人気を博してきた『ゼルダの伝説』シリーズ。戦闘・探索・謎解きがバランスよく組み合わされ、独自の「冒険感」を構築し続けてきました。

近年だけ見ても、ニンテンドースイッチと同日発売された『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』は、新ハードを牽引するほどの話題作となり、今年3月の時点で3,185万本もの販売実績を打ち立てました。また、続編の『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』が2023年に発売され、こちらも現在2,061万本と大ヒットを遂げています。

このところボリュームの大きい作品が続いたため、「完全新作は、まだしばらく先だろう」と予想していたファンも少なくありません。しかし、今年の6月に行われた「Nintendo Direct 2024.6.18」にて、『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』を電撃発表。そして発売日も、9月26日に決定しました。

これまでのシリーズ作とは一風変わっており、今回は「ゼルダ姫」が主人公を務めます。また、能力もリンクとは異なっており、テーブルや木箱、ベッドといった様々なものを借りる「カリモノ」の力を使って、ギミックの解決や魔物とのバトルに挑みます。

「カリモノ」をどのように活用するのか。その選択と判断次第で、十人十色の攻略が楽しめる『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』。今年の夏を締めくくるのに十分な遊び応えを、本作が見せてくれることでしょう。


今回紹介したタイトルのほか、9月だけでも『アストロボット』や『プロ野球スピリッツ2024-2025』、『かまいたちの夜×3』などが登場予定です。

その後も、『サイレントヒル2』に『メタファー:リファンタジオ』、HD-2D版『ドラゴンクエストIII』など、注目作の数々は枚挙に暇がないほど。今年の下半期も濃厚な展開なので、まずは7・8・9月をどう乗り切るか、今のうちにじっくり考えて答えを出しましょう。


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《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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