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『FGO』「巡霊の祝祭」第1弾ってどんなサーヴァント? 戦力になるの?─6年前の配布なのに驚異的な優秀さを持つ者も

『FGO』では、過去登場した配布サーヴァントを改めて入手できる「巡霊の祝祭」が、4月2日より始まります。第1弾の対象となる3騎はいずれも、実装からかなり年月が経った面々ばかり。ですが、戦力面で頼りになる点も多いので、こちらで予習しておきましょう。

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『FGO』「巡霊の祝祭」第1弾ってどんなサーヴァント? 戦力になるの?─6年前の配布なのに驚異的な優秀さを持つ者も
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Fate/Grand Order』(以下、FGO)で新たなサーヴァントを手に入れるには、いわゆるガチャに相当する「召喚」を行う必要があります。フレンドポイント召喚なら、★1~★3のサーヴァント(一部例外で★0や★4サーヴァントも)が、そして聖晶石を使う召喚では★3~★5のサーヴァントが獲得できます。

ですが、例外的な手段として、期間限定イベントのクリアといった条件を満たすことで、そのイベント専用の配布サーヴァントをゲットできる場合もあります。こうした施策は基本無料系のゲームにつきものですが、『FGO』の場合は有用な配布サーヴァントも多数。ある程度プレイ歴が長いユーザーであっても、積極的に配布サーヴァントを使う場合があります。

ただし入手の機会を逃すと、再びチャンスが巡ってくるかどうかは運営の匙加減ひとつ。イベントの復刻やインタールード入りを待つしかありませんでした……というのは、あくまでこれまでの話。もうひとつ新たなチャンスが、4月2日18時から始まる「巡霊の祝祭」にて巡ってきます。

「巡霊の祝祭」とは、期間限定イベントで登場した配布サーヴァントと再び出会うことができる新たなキャンペーン。配布サーヴァントがもらえるだけでなく、サーヴァントコインも獲得できます。獲得するための概要のほか、4月2日から始まる第1弾で獲得対象となる配布サーヴァントも発表されました。

ですが、第1弾で登場するサーヴァント3騎はいずれも実装時期が古く、最も新しい者でも2018年末。ここ2~3年ほどで始めたプレイヤーだと、見覚えもないでしょうし、性能を把握していなくてもおかしくありません。

そこで今回は、4月2日から始まる第1弾に向け、対象3騎の実装時期や戦力としての有用性などをお届け。誰を獲得するとどんな風に役立つのか、今後のプレイに向けて本記事をご活用ください。

■NP50%チャージとカード性能の高さが光る!「坂田金時(ライダー)」

第1弾の対象3騎の中で、最も注目したいのが「坂田金時(ライダー)」。バーサーカーの「坂田金時」もいるので、本記事では便宜的に“配布金時”と呼ばせていただきます。

この配布金時は、2016年7月に行われたイベント「天魔御伽草子 鬼ヶ島」で実装されました。『FGO』のサービス開始日が2015年7月30日(Android版)なので、約1年後の登場。今から数えると、6年以上も前に参戦したサーヴァントとなります。

「そんな古いサーヴァントで、しかも配布されたキャラなんて、使う場面がないのでは」と思う方もいるでしょうが、配布金時については「全く当てはまらない」と言わせていただきます。

配布に限った話ではありませんが、後発のサーヴァントほどスキルの効果が良かったり、複数の効果を併せ持ちます。そのため、古いサーヴァントはスキル構成がシンプルで、物足りない場合もしばしば。配布金時のスキルも、それぞれ「自身のクイックカード性能アップ」「自身のNPをチャージ」「攻撃弱体耐性アップ&HP大回復」と、かなりすっきりしています。

ですが、「NPチャージ」の量がかなり破格で、LV10になるとなんと50%チャージ。ここ数年で、NP50%以上チャージできるサーヴァントはそれなりに増えたものの、それでも数は限られていますし、★4に絞るとようやく10騎を超えた程度。配布では、ほかに「クロエ・フォン・アインツベルン」しかいません。(「ハベトロット」は条件付きのフレンドポイント召喚)

しかも配布金時は、コマンドカードのNP獲得量も良好なので、宝具の2撃目、3撃目も狙いやすいのが嬉しいところ。スターも出しやすい上に、ライダー特性で自分のカードに集めやすいので、クリティカルも合わせると更にNPをがっつりと獲得可能。昨年のクイックカード強化も、配布金時にとって追い風と言えるでしょう。

現在の水準から見てシンプルなのは確かですが、自身のスキルと宝具だけでも戦いやすく、サポートを受ければ宝具のダメージ増や連発も狙いやすいと、配布金時はいいところだらけ。回避や無敵がないので防御面は弱いものの、スキルで最大3000のHPが回復できるので、一撃程度なら延命も可能。宝具の攻撃範囲は単体なので、シナリオ上の強敵やレイドバトルなどの戦いに向いた、非常に頼もしいサーヴァントです。

ちなみに、配布金時を欲して「天魔御伽草子 鬼ヶ島」の再復刻を望んだ声は数多く、そして長く続きました。配布の中でも特に望まれてた指折りのサーヴァントなので、単体攻撃宝具のライダー枠が不足がちのマスターは、真っ先に狙っても決して損はありません。



《臥待 弦》
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