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まさかのLINEスタンプ化!初代PSで生まれた怪作『serial experiments lain』

20年以上も人々を虜にしてきた「lain」の魔力。

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まさかのLINEスタンプ化!初代PSで生まれた怪作『serial experiments lain』
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1990年代の伝説的コンテンツ『serial experiments lain』が、LINEスタンプとなって登場。思わぬサプライズに、数多くのファンたちが盛り上がっています。一体なぜ同作が伝説として語り継がれているのか、この機会に振り返ってみましょう。

スタンプになってもかわいい岩倉玲音

今回バタフライダンス株式会社から発売が始まったのが、「lainTTLクリエイターズLINEスタンプ」。ファンの創作をもとにしたスタンプですが、権利元「NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン」に監修を受け、公式ライセンスを取得して販売されています。

7月19日に第1弾として発売されたスタンプは、漫画家・薫人先生がイラストを手掛けたもの。物語のカギを握る少女・岩倉玲音のチャーミングな表情が描かれています。

20年以上の時を経て蘇った名作に、ファンからは喜びの声が続出。さらに玲音役の声優・清水香里さんも、「アニメ放送してから24年、まさか今lain のスタンプを送れる日が来るとは…」とTwitter上で感慨に浸っていました。

時代を先取りした名作『lain』

『serial experiments lain』が世に解き放たれたのは、1998年のこと。当時は珍しかったメディアミックス型のコンテンツで、雑誌連載にアニメ、ゲームと多数のメディアで物語が相互補完的に進行しました。

その大きな特徴が、現実世界とコンピュータ上のネットワークワールド「ワイヤード」の双方を行き来するという世界観です。当時はWindows98が発売され、パソコンが本格的に普及し始めていた時代。どれだけ先駆的な作品だったのかよく分かるでしょう。

流行りの「VR」を予見するような描写すら登場し、アンダーグラウンドな雰囲気の名作SFとして今なお語り継がれています。それ以上に、主人公の少女・玲音の不思議な魅力にとりつかれるという説もありますが…。

なお、初代PS向けに発売されたゲーム版は、いまだに熱烈なファンが多数存在。同ゲームは玲音とカウンセラーの会話などを閲覧し、謎を推理していくことで、プレイヤー自身が真相を求めていくというユニークなシステムでした。

人気の高さから、リメイクなどを望む声も多いのですが、諸般の事情から発売には至っていません。そのためプレミア価格が付いており、ネットオークションや中古ゲームショップでは5万円以上の高値で取引されることも。

今回のスタンプの反響が大きければ、ファンの熱気は公式まで届くはず。コンテンツとしての新展開を熱望する人は、ぜひチェックしてみることをオススメします。


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《サワディ大塚》
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