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『エースコンバット』コトブキヤ1/144「X-49 ナイトレーベン」プラモデルレビュー!巨大で特異なフォルムを体感出来る魅惑のキットで「挟まっちまった」も試した

「X-49 ナイトレーベン」の特異さは1/144スケールでも実感出来る

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まずはプレイ映像でおさらい!

これまで『エースコンバット』シリーズの機体としてはブーメランを二枚重ねたような特異な形を見せ、『3』のストーリー中核に関わったことでも人気を博した機体「X-49 ナイトレーベン」。本稿では、コトブキヤより2021年10月末に発売された1/144「X-49」(通称: ナイトレーベン)のプラモデルレビューをお届けします。

これまでコトブキヤは『エースコンバット』関連のプラモデルとして、一部塗装済みパーツを揃えたモデルとモデラー向けの無塗装版「For Modelers Edition」の2種類を展開してきました(「ADFX-10F/ADF-11F」は例外)。今回の1/144「X-49」は、無塗装モデル1種類のみでのリリースです。

「ADFX-10F/ADF-11F」に次ぐサイズ感の「X-49 ナイトレーベン」

早速、本キットのランナーから全貌を見ていきましょう。ランナーは展示ベースを含めても12枚で、全翼機を象徴する大きめなパーツが目立ちます。「ナイトレーベン」のパーツはジャンプゲート(通称: アンダーゲート)を多用し、ゲート切断による白化や欠けを極力上面から見せないようにする配慮が数多くなされています。

ほとんどのパーツがジャンプゲートで構成されている

組み立て説明書は前回の「ADFX-10F\ADF-11F」より進歩し、パーツ毎の完成図が載っていることによって、その段階でどの部位を作っているのかが一目で分かりやすくなっています。

パーツ構成がシンプルだからか配慮も進んだ組説になっていた

パーツの組み立ては上翼→下翼→上下合体→左右フレーム→車輪/パイロンの5段階。ジャンプゲートが多用されていることから最終的なゲート処理が重要で、干渉する部分をしっかりと削り落とさないと最後まで合わせきることが難しいです(組説にも注意書きが多く記載されている)。

組み立てだけなら、1時間もあれば展示ベースを含めて完成にまで持ち込めるほどのシンプルさ。付属のパーツも少なく展示ベースの他に、着脱式の車輪と開閉式のミサイルが付属するだけです。その一方で設定上全幅30.11mもの長さを持つ機体なことから、1/144スケールでも全幅は21cmほどで、片手でギリギリ持てるくらいの大きさ。前回の1/144「ADFX-10F」とはまた異なる印象を与えてくる、巨大なサイズ感です。

素組みで完成した1/144 X-49ナイトレーベン、第一印象は「思った以上に大きい」だった
1/144でも「とんでもない戦闘機」と感じる大きさ。よく見ると『インフィニティ』版と異なる印象を受ける

よく見ると、新たに再設計された箇所に気付く1/144「ナイトレーベン」

完全塗装に入る前に素組みで完成した1/144「X-49」の全体を眺めてみましょう。複葉全翼機であるために、B-2などの全翼機や普通の複葉機と比べてみても特異なシルエットです。成形色はゲーム本編の黒色でなく、どちらかと言えば赤みが入った現代ステルス機的な色合いを感じさせます(成形色は1/144 ADF-11Fと同じだそう)。

コトブキヤのブログによると、本キットは『エースコンバット インフィニティ』でHD化されたモデルを再現しているのではなく、『エースコンバット3』登場時の印象に近づけたものであるそう。よく見ると上部エンジン周辺のモデリングが『インフィニティ』版と異なるだけでなく、『3』のゲーム本編やアニメパートの特徴も汲み取って再設計されたことがわかる新しい造型になっています。

ゲームプレイの3人称視点でよく見る構図のX-49ナイトレーベン

機体を傾けると、表面に施されたディテールや複葉全翼機としてのシルエットが強調され、力強く飛んでいきそうな印象を与えます。オリジナルの『エースコンバット3』は初代PS向けに発売されてから20年以上が経過していますが、この20年の歳月を経てプラモデルとして立体化されても(『エースコンバット インフィニティ』で再登場した時にHD化されているが)特異で古びないデザインが驚異的です。

ミサイルは、翼に懸架するのでなく収納式なので機体を傾けるか、正面から見上げるように視点を向けなければ見ることができません。機体底部には真円が設けられておりハッキリと確認できます。ナイトレーベン裏面のディテールは、パーツを組み込んだ時の合わせ目が目立ち気味ですが、どれも違和感なく同居しておりそのままにしておいても問題無いように思えます。

ナイトレーベンと同スケールの機体を並べて見ると、一般的な戦闘機なら2機分の幅を持ち、ADFX-10Fと並べてもほぼ同等。戦闘機としては異様なほど大きいことがよく分かります。キットを様々な角度で撮影しようと思っても、付属の展示ベースが小さいことから安定性に欠け、倒れやすい構造となっているのが残念です。

素組みでも大きな存在感を放ったナイトレーベン。特異で巨大な機体のため、微妙な割高感が残るものの価格分6,600円(税込み)の価値を十分に放っています。続いて塗装や合わせ目消しを施し、機体全体をブラッシュアップしていきましょう。


《G.Suzuki》
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