『ELDEN RING』には強力な武器がいくつも存在しており、どれを使うべきか迷ってしまうもの。ですが、強さではなくロマンを突き詰めるのも1つの楽しみ方ではないでしょうか。今回は見栄え重視でチョイスした、美しい「専用戦技」を紹介していきます。
まるでゲイ・ボルク？「古竜の雷」
神話のごとき美しさを放つ戦技、それが「古竜の雷」。伝説の武器である槍「グランサクスの雷」に備わっている専用戦技です。
戦技を発動すると、褪せ人はふわりと宙に浮遊。バチバチと激しい音が鳴り、槍に赤くまばゆい雷が集まってきます。そして猛スピードで飛んでいった槍により、敵はなすすべもなく焼き尽くされることに…。
“赤い雷”のド派手さはもちろん、攻撃を終えた瞬間に槍が手元にもどってくるのも痺れる演出。遠距離に特化した戦技として、実用性も併せ持っています。
また、投擲のモーションや赤く発光する姿は、どこか『Fate/stay night』に登場するランサーの宝具「ゲイ・ボルク」に似ていると評判。一部のプレイヤーたちは、「完全にゲイボルクじゃん」「グランサクスの雷でゲイボルクごっこができるな」と盛り上がっていました。
宇宙の輝きを放つ「星雲」
「星雲」は、曲剣「アステールの薄羽」とフレイル「落とし子の星々」でしか発動できない専用戦技。その魅力はなんといっても、攻撃発動時のSFチックなエフェクトにあります。
戦技を放つと、周囲にキラキラとした薄紫色の星雲が拡散。そして星々が爆発することで、敵にダメージを与えます。その光景はまるで小さな宇宙が目の間に広がったよう。だとすれば星の爆発は「超新星爆発」でしょうか。
ちなみに2つの武器では、戦技を発動した際の効果が若干異なっているよう。「アステールの薄羽」の場合は横一直線で、攻撃範囲は狭いですが、星の爆発を多段ヒットさせて大ダメージを狙えます。
一方で「落とし子の星々」は武器の先端に球状の閃光が輝き、薙ぎ払いモーションの軌跡に星雲が出現。攻撃範囲は広いものの、多段ヒットによる大ダメージは狙えません。とはいえ、やはりここは性能ではなく見た目でどちらを使うか決めるべきでしょう。
実用性よりド派手さ重視！「雷雲の姿」
圧倒的なかっこよさでありながら、リスクを伴っているのが「雷雲の姿」という専用戦技です。この戦技は重刺剣「竜王の岩剣」を装備することによって使用できますが、使い道には要注意。
まず「雷雲の姿」を発動すると、つかのま褪せ人自身の姿が“赤い雷雲”へと変貌します。そしてその姿のまま空を翔け抜け、雷をまとった剣で相手を貫いてフィニッシュ。武器の名前に恥じない、ダイナミックで華々しい戦技と言えるでしょう。
ただし欠点は、赤い雷雲やくすぶるような煙が画面一杯に広がること。プレイヤーの視界が覆われ、敵の位置を把握しにくくなってしまいます。また発動から終了までの隙が大きいのも特徴。素早い敵や複数の敵には不向きかもしれません。
もちろんボスや大型の敵には有効であり、見た目もド派手の一言。上手い使い方をマスターすれば、神話上の英雄にでもなったような気持ちで楽しめるはず。
「どうやって敵を倒すか」と頭を悩ませるのもいいですが、「どうやって目立つか」を考えるのも一興。美しい固有戦技を練習して、より一層『ELDEN RING』を満喫してみてはいかがでしょうか。
