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売り切れ御免!初心者のための予算別ゲーミングPC3選【2021年12月版】

ゲーミングPCに関する情報をわかりやすく整理して発信しているブログ「PC自由帳」の著者「とねりん」さんにご協力いただき、2021年12月時点での価格帯別オススメのゲーミングPCを紹介します。

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第12世代インテル Core i7とGeForce RTX 3080搭載ミドルタワーゲーミングPC [SSD搭載]LEVEL-R969-LC127K-VAX(パソコン工房)
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  • 売り切れ御免!初心者のための予算別ゲーミングPC3選【2021年12月版】

いま、ゲーミングPCが熱い! ゲーム実況やeスポーツなど、ゲームの楽しみ方が急速に変わり広がっていく中で、「自分も同じゲームをやってみたい!」と思う人も増えてきますし、「実況してみたい」「試合に参加したい」という思いを持つ人も次第に増えています。

しかし、ゲーミングPCは種類もメーカーも多すぎて、説明も複雑すぎでどれを買えばよいのか、多少PCの知識があるくらいだと判断がつきにくく、逆に生半可な知識や古い知識では失敗してしまう危険もあります。

そこで、ゲーミングPCに関する情報をわかりやすく整理して発信しているブログ「PC自由帳」の著者「とねりん」さんにご協力いただき、2021年12月時点での価格帯別オススメのゲーミングPCを紹介します。

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ゲーミングPCとは?

「ゲーミングPC」とは、ゲームを快適にプレイできることを主眼においたWindows PCのことです。高性能なCPUやGPUを搭載していることが主な特徴ですが、その他を除けば基本的には普通のPCです。

Windows PCなので、ゲーム以外の仕事や趣味にも使えます。高性能なゲーミングPCを仕事に使うことで、WordやExcelを使うのも快適になります。流行のリモートワークにも使えますし、ゲーミングPCで生産性をアップして、仕事の評価も上がっちゃうかも!?

ゲーミングPCのメリット

・ハードウェアの拡張性:SwitchやPSと違って、多彩な周辺機器が存在し、マウスやキーボードを買い替えることでゲームの快適性が増します。さらに知識を身につければ、メモリを増やしたり、GPUやCPUを自分で交換してパワーアップもできます。

・ソフトウェアの幅広さ:PC用のゲームの中にはSwitchやPSでは配信されていないメジャータイトルもありますし、無名の会社や個人が作った個性的ゲームも数多くあります。また、オフィスアプリなどで仕事も快適にできますし、強力なGPUやCPUを使って動画編集などクリエイティブワークにも使えます。

・ゲーム実況配信:高性能なゲーミングPCならゲームをしながら生配信をするのも楽になります。

・eスポーツ:eスポーツに参加する場合もPCの方が有利な場合があり、コンシューマゲーム機版があってもPC版でないと参加できなかいこともあります。eスポーツのメジャータイトルである『リーグ・オブ・レジェンド』や『VALORANT』はPC用のみでPSやSwitchでは発売されていません。

ゲーミングPC選び 5つのポイント

1. GPU/グラボ

ゲーミングPCの一番大事なパーツは画像表示に使用するGPU(グラボ)です。『バトルフィールド2042』や『ファークライ6』などの最新重量級ゲームをするなら、GeForce RTX 3080などの高性能グラボが欲しいところですし、日本で大人気の『エーペックスレジェンズ』を快適にプレイしたいなら、GeForce 1650 Superより上のGPUが欲しいところです。

2. CPU

CPUは「Core i7以上がオススメ」とか「Ryzen 5以上なら」などと言われますが、世代によって性能に差があります。Core系は現在、おおよそ3世代(第10世代~第12世代)のどれかの採用が主流です。最新の第12世代(型番12xxx)の性能が高く人気ですが、第11世代(型番11xxx)や第10世代(型番10xxx)を採用しているゲーミングPCもあります。予算に制限がないなら第12世代が理想です。ただし、ゲームの映像表示の主役はGPUなので、ゲーム用途でコストパフォーマンスを重視するならCPUは値下がりしている旧世代モデルを選ぶという選択肢もあります。

Ryzenは現在、第3世代(型番3xxx番台)と最新の第4世代(型番5xxx番台)のどちらかの採用が主流です。性能や電力効率が向上している最新の第4世代がおすすめです。

3. メモリ

多くのPCゲームはメモリ8GBから16GBを推奨スペックとしています。ゲーム実況をするなど、ゲームと他のアプリを同時に動かしたいなら、推奨スペック+8GB~16GBをあると安心です。

4. ストレージ(SSD/HDD)

最近のPCゲームのメジャータイトルは、必要なストレージ容量が増大する傾向にあります。1本で50GBぐらいも珍しくなく、なかには100GB以上必要なゲームもあります。500GBのSSDだと数本で容量が足りなくなりそうです。SSDはGBあたりの単価が高いので、予算が足りない場合は、SSDより読み書き速度が遅くなりますがGB単価が安いHDDを組み合わせるなどの工夫が必要です。

5. 電源

高性能なGPUやCPUは、大量の電力を消費します。電力を安定して供給するためには、高性能な電源が必要で、供給できる電力量に合わせて500W、650W…と増えていきます。

また、実際に供給できる効率によって、STANDARD、BRONZE、SILVER、GOLD、PLATINUM、TITANIUMとレベルが上がっていきます。高性能なGPUやCPUを使うならそれに応じた電源を選びましょう。

より詳しくわかりやすい、GPU、CPU、メモリ、電源の解説記事も用意しました。興味がある方は下記の記事も参照してください。
GPUもCPUも迷わない!初心者のためのゲーミングPC超入門

最新ゲーミングPC 3選

ここでは、2021年12月現在でコストパフォーマンスが良いと思う、おすすめゲーミングデスクトップPCを紹介しています。予算と性能別に3つピックアップしてみました。※記事公開後に売り切れや価格変更となる可能性があります。ご了承ください。

・ハイエンドコース

LEVEL-R969-LC127K-VAX(Core i7-12700K + RTX 3080
https://www.pc-koubou.jp/products/detail.php?product_id=858547


メーカー:パソコン工房
価格:316,980円(税込み、送料別)
CPU:Core i7-12700KF、360mm水冷
GPU:GeForce RTX 3080
メモリ:DDR4-3200 32GB(16GBx2)
ストレージ:SSD(NVMe) 1TB
チップセット:Intel Z690
電源:800W 80PLUS TITANIUM
OS:Windows 11 Home 64bit
光学ドライブ:無し

特徴:最新の第12世代のCore i7を採用したハイエンドゲーミング構成。
弱点:電源容量が少し心許ない。
考察:CPUに「Core i7-12700K」、GPUに「GeForce RTX 3080」を採用したハイエンドゲーミング構成です。CPUクーラーには標準で360mmラジエーターの水冷ユニットが採用されています。現在この構成で32万円未満は格安だと思います。ただし、電源容量が800Wとなっており、やや心許ない点は注意です。記事執筆時点ではカスタマイズ画面から+7,500円で1200Wのものへと変更できるため、気になる方は変更をおすすめします。



・ミドルレンジコース

raytrek XV-Ti(Core i7-11700F + RTX 3060 Ti)
https://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_prime.php?tg=4&mc=10755&sn=3258

メーカー:ドスパラ
価格:169,980円(税込み、送料別)
CPU:Core i7-11700F
GPU:GeForce RTX 3060 Ti
メモリ:DDR4-3200 16GB(8GBx2)
ストレージ:SSD(NVMe) 500GB
チップセット:Intel H570
電源:650W 80PLUS BRONZE
OS:Windows 10 Home 64bit
光学ドライブ:DVDスーパーマルチ(DVD±R DL 対応)
カードリーダー:SDカードスロット/microSDカードスロット

特徴:重量級ゲームにも対応できるRTX 3060 Tiを採用でミドルレンジとしては高めの性能。ケースはフロントに14cmファンを2基搭載しており、大型で排熱性能に優れている。DVDドライブとSDカードスロットも搭載。
弱点:SSD容量が500GBと少なめ。標準クーラーの性能がやや不安。
考察: CPUに「Core i7-11700F」、GPUに「GeForce RTX 3060 Ti」を採用のミドルレンジとしては高めの性能の構成です。重量級のゲームや動画編集にも十分対応出来る性能がありながら、ハイエンド品よりは大幅に安い約18万円という価格が魅力です。
本来は、クリエイター向け製品として販売されていますが、ゲーミングPCとしても十分なスペックです。

・価格重視コース

raytrek XT-Ti(Core i7-11700F + GTX 1660 Ti)
https://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_prime.php?tg=4&mc=10774&sn=3259
メーカー:ドスパラ
価格:135,980円(税込み、送料別)
CPU:Core i7-11700F
GPU:GeForce GTX 1660 Ti
メモリ:DDR4-3200 16GB(8GBx2)
ストレージ:SSD(NVMe) 500GB
チップセット:Intel H570
電源:550W 80PLUS BRONZE
OS:Windows 10 Home 64bit
光学ドライブ:DVDスーパーマルチ(DVD±R DL 対応)
カードリーダー:SDカードスロット/microSDカードスロット

特徴:Core i7とほとんどのゲームを快適にプレイできるグラボ搭載で13万円台の安さとコストパフォーマンス重視モデル。ケースはフロントに14cmファンを2基搭載しており、大型で排熱性能に優れている。DVDドライブとSDカードスロットも搭載。
弱点:SSD容量が500GBと少なめ。標準クーラーの性能がやや不安。GPUにRTXシリーズで対応した次世代技術(レイトレーシング支援、DLSS)用の専用コアが無い。
考察: CPUに「Core i7-11700F」、GPUに「GeForce GTX 1660 Ti」が採用されている、現在ではミドルレンジ下位程度の構成です。最新モデル基準だと高い性能とは言えませんが、重めのゲームや動画編集に対応可能なぐらいの性能はあります。高いレベルを求めないのであれば十分な性能です。
こちらもクリエイターモデルなので、DVDドライブとSDカードスロットが標準搭載されています。この構成で13万円台はコストパフォーマンスが優れているので、ゲーミングPCとしてもオススメです。

協力:PC自由帳

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《インサイド編集部》
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