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ケンタ君の小学生離れしたゲームマスター力(ちから)に酔いしれろ!手作りノートADV『RPGタイム~ライトの伝説~』プレイレポ【TGS2021】

サービス精神旺盛なケンタ君と放課後に遊ぶ手作りADV。

マイクロソフト Xbox Series X
ケンタ君の小学生離れしたゲームマスター力(ちから)に酔いしれろ!手作りノートADV『RPGタイム~ライトの伝説~』プレイレポ【TGS2021】
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メディア・インフルエンサー向けの会場展示と、オンラインイベントの2段構えで行われる「東京ゲームショウ2021 オンライン」。会場では、デスクワークスが開発し、アニプレックスが販売する『RPGタイム!~ライトの伝説~』が出展されていました。本記事では会場からデモ版のプレイレポをお伝えしていきます。

『RPGタイム!~ライトの伝説~』とは

『RPGタイム!~ライトの伝説~』は、放課後の教室でゲームクリエイターになりたい少年・ケンタくんが作った大作RPG「ライトの伝説」を遊ぶ手作りノートアドベンチャーゲーム。アクション、アドベンチャー、RPG、横スクロールSTG、コマンドバトルなど、宝箱から溢れ出す宝石のように、ケンタくんの遊び心に満ちたゲームの数々が教室の机の上で展開されます。

本作は、その独創的なクリエイティブと、無数のアイディアを詰め込んだゲーム内容が各国のゲームイベントで高い評価を受けており、東京ゲームショウ・台北ゲームショウ・Bitsummit・IndieCade などで賞を多数受賞しています。今回、実際にプレイしてみるとその理由がよく分かったので、本作が如何に素晴らしいかをお伝えできればと思います。


プレイを開始すると、ケンタ君がノートで作った自作のRPG「ライトの伝説」を差し出してきます。遊ぶことに同意すると早速、机にはノートと共にBGM用の音楽デバイスやビーズで作ったステータス画面、鉛筆、メジャーで示される残り体力などが広げられます。ゲームにおいてはこれらがユーザーインターフェース(UI)になるわけですが、全て小学生が用意できそうなものながら、今までプレイしたゲームと全く異なるUIにわくわくさせられます。

机にもびっしりと落書き(UI)が。机をこんなにしたら怒られるぞ~といらぬ心配をしてしまいました。でも、小学校で使っていた机に絵を描くと、独特なツルツルとした面のおかげで上手く描けたのを憶えています。プレイしていると自ずとノスタルジーを刺激されるのが本作の特徴です。

机の上に道具を広げたらケンタ君のナレーションで物語が幕開けます。物語のストーリー自体は王道のJRPGといった感じですが、素晴らしいのはゲームのギミック。この場面ではコントローラーの十字キーと机の上の十字キーが連動しており、プレイヤーはあたかもケンタ君と一緒に遊んでいるかのようにノートで展開される「遊び」に参加できるのです。

この場面では小さな主人公を動かす。描きたいものを大きく描く、小学生の特権だ

また、画面上の絵作りも印象的で素晴らしいものに。ノートに描かれる絵は小学生らしいパワフルさや混沌さがありながらも綺麗に整理され、さらに細かくアニメーションが実装されています。この場面だけでも「一体どれだけの手間がかかってるんだ!」と驚かされっぱなしで、静止画でしか伝えられないのが惜しいです。

その後の画面も創意工夫に溢れており、漫画が始まったり、コマンドバトルが始まったりします。そういえば筆者も小学生時代は友人と漫画を描いていたりしました。出来はケンタ君に遠く及びませんが、本作をプレイしていると、こうした懐かしい記憶が刺激されます。

もちろん、本作はRPGでもあるので、しっかり経験値が入っています。行動に応じて付箋が貼られていくのが気持ち良いです。

また、驚かされたのがケンタ君のゲームマスター力の高さ。状況説明や攻略のヒントをしっかりと提示してくれるので、プレイヤーは迷うことなく、本作のあふれんばかりのギミックに集中して楽しめます。

崖から岩が落ちてくる場面で岩に潰されゲームオーバーになっても、ヒントを見れば攻略法を教えてくれます。インタビューで伺った話では、何度も失敗するとケンタ君が自ら攻略を買って出ることもあるそうで、プレイヤーを詰まらせない工夫が光ります。ケンタ君は楽しませることに一生懸命なのです。

他にもノートを使ったギミックや謎解き要素、横スクアクション、時には消しゴムで描きかえることもあり、飽きさせない工夫が随所に仕込まれています。ケンタ君のサービス精神の旺盛さ、コミュニケーション力の高さは、思わず「こんな友達が欲しかった!」と言いたくなる楽しさ。製品版でケンタ君と遊ぶのが待ちきれません。


ということで『RPGタイム~ライトの伝説~』のプレイレポをお送りいたしました。本作は構想に15年、制作に9年をかけた作品だけに、アイデアの回転寿司のような、たくさんのギミックを楽しめるのが特徴。画力やシステム、ケンタ君のコミュニケーション力が小学生離れしながらも、プレイヤーに小学生時代を思い出させるようなノスタルジックさも魅力的です。また、画像ではお伝え出来ませんでしたが、ノートの絵が常にアニメーションで動いているのも楽しい要素です。

ノートの2Dとノート外の3D要素が関連しているところも面白く、ゲームをプレイして5分で「これは凄い」と衝撃を受けること間違いなしです。今冬に発売予定とのことなので、発売の際には是非ケンタ君(デスクワークス)が送るギミック満載の冒険で遊ぶことをオススメします。

『RPGタイム~ライトの伝説~』はWindows PC/Xbox Series X|S/Xbox One向けに2021年冬の発売予定です。

《大塩》

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