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鷹宮リオン、葉加瀬冬雪、フレン・E・ルスタリオが進路相談?TECH.C.×にじさんじのオープンキャンパスイベントを突撃

東京デザインテクノロジーセンター専門学校(TECH.C.)が7月26日に実施したオープンキャンパスイベントに、VTuber/バーチャルライバーグループ「にじさんじ」の鷹宮リオン、葉加瀬冬雪、フレン・E・ルスタリオが出演。そのイベントの様子をレポートしました。

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e-Sportsや3DCG、イラストレーションなど様々な専門分野でのクリエイター育成に力を注ぐ「東京デザインテクノロジーセンター専門学校(以下、TECH.C.)」は、7月25日から7月26日にかけてオープンキャンパスイベント「e-TECH FES 2020」を開催しました。

本イベント26日のプログラムには、VTuber/バーチャルライバーグループ「にじさんじ」より鷹宮リオン、葉加瀬冬雪、フレン・E・ルスタリオが参加。観覧のため来校した高校生が見守るなか、学校説明を受けたり、生徒が制作したゲームをプレイしたりと。個性の強い彼女たちが繰り広げたオープンキャンパスの様子をご紹介します。

いつになく真面目に、学校説明を聴き込む3人



前半はYouTubeのライブ配信あり、後半はオフラインでのみ参加可能(後にYouTubeでアーカイブを公開予定)という構成で行われた本イベント。新型コロナウィルス感染症の影響を鑑みて、オフラインの方は人数制限を設けた上で実施されました。


司会を務めるのは学校職員の大城翔平さん(音声のみの出演)。彼の呼びかけで3人がスクリーンに現れると、まずはTECH.C.がどういう学校なのか、公式Webサイトをもとに紹介されます。「就職がゴールではなく、その業界でずっと活躍できるプロを目指す」というTECH.C.の理念に、えらく真面目なリアクションを見せる3人。「生き残れるノウハウを学びたい」と答える葉加瀬冬雪に、「(長く続けることで)日々成長である」と唸るフレン・E・ルスタリオ。司会から「ビジネストークをしています?」とツッコまれる場面もあり、会場には終始温かい空気感が漂います。

なお、現在TECH.C.で講師を務めているのは例外なく前線で活躍している人であり、業界を引退した人は1人もいないとのこと。流行り廃りが早いエンタメ業界の人材育成ということもあり、常に現場にいないとわからないことを現役プレイヤーが教えることで、業界でずっと活躍できるプロを目指すことに繋がると説明されました。


主に「ゲーム分野」「e-Sports分野」「AI・ロボット分野」「Web・IT分野」「アニメ・イラスト分野」「CG・映像分野」からカリキュラムを組み立てられるTECH.C.。「もし入学するなら何を専攻にしたいですか?」という質問に対し、鷹宮リオンは「やっぱりe-Sportsかな。私は」とドヤ顔で即答すると、葉加瀬冬雪は「イラストをやりたい!」、フレン・E・ルスタリオは「CGがめちゃくちゃ気になります」と続きます。

さらに話題が“就職”になると、3人に向けて「小さい頃は何になりたかったですか?」という質問が投げかけられました。フレン・E・ルスタリオの「騎士道一本ではありましたけど、お花屋さんにもなりたかったですね」との予想外の発言が「可愛い」といじられると、「某菓子パンアニメの赤いバイ菌の女の子」と答えたのは鷹宮リオン。葉加瀬冬雪は「幼稚園のときに“高校の先生”になりたいって答えていた」と話し、まったくベクトルの違う強烈な個性を見せつけます。

前述のような要望に対して、“なりたいジャンルの仕事に就けること”が数字として現れているのがTECH.C.の強みと、学校説明パートは締められました。

生徒が制作したゲームで大盛り上がり!



続いては、実際にライバー3人がTECH.C.の学生が作ったゲームで遊ぶコーナーが始まりました。最初にプレイしたのは『UNDER HEAVEN』というサイバーな世界観のアクションタイトル。爽快感ある戦闘システムや、作り込まれたシナリオ。さらにはキャラクターのボイスも生徒が担当していることに、3人とも終始驚きながらプレイしていました。


プレイする葉加瀬冬雪は、操作感を確かめながらゲームを進めていきます。「この(3名の)なかで最弱」と野次を飛ばされながらも、なんとかボスまで到達すると、明らかに今までとはスケールが違う敵を目の前に、フレン・E・ルスタリオから「ここは一発で倒さないと流れ的にダメですよ」と最大限のプレッシャーを与えられますが無事にクリア。高スコアを叩き出し「私、得意なゲームを見つけました!」と歓喜する葉加瀬冬雪、そして「学生が作ったとは思えない」とそのクオリティに感動している他2人が印象的でした。


司会に「3人とも頭使うゲームは得意ですよね?」と煽られつつも、次にプレイしたのは可愛らしい雰囲気のパズルゲーム『アマズル』。ゲームの目的はシンプルで、ステージ内の苗床に苗木を植えるとクリアとなります。ただ苗木を植えるためには「アメフラシ」と呼ばれるギミックを全て起動せねばならず、ただ進んでいくだけではなく、ステージによって道順やギミックの起動順などを試行錯誤しながらプレイする必要があります。


多くのゲーム実況を行ってきただけあってコツを掴むのが早く、イージーモードは難なくクリアすることができた3人。しかしその後は、難易度がぐんと上がるノーマルモードをプレイすることになり、「アメフラシ」の多さと、道筋通りだと上手く行かない複雑なステージに苦戦を強いられることになります。最終的には3人で声を掛け合って見事にクリア。まさに時間を忘れ、夢中になってプレイしていました。

これがe-Sportsだ!初心者しかいない『オーバーウォッチ』



YouTubeの配信枠が終わり、最後に行われたのは「e-Sports体験」。世界大会も催されるメジャーなFPSタイトル『オーバーウォッチ』を、競技さながらテクニカルにプレイ……ではなく、普段どおりの配信スタイルで和気あいあいなゲーム実況を披露します。アルティメットアビリティ(ウルト)をほとんど発動させず、果てにはヒーラーが最前線につっこむ様子は、ある意味テクニカルと言えたかもしれません。

たくさんの視聴者を集めるライバーが持つ魅力を、実際に目の前で体験できるとあって、モニターの前の来校者はみな真剣な眼差し。大事なのは思い切り楽しみながらプレイすること。自由にトークしながらも真剣な場面では声を掛け合う姿に、配信者としてのプロフェッショナルな一面が感じられました。

なぜ今回の企画に至ったのか―仕掛け人インタビュー



また最後に、本企画の仕掛け人でもあり、本イベントでユーモア溢れる司会をこなした大城翔平さんにインタビューを実施。なぜ専門学校のオープンキャンパスイベントでVTuberを活用したのか、またクリエイター育成市場においてVTuberシーンがどれほど注目されているのか尋ねました。

――本日のイベントお疲れ様でした。軽快な司会は、ライバー3名からも絶賛されていましたね!

ありがとうございます。イベントの前フリを務めたことはあるのですが、総合司会として進行したのは今回が初めてだったので……、オンライン配信であれだけの人数が見守る中で話すのは緊張しましたね。

――そもそもVTuberとコラボしようと思ったきっかけはなんだったのですか?

緊急事態宣言が発令された頃、外出ができない状況でオンラインイベントをしようと思ったのが始まりでした。ただ盛り上がるイベントではなくて、入学に繋がるような広報的イメージアップが図れるイベントにしたいと考えた時に、3DCGやゲームを扱っているということもあって、真っ先にVTuberさんの出演がイメージしやすかったんです。

――元々VTuberシーンはチェックをしていたのですか?

そうですね。もともとアニメオタクということもあって、そういうジャンルが好きになる素質があり、キズナアイさんが出てこられた時期から見ていました。ですが、事務所的なものが急激に増えてきて、追えると言えるほどではなくなってしまいましたね。という意味では、LOVEかと聞かれると違うかもしれません。

――本企画のために今回のメンバーの動画を、寝る間を惜しんで追いかけられたとか。

普通の人間が人気VTuberさんとチャットではなくて、直に会話するわけですから、事前知識がないとダメだなと思ったんですよね(笑)。1~2週間前くらいから追いかけはじめましたね。


――今回のメンバーセレクトには、何か理由があるのですか?

盛り上がりへのアプローチとして、まずはにじさんじ所属の誰かではなくて、にじさんじとのコラボを打ち出したかったんです。その上でゲーム実況やトークができる組み合わせをいくつか提案いただいて、今回の3名にご協力いただく形になりました。それと私自身、ゲームは好きですが上手いわけではないので、その部分で技術が高い人に対しては私がコメントができなくなってしまうので、面白さメインの方々であることは重要でした(笑)

――つまりゲームが下手であることは大事だったんですね……!

(笑)

――今後もVTuberを活用したアプローチを、御校として仕掛けていく予定はありますか?

いち個人としてですが、今後も業界的に関われるようにしていきたいとはかねがね思っています。私が企画を担当していますし、その一本目として大きく打ち出せたので、この経験を活かして広げていきたいですね。


――ところで話は変わりますが、専門学校の目線から、ゲーム業界でもアニメ業界でもなくVTuber業界に携わりたい生徒が現れるなどの変化は起こっていますか?

専門学校への進学として、VTuberを目指そうという人は少ないと思います。

――タレントそのものではなくとも、運営する企業や裏方を目指す人はいかがですか?

それはすごく多いですね。VTuberに興味がある人は、作る側や運営する側に目を向け始めていると感じます。


――そうなんですね!それでは最後に読者の方に向けてメッセージをお願いします。

高校生や進路を考えている人は、数回しかないであろう自分の人生を決める瞬間こそ、何かしら自分が好きなものに取り組んでください。ひとつスキルを持っていれば、それを扱う業種はたくさんあるので、是非、若い皆さんには手に職をつけてほしいなと思います。

――お話しいただきありがとうございました。あ、ちなみに今後も企画調整と併せて、司会はされるのですか?

求められれば頑張りたいと思っています。司会をすることは嫌いではないので、もちろん学校の取り組み以外も含め、機会があれば挑戦したいですね(笑)
《森山ド・ロ》
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