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「ニンテンドーDS」本日12月2日で15周年! 2画面で広がった新たな世界がここに─「初めてのゲーム機」「夢中になって充電切れ」など読者の思い出も

「ニンテンドーDS」が15周年を迎えました。ゲームボーイシリーズから大きな変革を遂げた名ハードについて振り返ると共に、読者からの思い出も一挙ご紹介! 当時を振り返りつつ、ご覧ください。

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任天堂のハードと言えば、家庭用ゲーム機の一大ブームを生み出した「ファミリーコンピュータ」や、その勢いを受け継いだ「スーパーファミコン」などが印象的ですし、直近では「ニンテンドースイッチ」の躍進も目覚ましいばかり。

また、据え置き機だけでなく、携帯ゲーム機も大きな存在感を放っていました。1台につきひとつのゲームが遊べる「ゲーム&ウオッチ」も当時衝撃的でしたし、カートリッジを交換して多彩なゲームをプレイできる「ゲームボーイ」は、『ポケットモンスター』シリーズをはじめとする名作を数多く生み出しました。

ゲームボーイは、「ポケット」や「ライト」など様々なバージョンが登場したほか、後継機となる「ゲームボーイアドバンス」もリリース。“ゲームボーイ”の名を冠する携帯ゲーム機は、その特徴を受け継ぎつつ、着実な発展を遂げました。

ですが、2004年12月2日に登場した「ニンテンドーDS」は、順当な発展ではなく、新たな進化を選び、当時のゲームファンに驚きをもたらします。そしてこの挑戦は、多くの方が知るように、国内外から厚い支持を集める成功を収めました。

そんな名ハードの登場から、本日12月2日でちょうど15年が経ちました。この記念すべき日を祝い、「ニンテンドーDS」の特徴や印象深いソフトなどを振り返ってみたいと思います。

◆2画面で広がった可能性は2倍以上! タッチスクリーンでゲームと人を近づけた初の携帯ゲーム機



「ニンテンドーDS」(以下、DS)の最も大きな特徴と言えば、2つの液晶画面を備えた点でしょう。この構成により、一度に表示できる情報量が増えたのはもちろんですが、利便性も向上しました。例えばRPGなら「バトル中は、上画面で戦闘、下画面にステータスを展開」「移動中は、上画面で周辺を描画し、下画面は全体マップを表示」といった使い方もでき、遊びやすさに一役買いました。

この2画面の構成を活かし、DSを90度傾けて持ち、見開きの本のように扱うゲームなども登場。また、画面を向かい合わせることで解ける謎解きを盛り込んだ『ウィッシュルーム 天使の記憶』のような、アイディアが光る使い方をする作品もありました。

そして下画面は、タッチスクリーン機能も備えており、ゲームによっては画面に触るだけで遊ぶことも可能でした。その場合、ボタンや十字キーを使わずに済むので、ゲーム機やコントローラに慣れていない方も直感的にストレスなく楽しむことができます。この機能が新たなユーザー層を開拓し、ニンテンドーDSのヒットを大きく後押ししました。


このタッチスクリーン機能の恩恵を特に受けたのは『脳を鍛える大人のDSトレーニング』とその続編でしょう。ジャンルとして言えばミニゲーム集ですが、それぞれのルールは誰でも分かりやすくてシンプル。そのため熱中度も高まりやすく、また一回のプレイ時間も短いため、取っつきの良さも大きな魅力でした。

DSは、この他にも「ニンテンドーWi-Fiコネクション」によるインターネットへの接続、ワイヤレス通信の対応、マイク入力の内蔵など、遊びの幅を広げる機能が多数用意されていました。これまでの携帯ゲーム機の魅力を受け継ぐだけでなく新たな進化にも目を向けたDSが、世界的にヒットしたのも頷ける話です。

続いて、この名ハードにどのようなタイトルが集まったのか。メジャーなタイトルから個性的な作品まで、独断ながらピックアップさせていただきます。

◆名作揃いのニンテンドーDS! 筆者の引き出しにも、懐かしいソフトがごっそりと


画像はバーチャルコンソール版

任天堂の顔とも言える『マリオ』シリーズの中でも、特に注目を集めたのは『Newスーパーマリオブラザーズ』。DSを代表する1本と称しても過言ではありません。また、『マリオカートDS』のロングヒットも、印象深いところです。

『ポケットモンスター』シリーズは、任天堂の携帯ハード全般に渡って常にヒットを遂げていますが、DSでは『ポケットモンスター ダイヤモンド/ポケットモンスター パール』や『ポケットモンスター ブラック/ホワイト』などの躍進も忘れられません。


それまでの据え置き機でも根強い人気を誇っていましたが、シリーズ初の携帯機展開を迎えた『おいでよ どうぶつの森』は、場所を選ばずに遊べる環境がゲーム性とマッチし、大ヒット作に。Miiたちの日常がなんとも楽しい『トモダチコレクション』や、ゲーム内で犬と触れあう『nintendogs』など、任天堂らしい遊び心に溢れた作品も人気を博しました。

サードパーティからも様々なヒット作が飛び出していますが、その中でも『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』の存在感は頭ひとつ抜きんでていました。すれちがい通信を活用した「宝の地図」集めも流行し、DSを携帯して外出する方が多数いたほどです。

上記のような、カジュアルユーザーも名前を知るような作品だけでなく、ゲームファンに愛されたタイトルも数多くありました。文字通り枚挙に暇がないほどなので、個人的な想いも交えてごく一部のみ紹介させていただきます。


まず忘れがたいのが、筆者がDSを買うきっかけになった『きみのためなら死ねる』。こちらもミニゲーム集ですが、バカバカしさを貫き通したセンスは超一流。ゲーム機に息を吹きかける、という前代未聞の体験を味わった時には、思わず笑いがこみ上げてきました。また、タイトルの真の意味に気づいた時には「やられた!」と膝を打ったものです。ちなみにミニゲーム集といえば、キャラクターや世界の尖り具合が鋭すぎる『みずいろブラッド』も外せない1作。DSのミニゲーム集は、どこかおかしい・・・!

時間を超え、悲劇の回避を目指すRPG『ラジアントヒストリア』も、非常に刺激的な作品でした。その力を使って歴史に介入し、死すべき運命にあった仲間たちを助ける手応えは、他に変えがたい魅力があります。そしてラストバトルで明かされる真実は、今も記憶に残るほど。こちらは3DS向けにリメイクされているので、気になる方はぜひプレイを!


こちらはかなり有名な作品ですが、『世界樹の冒険』シリーズにもハマりました。タッチスクリーンの機能を活かした「ダンジョンを手書きでマッピングする」という新システムは、一見すると面倒なだけにも思えますが、やってみるとクセになる楽しさが。自分だけの地図でダンジョンに挑む・・・気分はまさに冒険者でした。『III』のルートをまだひとつしか見ていないのが心残りです。プレイしなければ。

リズムゲームといえば、『押忍!闘え!応援団』に『リズム天国ゴールド』もありますし、『ファイアーエムブレム』シリーズや『ちびロボ!』シリーズが新展開を果たしたのもDSです。また、『セブンスドラゴン』シリーズはDSで幕を開けました。無論、この他にも多くのシリーズ作や新規タイトルがDSに登場し、多くのユーザーが時間を忘れて楽しんだことでしょう。

続いては、この名ハード「ニンテンドーDS」や、お気に入りのソフトに関する読者の思い出を紹介させていただきます。



初めてのゲーム機が「ニンテンドーDS」など、懐かしい思い出が続々と到着
《臥待 弦》
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