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【SHOWROOMバーチャル列伝】人間と吸血鬼のハイブリッドティーンエイジャー・九条林檎―民を想う領主の壮大な夢とは

2018年の爆発的なブームを経て、現在はその数9000人以上。テレビや映画、多種多様なメディアの露出が増え、ますますカルチャーとして溶け込みつつあるVTuberですが、彼らが活躍する領域は、もはやYouTubeに留まりません。

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2018年の爆発的なブームを経て、現在はその数9000人以上。テレビや映画、多種多様なメディアの露出が増え、ますますカルチャーとして溶け込みつつあるVTuberですが、彼らが活躍する領域は、もはやYouTubeに留まりません。

本連載は数あるプラットフォームの中でも、近年バーチャルタレントへの支援に力を入れている双方向コミュニケーションの仮想ライブ空間サービス“SHOWROOM"に着目。みんなが知っているようなアイドルやタレントと並んで、ディープな支持を集める「バーチャルSHOWROOMER」へ、本メディア発のバーチャルレポーター・インサイドちゃんと共にインタビューを敢行していきます。

今回のお相手は、SHOWROOM、ピクシブ、ツインプラネット3社によるバーチャルタレント輩出プロジェクト「AVATAR2.0プロジェクト」。その初のオーディションとなる「最強バーチャルタレントオーディション~極~」より魔界から召された、吸血鬼と人間のハイブリッドティーンエイジャー・九条林檎さん。厳しいオーディションを勝ち抜き、2019年6月にはSHOWROOMトップランカーにも選ばれた彼女が、同サービスをどう活用しているのか、そして最近の活動について、詳しくお話を伺いました。

――大きな話題をさらった「AVATAR2.0プロジェクト」オーディションご出身の九条林檎さんですが、これまで雑誌の裏表紙を飾ったり、リアルイベントに出演されたり、テレビやラジオに出演されたり、目覚ましい活躍を見せていますね。

九条林檎:タレント性溢れる我だ。当然だろう?



――バーチャルキャスト(*)を使用されているお姿もよく見かけますが、普段はどのような配信を通して、人間と戯れられているのでしょう?
(*)ドワンゴとインフィニットループによる合弁会社・(株)バーチャルキャストが開発・運営するVRライブ配信・コミュニケーションサービス。本インタビューの撮影も同サービスを利用している。

九条林檎:実は割とデビューしてからすぐの頃から、バーチャルキャストで遊んでいたな。以前、何万という視聴者が一気に押し寄せて、SHOWROOMのサーバーが落ちたことがあったろう?その時、我はバーチャルキャストを使っていたので、他の配信のコメントが止まっているなか、タグ付きツイートで会話できたこともあったな。ちなみに最近は、お便りとか募集してラジオ番組風の双方向性のある配信を心がけていま~すっ(急なキャラ変)。

インサイドちゃんMark2:(笑)。すぐにバーチャルキャストを使い始めたきっかけってあるんですか?

九条林檎:我は元々、ニコ厨だったんだ。故にニコ生に出れるのが嬉しくて嬉しくて。

インサイドちゃんMark2:そうなんだ!でも魔界からもニコニコ動画って見れるの?

九条林檎:闇回線でパソコンを繋いで.....だな。魔界で初めてPCを貰った吸血鬼は我だから。



――そこらの人間よりもPCリテラシーが高いですよね(笑)。ちなみに、どれくらいのスキルを持っているか具体的に教えていただけますか?

九条林檎:そうだなぁ……。まず動画編集ができる。Live2Dモデリングに、Blenderも使っての3Dモデリングも小物程度だができるぞ。Unityもモデルデータを弄るくらいなら扱える。あとは音のミックスをできないこともないが、これは本当に追い詰められた時にしかやらない。

インサイドちゃんMark2:す、すごい。どうやったらそれだけ身に付けられるんだろう。

九条林檎:我、魔界でVTuberやりたくなってから一通り覚えたんだ。領主は暇だからな。

インサイドちゃんMark2:なるほど!時間があったんだね。

九条林檎:……今は多忙だぞ!

――(笑)。そういえばバーチャルキャストがSHOWROOMのコメント対応した件について、林檎様がそのきっかけを作ったと噂を聞いたのですが……。

九条林檎:ことの発端はほのかかおりさんとあねえるたんとで実施したコラボ企画「七色ボイス選手権」だ。その時に、あねえるたんが配信中に寝始めるほど具合が悪かったんだが、その次の日に「あいえるらいぶ(*)」に出演したんだ。
(*)インフィニットループの姉妹マスコットキャラクター・あいえるたん、あねえるたんによるバーチャルキャスト番組。同姉妹はバーチャルキャスト社のCVO・みゅみゅ氏と義理の姉妹の関係にある。

インサイドちゃんMark2:インサイドちゃん姉妹も出演させていただいたことがあります!

九条林檎:そうそう。何故か“あねえるたんが死んだ”ということになって、あいえるたんから「あねえるたんが死んだのは、林檎様のせいだ」と責められて出演したんだ。その中で「バーチャルキャストで改善して欲しいことありますか?」って聞かれたので、「ニコ生みたいにSHOWROOMのコメントも落とせますか?」って言ったら「前向きに検討させていただきます」と。本当に前向きに検討された結果、SHOWROOMのコメントが落ちてくるようになりました~っ(急なキャラ変)。



インサイドちゃんMark2:林檎様すごーい!

九条林檎:いえ~い!使ってみるものだなバーチャルキャスト。

――バーチャルキャストから本題のSHOWROOMの話題に入らせていただきまして(笑)。最近では秋葉原『PRONTO IL BAR UDXアキバ・イチ店』イメージモデルオーディションで見事1位に輝かれていましたが、これまではどんなイベントに参加されてきたのですか?

九条林檎:我の好きなコンテンツであることは前提として、相手と自分の世界観を大切にできる――我が参加することで、そのイベントの世界観が壊れないものを選んできたな。



九条林檎:基本的にSHOWROOMって夢を掴む場所だろう?だが、それに至るまでの努力過程が明確に見えていないと、その夢を掴んだところで……となってしまうと思うんだ。例えば、既に多くのファンに支えられているコンテンツがあったとするだろう?それに関する何か権利をイベントで勝ち取っても、元々いたファンたちが大切にしてきた土壌に知らない身では、無礼を働いてしまうかもしれない。そういう意味で、相手の世界観を大切にしつつ、自分の世界観も大切にできるイベントだな。

ちなみに我がクレープ専門店の広告イベントとかイメージモデルイベントに出ていたら違和感があるかもしれないが、マカロンが食べたくなった時にはスイーツイベントに参加しているな。

インサイドちゃんMark2:普通に可愛い系のイベントに参加していても、ギャップあっていいと思うけどな~。

九条林檎:そうか?では、もしクレープのイベントに参加して勝ったら、ほんわりした「小悪魔ageaha」の裏表紙みたいなギャルっぽい我に仕上げてこよう。そして……(変身)、これが夏っぽい我だ。



――さすが「小悪魔ageha」専属モデルをご経験されているだけあってオシャレですね!ところで、今お話いただいたなかで特に印象に残っているイベントは何でしょう?

九条林檎:そうだな。オリジナルギフトアイテムの制作権獲得イベントだろうか。2週間ぐらいで300万ポイントを達成しなければならないもので、デスマーチだった。「すまない!星を!星を投げてくれ!」と言いながら毎日配信をして、見れくれた人間を疲れさせてしまったな……と反省している。

我のイベントに対するスタンスとして「過度に頑張っちゃいけない」というものがあるんだ。既に実力を持ってファンを集めている者がイベントで勝利を収めたとするだろう。それに対して「イベントの為にたくさん配信をしなければ1位にふさわしくない」と批判が起こるのは恐ろしいと思うのだ。そんな風潮があると人間どもは疲れてしまうしな。我は領主であるし、民の健康が第一だから、無理なく見て貰えるようになるべく配信をたくさんしない方向で、日々頑張っているぞ。

――逆にSHOWROOMで「こんなイベントがあったらいいな」などはありますか?

九条林檎:番組仕立てのイベントがあってもいいと思うな。大きい公式番組がひとつあって……、それと連動してそれぞれのチャンネルでリスナーが増えたり減ったりすれば、揺れの激しいジェットコースターみたいなスリリングな番組になるんじゃないか?

普段あまり配信見ない人も、その番組さえチェックしていれば全員のことが把握できるという風にできれば、機会を作るという点でSHOWROOM的にもいいんじゃないかな。

インサイドちゃんMark2:そんなイベントがあったら私も参加したい!

九条林檎:ああ!“最強Vタレント決定戦”みたいなのをやろう。勝った人はすごい3Dモデルを手にできるとか、勝者の証……ティアラなどを与えても面白いかもしれないな。



――また先日のニコニコ超会議「VTuberおしゃべりフェス」、それと「Vカラオフ(*)」といったリアルイベントや、SHOWROOM以外のプラットフォームにも積極的に進出されていますよね。
(*)6月9日に秋葉原エンタスで行われた、VTuberによるカラオケオフ会風イベント。第二回目を同会場にて7月30日に予定している。

九条林檎:我にとって「Vカラオフ」が初めてのリアルイベントだったんだ。

――たしかビートまりお(COOL&CREATE)の「林檎華憐歌」を歌われていましたよね?

九条林檎:名前が林檎ときてニコ厨なのだからそりゃあなぁ。あとは椎名林檎さんの『人生は夢だらけ』も歌わせてもらったぞ。

――歌のほかにも、個人的には林檎さんのダンスの上手さが気になっています。テレビ東京「四月一日さん家の」でもピックアップされていた『switch』、あとは『ミームミームミーム』とダンススキルもスゴいですよね。

九条林檎:確かに踊ってるなぁ。実はヒップホップもどきを嗜んでいてな。やっぱり領主は踊れないと。社交会で踊れなかったらどうすんの!?っていう。

インサイドちゃんMark2:社交会でヒップホップ踊る領主ヤバいよ!

――これまでの多方面な活動のなかで、仲良くなったVTuberさんはいますか?

九条林檎:先に話したあねえるたんもそうだし、これはVTuberと言っていいのか分からないが、我が異父兄弟のビギニングちゃんなどだな。

我の姿を作ってくださったマパ上様のイラストレーター「LAM様」がいて……あ、キャラデザ、VRoidのモデリングのどちらも手掛けてくださったからママ上・パパ上が合体してマパ上様と呼んでいるんだが。そのマパ上様がキャラクターデザインをした異父兄弟がちょこちょこいてな。そのひとりであるビギニングちゃんはちゃんと3Dモデルがあって……個人勢を自称しているがイラストレーターはもちろん、モデラーも技術サポートも絶対個人じゃない布陣だと思うんだ。ちなみにビギニングちゃんは今、YouTubeに動画をあげるために滝に打たれに行ってるとか行ってないとか。

インサイドちゃんMark2:た、滝に?

九条林檎:そう。だから今は連絡がつかないぞ。

――同じ「最強バーチャルタレントオーディション~極~」出身の「AVATAR2.0プロジェクト」所属の方々とはどうでしょう?

九条林檎:そういえば、この前一緒にメイド喫茶に行ったぞ。マパ上様がデザインを手掛けられたメイド喫茶が秋葉原にあるので、秋葉原UDXで我を見たあとはそっちに行こうなぁ~!



インサイドちゃんMark2:絶対行く~!みんなで配信とかもするの?

九条林檎:あぁ、つい最近もしたぞ。マパ上様と「AVATAR2.0」などから7名ぐらい集まって、ゲリラで夜12時を超えるぐらいまで配信をしたな。それと九条家でも月1回「九条家の円卓」と題して、だいぶ本格的な配信をしている。

――林檎様以外の「九条家」の方々は、2019年3月の「公式転生プロジェクト」よりデビューされましたよね。東西南北に吸血鬼の分家が存在して……。

九条林檎:昔、魔界には偉大な吸血鬼がいたんだ。真祖の吸血鬼がいて国を発展させ、民からも慕われていた。その吸血鬼に4人の子供ができて、東西南北に散らばったそれの子孫が我々だ。西の国を収めるのがこの我。東の国を収めているのが九条杏子(くじょうあんず)。北の国を九条棗(くじょうなつめ)。南の国を九条茘枝(くじょうらいち)がそれぞれ収めている。それぞれがいろんなハーフだったりする。魔界も多様化が進んでいるので、我が人間と吸血鬼のハイブリッド。茘枝がオークと吸血鬼のハイブリッド。棗が猫又と吸血鬼のハイブリッド。杏子が純粋な吸血鬼。それぞれ性格が異なって大変愉快な感じでやらせてもらっている。



九条林檎:九条家三人のLive2Dモデルは我が作っていたりする。

――とすると、領主である九条家は全員踊れるんですか?

九条林檎:いや全然!我以外の九条家は父あるいは母が領主としての務めを果たしているのでな。ちなみに我が家では父が書類の管理とか外交を担っていて、我が魔界の統制実務を担っている。

インサイドちゃんMark2:それぞれの絡みも面白いよね(笑)。そういえば編集部が前に、Twitterでの棗さんが可愛いって言ってた気が。



九条林檎:でも棗はあんな静かな顔して、割とえげつないゲームとかやっているからな……。

インサイドちゃんMark2:へぇ!そうなんだ。えげつないゲーム...…林檎様はやらないの?

九条林檎:我は小心者なので、『牧場物語』とか『マリーのアトリエ』みたいなゲームしかできない。

インサイドちゃんMark2:ホラー系は?

九条林檎:第一印象に惑わされてはいけない。ホラーをプレイしていそうな感じはするけれども、怖くて『IdentityV 第五人格』だってできない心優しい吸血鬼が我なんだ。

――ホラーが苦手な吸血鬼ってすごくギャップがありますね(笑)。

九条林檎:幽霊なんざ見た日には、3ヶ月は寝込んで音信不通になった後、いきなり配信を始めたと思ったら憔悴しきった我が出てきて「すみません。辞めさせてください」ってなるぞ!

インサイドちゃんMark2:それは大変だ(笑)。ゲームじゃなくても、吸血鬼映画とかは見ないの?

九条林檎:人間界に伝承されている吸血鬼って怖いじゃないか。なんであんなに怖いイメージが付いているのか当事者からしても全然分からないのだが。誇張されて怖いので見ないようにしていまーす!あ、文化理解のために本などは読むようにしている。



――意外とか弱い一面もあるんですね!では、今後チャレンジしてみたいことはありますか?

九条林檎:ひとつ壮大な夢があって、ニューヨークのタイムズスクエアをジャックしたい。それは規模が大きすぎるので、もっと手前のところで言うと……いやそれでも莫大な資金は必要なのだが、スタンドアローン型「HTC VIVE」をHTC社から大量に借りて、VR世界と現実で机や椅子の配置が対応した空間を用意する。フロントカメラで見る現実の空間をクロマキーさせれば、我を見ながらディナーショーができるだろう。それで「九条林檎の大晩餐会」を開きたいんだ。なのでHTC社の方々、ご連絡をお待ちしています。

――最後に、記事を呼んでいる人間どもに向けてメッセージをお願いします。

九条林檎:このインサイドではSHOWROOMのことが度々取り上げられるが、記事で見るよりも実際に配信を見た方が何倍も熱くて、心踊る体験ができるはずだ。なので、この記事が楽しめたら、ぜひともその目で熱い現場を見にきて欲しいな。百聞は一見にしかずだから、よろしく頼むぞ!


※なお、インタビューの後、九条林檎さんに(前触れなく)バーチャルキャスト講座を催していただきました。画像はその時の一幕です。
《ふーまん》

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