◆「ファントムタイム」や「ファントムマーカー」「シフトPA」など、「ファントム」の固有アクション・スキルもカッコいいぞ
今までとは全く異なるアクションを体験できる「ファントム」だが、クラス特有の固有アクション・スキルにも特徴的でカッコイイものがラインナップされているんだ。こいつらを上手く活用することで、戦闘をより刺激的なものにできるから注目してほしい。
まず1つ目に、攻撃の選択肢を2倍に増やすアクション「シフトPA」を紹介しよう。これは、武器アクション後のとあるタイミングでPAを発動することによって、普段とは違う挙動のPAが発動されるというものだ。
この「シフトPA」は、「ファントム」が使える全てのPAに備えられているから、通常のPAと「シフトPA」を組み合わせることで、使用武器や状況にあわせた様々なコンボを生み出すこともできる。初めはどっちが通常でどっちがシフトなのか混乱するが、段々と使いこなせるようになって楽しくなるぞ!
2つ目は、「ファントムマーカー」だ。これを習得することによって、エネミーに攻撃を当てた際に「ファントムマーカー」というものを蓄積できるようになる。これは“蓄積型の爆弾”のようなもので、一定量蓄積されれば好きなタイミングで起爆ができる。
「ファントム」のスキルには、「ファントムマーカー」が一定量蓄積された際にHP・PPを回復させるものや、攻撃での蓄積量を減らす代わりに起爆時の威力を高めるものが用意されている。自分の戦術にあわせて「ファントムマーカー」を調整するのも1つの楽しみと言えるな。
3つ目は、一番の目玉スキル「ファントムタイム」だ。発動時に5秒間の無敵時間が発生し、発動中はステップの無敵時間が延長、消費PP減少、「ファントムマーカー」蓄積量増加などの効果が発生する、“亡霊の時間”という名前にピッタリな性能になっているぞ。
「ファントムタイムフィニッシュ」というスキルを習得すれば、各武器に応じた強力な一撃を繰り出すこともできるようになる。機会こそ少ないが、これでボス級エネミーに止めを刺せた時のカッコよさは筆舌に尽くし難い。「ファントム」を体験する気ならば、ぜひ1度狙って見るべきだな。
◆なかなか個性的なクラス管理官:キョクヤさんにも注目
『ファンタシースターオンライン2』といえば、新クラス実装に伴ってクラス管理官の新キャラクターも登場するもんだ。今回実装された「ファントム」のクラス管理官は、この「キョクヤ」って人だな。
胸元の開いた服を着こなす、結構若いイメージの男性キャラクターだ。そう、男性キャラクターだ。正直言えば、ストラトスちゃんのような元気いっぱい女の子や、アザナミさんのような気さくなお姉さんキャラが良かった。クライアントオーダーをクリアして、目一杯褒めてほしかった。だが、このキョクヤさんは結構厳しめな性格であり、素直に褒められることはあまりないんだ。
しかし、キョクヤさんはそれらを忘れさせるレベルのとんでもない面白キャラクターをしている。そう、“中二病キャラ”だ。
自称は「黒き狼」。「闇に葬る」や「俺の中の影が疼く」、「“機関”が云々」などなど、中二病発言は数え切れないほど存在しているから、キョクヤさんへのクライアントオーダー報告時などは、彼の言葉にしっかり目を通してほしい。
しかも、キョクヤさんの担当声優は「堀川りょう」さんだ。言ってしまえば、「ドラゴンボール」の「ベジータ」だ。俺は、キョクヤさんが声を発する度にちらつく「ベジータ」の面影によって、キョクヤさんが圧倒的強者に見えてしまって仕方がない。「ドゥドゥ」の「東方不敗」と同じ現象だな。
今回の新クラス「ファントム」だが、本記事でもよく目にした通り“中二病的カッコよさ”を存分に押し出したクラスと言える(正直キョクヤさんの影響も大きいが)。もし「ファントム」クラスを体験する際は、本記事を執筆中の筆者のように少し中二病的な気持ちに浸ってみると、普通にプレイするよりも『ファンタシースターオンライン2』を楽しめるかもしれないぞ!
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