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ゲームのみならず動画視聴機器としてもますます成熟―PS VRメディア向け体験会レポート

12月12日に開催された、メディア向けのPS VR最新コンテンツ体験会「PlayStation VR Media Experience」のレポートをお届けします。

ソニー PS4
ゲームのみならず動画視聴機器としてもますます成熟―PS VRメディア向け体験会レポート
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2018年12月12日、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)はPS VRのメディア向け体験会「PlayStation VR Media Experience」を開催しました。本稿ではそのレポートをお届けします。

会場では『エースコンバット7 スカイズ・アンノウン』、『テトリス エフェクト』など、PS VR対応のゲームタイトルが多数展示されていましたが、やはりメディアの人間でも今回が初体験となる最新のコンテンツがよいだろうと、今回はVR動画視聴機器としてのPS VRに着目。

まずは宇多田ヒカルさんのライブ映像を楽しめる『Hikaru Utada Laughter in the Dark Tour 2018 -"光"&"誓い"- VR』を体験しました。「光」は『キングダム ハーツ』のテーマソングで、「誓い」は2019年1月25日に発売をひかえる『キングダム ハーツIII』のエンディングテーマ。会場では、そのうちの「光」を体験できました。


やはり特筆すべきは「このコンテンツのために録ったライブ映像を使用している」ということ。曲が展開するにつれ宇多田ヒカルさんがステージから降り、目の前50cmといわんばかりの近さ(かつカメラ目線)で歌うシーンは、気恥ずかしさでこちらが目線をそらしたくなってしまいました。スタッフロールはメイキング映像とのセットになっており、そこでは映像チェックのためにPS VRを装着し、間近にせまる自身に驚く宇多田ヒカルさんの姿も見られました。

Hikaru Utada Laughter in the Dark Tour 2018 -"光"&"誓い"- VR』は2019年1月に無料で配信予定。PS Plus加入者にむけてのみ、本日(2018年12月25日)より上記の「光」が先行配信されています。

次に体験したのはSIEより配信中の『シアタールーム VR』。PS VRによる映像シアター体験を提供する動画視聴アプリケーションです。12月13日に実施されたアップデートで、シートポジションが変更できるようになったり、他の座席にキャラクターが座っているようになったりと映画館にいる雰囲気がさらに増しました。

写真左:"スクリーンに向かって左側の座席"で映画館の雰囲気を楽しむことも
写真右:映像ではなく周囲を見渡すと、観客として座るキャラクターの姿が確認できます

また、同日よりスクリーン周囲の風景をシアターではなく星空にできる「宇宙空間モード」も実装されました。このモードでは映像を常に自分の正面に展開できるので、PlayStation Cameraの方を向く必要なく楽な姿勢で……たとえば、横になりながらでも動画を楽しめるようになりました(体験会ではさすがにそこまでは試せませんでしたが)。

会場では"宇宙つながり"ということか、係の方に『機動戦士ガンダムNT』の視聴を勧められましたが、たしかに宇宙空間で観るガンダムは雰囲気タップリ。『ガンダムNT』は個人的に劇場へ足を運んでもう観ているのですが、自宅で観るならPS VRもいいなぁと思うに十分なものでした。

宇宙空間をバックに見る『ガンダムNT』

また、今回の体験会では残念ながら未出展でしたが、2019年1月18日には『キングダム ハーツ』の名シーンを楽曲とともに振り返るVRミュージックビデオ『キングダム ハーツ VR エクスペリエンス』も無料で配信される予定です。シリーズのファンはこちらもお見逃しなく。


YouTube:https://youtu.be/pRFI6X7WpBU


SIEは2019年1月6日までの期間限定で「PlayStation 4 大バンバン振る舞い!今すぐカモン!キャンペーン」を行っており、12月25日時点では、ソニーストアをはじめとする一部のショップに数量限定の「PlayStation VR Special Offer」が若干数残っているようです。定価24,980 円+税となっており、通常モデルのおよそ10,000円引きとなっています。まだPS VR未購入だというPS4ユーザーの方は、この機に検討してみてはいかがでしょうか。

筆者はPS VRを所有しつつもゲーム目的以外ではあまり使っていなかったのですが、今回の体験会は、その使い方を少しあらためようかなと思えるよい機会になりました。(そんなことを言いつつ、年明けは『エースコンバット7』のVRモードばかりプレイしていそうな気もしますが)

2019年のPS VRは『エースコンバット7』や『スペースチャンネル5VR あらかた ダンシングショー』
などに期待しています

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《蚩尤》

汎用性あるザク系ライター(が目標) 蚩尤

1979年生まれのファミコン直撃世代。スマホゲームもインディーズも大型タイトルも遊びますが、自分と組ませてしまって申し訳ないという気持ちやエイミングのドヘタさなどからチーム制のPvPやFPS、バトロワが不得手です。寄る年波…! ゲームの紹介記事に企画記事・ビジネス寄りの記事のほか、アニメなど他業種の記事もやれそうだと判断した案件はなんでも請けています。任天堂『ガールズモード』シリーズの新作待機勢。

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