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ガラス越しの恋愛を再び。『囚われのパルマ Refrain』インプレッション

孤島の収容施設に囚われている記憶喪失の青年とコミュニケーションを深めていく体感恋愛アドベンチャー『囚われのパルマ』。そのシリーズ最新作となる『囚われのパルマ Refrain』一足先にプレイしました。

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『囚われのパルマ Refrain』インプレッション
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孤島の収容施設に囚われている記憶喪失の青年とコミュニケーションを深めていく体感恋愛アドベンチャー『囚われのパルマ』。そのシリーズ最新作となる『囚われのパルマ Refrain』が発表されました。

シリーズの原点である『囚われのパルマ』は、2016年にiOS/Android向けに配信された「ガラス越しの体感恋愛アドベンチャー」ゲーム。プレイヤーは孤島に囚われた青年と、面会やチャットツールを通してコミュニケーションを深めていきます。監視カメラで彼の普段見せない思いや囚われの日常を覗き見るという背徳感や、スマートフォンを越しという環境を逆手に取ったアプローチが話題を呼びました。インサイドではキャラクターデザインを担当した実田千聖さんにインタビューするなど注目してきたタイトルです。

そんなシリーズの最新作を、編集部では一足先にプレイ。本日より開催の「東京ゲームショウ2018」カプコンブースにて試遊が可能なので、ぜひ本稿を参考に、足を運んでみてはいかがでしょうか。

◆前作を遊んだプレイヤーに対する配慮が細やか



本作は前作の5年前が舞台。孤島の収容施設に囚われたチアキ(cv.石川界人)の記憶を呼び起こし、とある事件の謎に迫ります。倒れていたチアキを助けたことをきっかけにある疑惑をかけられた「私」は、相談員として、チアキの事件に関わる失われた記憶を取り戻す協力をすることに。

ロゴやキービジュアルにあしらわれた「リコリス」。花のイメージは「パルマ」シリーズにとって重要な意味があります。黄色のリコリスの花言葉は「追憶」「深い思いやり」「悲しい思い出」など。どのような意図が込められているのでしょうか。

などと考えつつ実機プレイ。まず始めに感じたのは良い意味で変わらないということです。シリーズが進むにつれて雰囲気がガラリと変わってしまうものもありますが、『囚われのパルマ』は「閉ざされた空間でコミュニケーションを取る」という完璧な舞台設定があり、ここが崩れることはありません。前作からのプレイヤーにとっては馴染みのある、そして初めて触れる人は完璧に作り込まれた世界に圧倒されることでしょう。ちなみにお馴染みのNPCにもパートボイスが実装され、より豪華になりました。

こちらはゲーム内の通信端末「SABOT(サボット)」。
使い方のチュートリアルもしっかりしているので本作からでも大丈夫

看守を始め、サブキャラクターにもボイスが付きました!

前作をプレイした方は、新しいキャラクターと一から関係を築くことに不安があるかもしれません。しかし本作は新機能が実装されており、これまで以上の深い体験をすることができます。それは次の項で詳しくお伝えします。

◆新要素「視線」でよりリアルなコミュニケーション体験



本作の面会には新要素「視線でのアプローチ」が追加されており、コミュニケーション方法に磨きがかかっています。「目は口程に物を言う」ということわざの通り、人とのコミュニケーションには「目」が重要です。これまでもスマートフォン越しに「聴覚」「触覚」を使ったコミュニケーションでプレイヤーを楽しませくれましたが、ついに「視覚」をも取り込んだというわけです。

ジッと見つめられると恥ずかしくてつい視線を逸らしたくなりますよね
逆に見つめ返すと、また違った反応が返ってきます。


実際にやってみました。スマートフォンのジャイロ機能を使い、端末を左右に動かすことで自分の視線を移動させます。ついあちこちに視線を泳がせてしまいました。チアキからみたらかなりの挙動不審者ですね(苦笑)。まるでガラス越しに相手を見ているような、見られているような感覚でドキドキします。

これまでは「視線」を読む側であったプレイヤーが、今度は視線を読まれる側になったのです。よりリアルで、より臨場感がある面会シーンが実現していると感じました。例えばジッと見つめればそれに対して反応してくれますし、逆に視線を逸らせばそれを指摘される。そうやってこちらの視線の意図を読もうとしてくれるのです。プレイヤーの意図によって、チアキもさまざまな反応を見せてくれるでしょう。

◆一見横柄でドライなキャラクター チアキ


※こちらの画面はiPhone版となります。

さて、本作でお相手となるチアキについても触れておきましょう。「俺は……君を愛さない。」という強烈なキャッチフレーズとともに発表されたチアキは、前作のハルトとアオイとは違った雰囲気を纏うクールな印象の青年です。細かいところに気がつく鋭さがあったり、こちらを試すような質問をしてきたりと、ただものではない雰囲気があります。そのキャラクター性が新要素「視線」の効果を最大限に引き出しているのではないでしょうか。筆者はリアルな現代の若者っぽい雰囲気を感じました。まだ出会ったばかりですし、もちろんチアキの印象は人それぞれ。不愛想だけど、見るところはしっかりみている。一見とっつきにくそうだけど、素直な一面もある。そんなチアキと関係を積み重ねる日々は、きっと新しい体験を与えてくれるに違いありません。

※こちらの画面はiPhone版となります。

差し入れを送った翌日の朝は監視タイム!今作では監視カメラの向きを左右に動かすことができます。しかもAUTO機能もあるので彼を見失うこともありません。 喜んでいる姿をみると嬉しい反面、のぞき見ている背徳感がじわじわと……

メッセージツールでのやり取りも忘れずに。
リアルタイムでやりとりしている感覚が楽しめます。日常会話で関係を深めましょう



『囚われのパルマ Refrain』は、新要素「視線」により、さらに深く「パルマ」の世界に浸ることができると実感しました。他にもまだ新要素があるようですが、前作の良いところを踏襲しつつ、さらにディープなコミュニケーションの日々がやってくることでしょう。前作とは別アプリでのリリースとなるとのことなので、詳細やリリース日の発表をお楽しみに。まだ「パルマ」シリーズをプレイしていない方はこれを機に、前作『囚われのパルマ』のハルトとアオイに触れて、チアキとの交流に想いを馳せてみてはいかがでしょうか。


※画面は開発中のものです。 ※画面はiPad版のものです。
《みかめ》

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