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大人が本気で遊ぶ場所!GREE主催「第3回六本木ミニ四駆GP」で104人がガチンコ勝負

ゲーム系、ネット系、IT系、プロと合計65団体から104人の“大人の”レーサーがエントリーし、速さを競う個人戦トーナメントと見た目を競うコンクールデレガンスでしのぎを削りました。

その他 全般
こちらのコースでトーナメントが開催
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  • 練習コース
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  • 編集長のマシン
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ソーシャルゲームプラットフォーム「GREE」を運営するグリー株式会社(以下、グリー)のクラブ活動「ミニ四駆部」が5月16日、東京都六本木ヒルズ森タワーにある同社にて「第3回六本木ミニ四駆GP」を開催。ゲーム系、ネット系、IT系、プロと合計65団体から104人の“大人の”レーサーがエントリーし、速さを競う個人戦トーナメントと見た目を競うコンクールデレガンスでしのぎを削りました。

白熱のレース現場を写真で一気見!

ミニ四駆第3次ブーム到来


ミニ四駆は1980年代後半に『月刊コロコロコミック』(小学館発行)で連載されたマンガ『ダッシュ!四駆郎』や『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』 が火付け役となり、ガンダムのプラモデルと同じく子供たちの間でブームになった、ラジコンコントロールなしで走らせることができる四輪駆動の自動車プラモデル。

現在は、子どもだけでなく大人も遊ぶ第3次ブーム到来しています。かつてミニ四駆を遊んだ20代後半から30代を中心に大人のミニ四駆好きが増えたのは、2012年に13年ぶりに復活した「ミニ四駆ジャパンカップ」にて大人の出場枠ができたこと、2014年に創刊された大人向けの『コロコロアニキ』(小学館発行)で『ダッシュ!四駆郎』や『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』の新作が連載されたことがきっかけとしてあげられます。

グリーでも2016年11月に、現部長を務める村田卓優さんを始めとする熱狂的なミニ四駆好きが中心となって「ミニ四駆部」を発足。2017年5月には「第1回六本木ミニ四駆GP」が開催され、当初から業界問わず多くの参加者が集まりました。

104の戦う理由、されど共通する思いは一つ「ミニ四駆で思いっきり遊びたい」



同日の大会を盛り上げるため、実況者兼審査員として東京都池袋でミニ四駆BAR 『DRIBAR』を経営するアストさん、ミニ四駆の誕生から「前ちゃん」の愛称で親しまれ、またブームの火付け役として“ミニ四駆の神”とも呼ばれる元TAMIYAの前田靖幸さん、招待レーサーには数々のミニ四駆レースの大会で優勝し、「第2回六本木ミニ四駆GP個人戦」でも優勝しているしょーくんがゲストとして呼ばれました。

ミニ四駆専用バッグや『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』のフィギュアを賞品に用意

速さを競う個人戦トーナメントは、予選トーナメントの勝利回数によってA・B・Cの3クラスに別れ、同等レベルのレーサーで決勝トーナメントを戦うというルール。見た目を競うコンクールデレガンスの参加希望者は自由なタイミングで大会中に用意された台の上にマシンを展示し、個人戦トーナメント終了後に審査員によって10台が選ばれるというもの。どちらも優秀な成績をおさめた人には賞品が送られました。

こちらのコースでトーナメントが開催
グリーのセミナールームに巨大なコースが設営されました


同大会のために作られたグリーオリジナルのバンクがコースの難易度を上げています

会場では開始前から入念なマシンのメンテナンス、本番のコースや練習コースで走らせる参加者の姿が多く見られ、トーナメントに臨むにあたって熱量がうかがえます。それぞれ負けられない理由がありました。

ある者は先輩のために


「先輩の代わりに急遽、参加することになったんです」と語ったのは、会場にいた数少ない女性レーサー。ミニ四駆を走らせること自体が初めてということもあって、表情からはやや緊張が見られましたが、その後、予選を勝ち抜いてBクラスの決勝に進んで勝つ喜びを知った際には「勝つと嬉しい!」と朗らかな笑顔を見せてくれました。

また、ある者はファンのために




本番のコースと同じバンクを使って、マシンのブレーキのかかり具合を入念にチェックしていたのは、自ら動画配信をしているという鷹丸さん。調整のポイントを聞いた所、「今回のコースは減速する必要のないレイアウトなので、ブレーキを抑えていかに小ジャンプをさせるかですね」と語りました。第3次ブームでミニ四駆を再び始めたらしく、大人になったことで月2万円はミニ四駆代に使っているとのことです。動画を楽しみにしてくれるファンのためにも「みっともない形では帰りたくない」と自らを鼓舞していました。

前回優勝者として負けるわけにはいかない


同体会の招待枠である前回優勝者のしょーくん。物腰の柔らかい紳士ですが、ミニ四駆を語る時の目の輝きが印象的でした。今回のコースについては、「グリーオリジナルバンクから平らなスロープに入った際に飛ばされないように、ジャンプさせられてしまうドラゴンバックではコースの外に投げ出されないように、マシンを調整する必要があります」と説明。さらに、「速度を上げ過ぎればコースアウトしますし、かといって、守りに走ってブレーキをかけ過ぎたら勝てない。まるでチキンレースのよう」だと難しさを語りますが、難易度の高さにどこか嬉しそうにも見えました。熱い。

そして、編集長も…


レース開始が近づくにつれ、レーサーたちの緊張や高揚感が高まって会場の空気がピリピリとする中、1人だけリラックスしている男性がいました。筆者の上司に当たるインサイド編集長です。同大会のレポートのために自ら参加した編集長は「自信はありますね。俺のブロッケンGを信頼しています」と、筆者が尋ねる前から自信を口にします。

普段から大会に出ているわけでもないのに緊張の素振りが見られないことに対しては、「大事なのは勝利のビジョンです。今から表彰式での優勝コメントを想定しています。どこまで自信を強められるかが大切」だと精神論を熱く語ります。「このブロッケンGの塗装は同じ編集部の末永君がやってくれました。いわば編集部全員の思いが込められています。だから負けるはずがないんですよ」と不敵に笑っていました。すごく良いこと言っているんだけど、本当に大丈夫かな?

トーナメント開始!コースアウトが続出するほど速さを追求するレーサーたち



コースアウトする確率が高い難関コースのため、スピードを抑えて確実に走り抜けるのが何より大事になります。なので、ひょっとしたら手堅く行くレーサーが多いのではないかと思いましたが、ふたを開けてみたら、実況のアストさんも「今日はコースアウト多め!」と言うほどコースアウトするマシンが続出。筆者が間違っていました。これは速さを競う戦い。ここは限界ギリギリの速度を追求する“速さに魅せられた人”が集まる場所でした。



予選・決勝ともに先に3週したマシンの勝利というルール。視認どころか、筆者のカメラ性能では捉えきれない速度で走り抜けるマシンの圧巻のスピード。目の前でコースから投げ出され空中で回転して地面に叩き付けられるマシンのダイナミックな迫力。一喜一憂するレーサーの表情と熱量。目の前には、仕事とはまた違う本気さで遊ぶ大人がいました。


実況のアストさんが言うには、「一回のミスで相手の逆転を許してしまう」のがミニ四駆レース。前田さんは「マシンを離したら、後は念を込めましょう」とアドバイスをし、そのアドバイス通りに念を込めた編集長のマシンが、無事に走り抜けることができ、Bクラスの決勝トーナメントへ。これはひょっとすると、ひょっとするかも……?



決勝トーナメント、優勝したのは……



しかし、物事は甘くありません。決勝トーナメントを早々に敗退してしまった編集長。敗因はタイヤが外れてしまったゆえのコースアウトでした。ちゃんとメンテナンスしたのかな?


打ちひしがれる背中に近づくと、「こんなはずじゃなかった……」と呟く声が聞こえてきます。その双肩に編集部の思いを背負っていたのは間違いなく、編集部の皆に合わせる顔がないと思い詰めているのかもしれないと心配で声をかけたところ、「今日の敗北は、これから始まる伝説の序章に過ぎない…!」と、熱くリベンジを誓っていました。

編集長はさておき、Cクラス、Bクラス、Aクラスの順番で行われた決勝トーナメント。最後まで勝ち抜いたのは、やはり普段からコンスタントに様々な大会に出ているようなレーサーたちでした。

C クラス優勝のほりさん

ほりさんのマシン
Cクラスを制したのは、ほりさん。Cクラスでの優勝は嬉しいものの、「Aクラスで戦えず悔しいです」というのが本音で、「週末のレースに合わせてずっと調整して来たので、今日のコースに合わせきれなかった」とマシンメンテナンスの難しさを覗かせました。決勝トーナメントともなれば、各クラスとも大きな差はなく、実況の前田さんも「Cクラスにもポテンシャルの高いマシンはたくさんある」とレベルの高さに驚いていました。

Bクラス優勝のしろっこさん


Bクラス決勝トーナメントにおいて、走る度に安定感を増し、速度を上げ続けたのが、しろっこさん。決勝戦もダントツの速さで走り抜けて優勝しました。これだけ安定して速いのにAクラスに上がれなかった理由を尋ねると、「予選の最初のレースに気合いを入れ過ぎて調整が合っていなかった」とのこと。

回を追うごとに安定した走りを見せたことに対しては、「コースの特徴をつかんだセッティングに慣れたからです。短時間でコースに合わせたメンテができる人がAクラスに進んだと思っています。次も参加したい」と、取り組む課題を見据えていました。

しょーくんが2連覇達成!速さだけでなく駆け引きでも魅せる



同大会の最速レーサーが決まるとあって多くの人がレースを見守る中、Aクラス決勝トーナメントが始まり、激戦を制して優勝したのは前回優勝者のしょーくん。優勝が決まった瞬間には、大きなガッツポーズで喜びを爆発させました。レベルが高く厳しい勝負が続いた大会だったので喜びもひとしおだったようです。最後は負けん気に加えて、駆け引きが功を奏したと語ります。

再度、ガッツポーズ
「トーナメントは予選から周りに自分のマシンを見られていますから、決勝までわざとモーターを変えずに走らせたんです。実は同じモーターでも一つ一つ性能が微妙に違い、速さが変わって来る。決勝まで一番速いモーターを温存し、決勝では周りが自分のそれまでの最高速度に合わせて調整して来るだろうから、モーターを変えてもう一段先にある速度を披露しました」。

なんとも奥深い。ミニ四駆は高いパーツを使えば速くなると思っていた所があった筆者でしたが、メンテナンスのテクニックや駆け引きなど勝負を決める要素は複雑だと知りました。しょーくん、優勝おめでとうございます!

コンクールデレガンスが終わって表彰式、同大会開催の目的とは




個人戦トーナメントが終わった後は、コンクールデレガンスを開催。用意された台の上に参加者のマシンがずらりと並べられ、前田さんとアストさんが10台を選びました。トーナメントで走らせたマシンだけでなく、このためだけに準備されたマシンもたくさんあって、力作揃いに前田さんも一つ一つ見て唸っていました。


表彰式では、グリーの取締役でミニ四駆部顧問でもある前田悠太さんが直々に表彰状を授与。優秀な成績を称えるとともに、「これからも人生のコースアウトなきよう頑張ってください」と激励しました。


最後に、同大会を企画した村田さんは「毎回そうですが本当に楽しかったです」と振り返りました。ミニ四駆が大好きだったことから第3次ブーム到来時、会社にいくつかコースがあったことや、公認されれば部費も出ることから部を立ち上げた村田さん。どうせ大会をやるなら有名人を呼んだり、賞品を用意したりしたいという思いから、ミニ四駆第1次・第2次ブーム当時、絶大な人気を誇っていた前田さんに直談判して第1回大会からゲストで来てもらっています。

同大会の目的はあくまでも、「大人が真剣に遊ぶ場を提供する」こと。副次的に交流会を兼ねてはいるものの、とにかく夢中になって存分にミニ四駆を楽しんでもらいたい思いから、今後も継続して開催していきたいと語ってくれました。次回は筆者もミニ四駆でレース参加したい。

Aクラスのベスト3

Bクラスのベスト3

Cクラスのベスト3
《乃木章》

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